今回の南岸低気圧による記録的な降雪に関して、ヤマテンの猪熊氏が昨日のブログで「低気圧の進路が影響している」と書かれています。
http://blog.goo.ne.jp/yamatenwcn/e/609d56c9268953d544314ebd925baa71
(ブログは著作権保護されていますがリンクは大丈夫ですよね?)
私も今回の南岸低気圧による降雪は当日の朝に私自身が病院に行くこともあって気になっておりましたが、これほどまでの大雪が(特に甲府で)降るとは思いませんでした。ただ、私の近所は14日の午前中に雨に変わりましたが…。
気象庁は、「予想より気温が下がり、降雪量が増えた。わずかな気温の違いで雪になったり雨になったりする」と釈明しておりますが、確かにそうかも知れませんが、100年以上もの観測期間で最大の歴史的な大雪になったメカニズムを釈明よりもヤマテンさんのように解説して欲しいものだと思ったりします。
南岸低気圧の進路が北上後に静岡付近で急に東進したことと寒気が居残っていたことが特に甲府あたりの大雪の理由ということなんですかね?そのあたりの低気圧の進路と速度の影響による大雪は正直なところ私にはよく分かりませんが、またしても今週も南岸低気圧が前線を引っ張る方向で東進しております。寒気も残っていますのでまたしても今週も大雪の可能性はある訳です。
数値予報として便利なGPVを使って今週の南低の進路を見ると、低気圧の東進が連続している感じなので先週末の大雪とは違う普通の春近い南低だと思いますが、まあ、油断はできません。
ともあれ、まだ大雪の影響の残っている地域の皆様に改めてお見舞い申し上げます。
http://weather-gpv.info/
↑GPV気象予報
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E5%B2%B8%E4%BD%8E%E6%B0%97%E5%9C%A7
↑ウィキペディア南岸低気圧
>わずかな気温の違いで雪になったり雨になったりする」と釈明しておりますが・・
この程度の説明なら、小学生でも出来ますね。
気象の予報も色々ありますが,GPVはロングな予報には良いかも知れませんが、少し解像度は粗くていまいちでは、MSMの方がましかな?
ヤマテンの猪熊さんとは、登山研修所でちょくちょくお会いしますが、素人さんでも理解できる様に説明してくれますね。
まあ、海外の高所地域に出かけるトレッカーさんも、彼の「気象予報」を頼りにしているぐらいですから・・。
>この程度の説明なら、小学生でも出来ますね。
本当ですね。100年に1度の大雪の説明じゃないですね。
私は富士山の後ろに気流の渦が出来た吹き溜まりのような気がしております。全くの素人推測ですが。
GPVは精度よりも傾向をとらえるには良いツールだと私は思っています。台風位置なども面白かったですが、現状をより重視するので曲がらない予想の方が多い気がします。
文部省登山研修所で猪熊氏とお会いされているのですね。やっぱりと言うかさすがですね。
コメントありがとうございました。
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