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そんな折、飛行機のマイルの期限が近づいているのに気付いた。
で、マイルで夏にヨーロッパに行こうと思った。
スイスに久しぶりに行こうと思った。空席もある。
すると、ふと、考えがよぎった。
「ビョーブソロより夏のマッターホルンのソロの方が簡単じゃねーべか?」
・・・??
確かにそうだ!

そう思ったら私の性格上居てもたってもいられない。
トレーニングを人工登攀から岩稜登りに変更することにした。
そこで必要となるのは、登山靴とアイゼン。
そのどちらも既に数年前に処分してしまった。
はやく新しい登山靴を買って慣れておく必要があると思った。
雪山登山の封印を解き、急いでアイゼンと登山靴を調べてみた。
調べてみると、夏のマッターホルンには、”スポルティバ トランゴS EVO GTX”の登山靴が最適のようだ。
その靴で登っている人が多い。評判はとてもよい。
すぐに名古屋に行き、頭の中では決めていたスポルティバのトランゴSを試着してみた。
んー??
どうも、しっくりこない。
アイゼンを装着して登る私のアルパインスタイルとは違う感じがした。
シリオの登山靴も試したが、私の足型に合わない。
そこで、店員さんが”マムート マムーク GTX ”という靴を勧めた。
私としては全くの想定外の靴だった。事前研究もしていない。
でも、履いてみると私の足にピッタリ



「こりゃいいわ!」が最初の印象だった。
足入れがすごくいいと感じた。
店内を歩いてみると昔の冬靴の感触が戻ってきた。
値段は予算オーバーであるが、これに決めた。
厳冬期の本当の冬靴ではないが適当に遊ぶなら十分な靴だ。
マムートのマムーク。社名と品名が似ているので私の頭では覚えにくい…(おバカ)
次に、このマムークGTXに合うアイゼンを試した。
というより、”ペツルのリンクス”を店員さんが最初に装着したら、ピッタシ合っている。
定価が3万円もする。高い!
私は、最初はスポルティバのトランゴSにグリベルのアイゼンぐらいでいいと思っていたので完全に予算オーバーだ(涙)
でも、結局、アイゼンはペツルのリンクスにしてしまった。
家に帰り、さっそく色々と調整してみた。
リンクスの特徴はどんな靴にもアジャストできるという謳い文句である。
実際に試してみたがそれ程でもない。
苦労して調整したが結局はデフォルトの位置が一番よかった。
色々変えても余り変化しないというのが私の感想だ。
そうなると普通の12本爪のアイゼンでいいと思った。
リンクスは、6角レンチで前爪をモノ(1本)にも出来る機能がある。
しかしながら、果たしてモノのツァッケにして今後私はこれほどの登り方をするのだろうかという素朴な疑問が湧いた。
むしろ、前爪を交換できるというメリットの方が大きい。
ただし、別売り価格は何と前爪だけで9450円もする。高すぎる!!
形が変わらないうちに買っておくべきか悩む。
どちらにしてもこれから私の一生の山の仲間となる。大切にしなければ…。
大切に一生使うアイゼンとするなら、やっぱり前爪を今のうちに買っておくべきなのだろうか?
オジサンは悩む悩む。ツァッケごときに悩んでいる。
どちらにしても金欠になった

【追記】悩んだ末に一つの結論。
やっぱし、ペツルのリンクスは氷瀑専用に大切に一生使う。つまりツァッケ(別売り9450円)はもったいなのので買わない。
そのかわり、縦走路や低山の雪山やミックスが多い場所のために”グリベル エアーテック アイゼン(1万8千円)”を買うことに考えが変わってきた。
このグリベルを研いで使っていけばいいと思った訳である。
ほぉ〜〜
ペツルのアイゼンですかぁ??
でも、お見受けしたところ・・
前爪・・プラスティックでもいいのですかね??
交換できるってことは・・壊れるよってアナウンス?
岩で前爪を懸けて登って・・ポキッって・・ないのかな?
すみません・・知らないもので・・
で、靴がマムートですか・・
マムートあたりは、足の幅が細くてわたしの4Eでは、無理ですね・・(^^;
ミュウレンさんは外人さんのように細くて指が長いのかな??
にしても、飛行機代よりも滞在材費とかいろいろいるでしょうに・・
しかし、いよいよ出陣ですか?
頑張ってください
でわでわ
わたしも、冬靴検討しはじめたところです・・
物入りですね・・なににしても
uedayasujiさん、こんにちは!
そうですよ、前爪はプラスチックでいいのですよ!
他の爪はチョコでもいいのですよ
ポッキーチョコで作った爪でポキポキ爪を折りながら登りましょう!
別に私は壊れた訳じゃないですが、ま、そのあたりですね
私は幅広なんですが親指が長いエジプト型で甲は低い変な足です。
uedaさんは4Eならシリオがいいでしょうね。
ただし、幅広すぎるとアイゼンが合わない可能性もありますね。
そのあたりがチェックですね。
私のマムートの靴は日記に書いたように全くの想定外でした。
でも、一番大切な靴選びですのでもう少し検討しても良かったかなと思ったりしています。
う〜〜ん
ソロでマッターホルンですか!
スゴいですねぇ
ヘルンリ稜ですか?
若い頃、行こうと思いましたが、ソロは恐いので、止めました
で…。
私のピッケルも、磨いたら光って来ました。
命が吹き込まれた様に見えます
まだ、磨き足りないですが…。
(このピッケル、実は、シャモニーで買ったモノなんです)
私のアイゼンは、鍛造の8本爪です。
当時は、攻撃的な登攀はしなかったので、
出っ歯は逆に邪魔と思い、このアイゼンにしました。
今も現役ですよ〜
ただし、脱着が面倒なので、6本爪の軽アイゼンを今年から愛用しています。
私は、もう、オジイなので、おとなしく登ります。
ソロは気をつけて下さいね〜
ringo-yaさんこんばんは。
ほんと、私もオジイなので正に年寄りの冷や水とは私のことです
ピッケルの錆を落として磨いてやると、なんか言葉が出て来ますよね
実は問題外な話ですが冬のマッターホルンに登ろうとツェルマットに入ったことがあります。23,4歳の頃でした。登る以前のおバカな話だったので問題外ですが、夏のガイド登山ならイモトが登れたように根性と体力があれば何とかなりますね。下りはガイドに吊るし降ろされる感じみたいです。まあ、ガイド料が12、3万円ぐらいですから日本人はドル箱ですね。
ガイドレスの場合は岩登りの技術よりもルートファイディング自体が核心部のようです。登り自体は3級程度ですのでルートを間違えなければ難しくはなく、ロープを使わないでソロで登った人の記録も読みました。あとは天候の要素が大部分ですね。
私の場合の核心部はuedaさんのコメントじゃないですが資金繰りです。飛行機代より滞在費の問題です。サボりまくった罰が当たっています。
マムーク GTX ですか、私も先日購入して、道内で試しに履きましたが、悪くは無いですね。
私はインソ−ルは使用しませんが、これなら疲れませんね・・。
ペツルのリンクスは、刃が少し長めですので、慣れるまで少し歩きにくい、と言う人もいますね。
マッターホルンへ登られるのですね、北壁or東壁どちらのコ−ス?
北壁は嵐に巻き込まれると大変なのでお気を付けて下さい。
nonkibouさんこんばんは。
ってことはnonkibouさんと同じ靴ということですね
(^^)/わーい
やっぱり知的な人は靴の違いが分かりますね(私はちがうけど
ルートは普通のヘルンリ稜です勿論。
まあ大言壮語の続きじゃないですが、やがてはガイドとなら夏の北壁も登れそうな気がしてきました。むかし北壁を登った人の話を聞くとヤギが落石をするそうですね。
ただ先ほどから調べているとヘルンリ小屋がクローズのようです。ということは大変なことになる可能性があります。シュワルツゼーから登るかヘルンリ小屋の外でビバークするかソルベイ小屋でビバークするかの選択になります。私は根性でシュワルツゼーから登ろうと思っています。そうなるといつもの年のプラス4時間の行動時間になります
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