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基礎講習では赤十字や赤十字救急法についての概要説明を受けた後
まずは救急法を実践する際の心得について学びます。
そして手当の手順・心肺蘇生に関する内容を学びます。
守るべきことは・・・
• 自分自身の安全確保（二次事故の防止）
• 原則として医薬品は使用しない（医療行為となるので）
• 医師、救急隊に引き継ぐまでの手当てにとどめる
• 必ず医師の診療を受けることをすすめる（忘れそう・・）
• 死亡の判断はできない
（自分の判断で心肺蘇生をやめてはいけない・・・厳しい）
自分が普段携行している薬を、どうぞってお裾分けしそうだけど
それはNGということを学びました
＜手当の手順＞
• 傷病者の発見
• 周囲の観察（二次事故の危険有無、避難の必要有無、傷病の原因把握）
• 傷病者の観察（大出血等ないか？意識の有無）
• 意識無しの場合、直ちに手当・通報
- 意識障害・気道閉塞・呼吸停止・心停止・大出血・ひどい熱傷・中毒は
どれかひとつでも当てはまれば直ちに通報・手当
- 意識有りの場合は救急員要請講習で学ぶ応急手当を実施
• 協力者を求める（119番とAEDの依頼）
• 呼吸の確認
（普段どおりの呼吸有無、鼻口からの息を感じるか、胸の動きがあるか10秒以内に判断）
• 一次救命処置と救命のための応急手当
• 体位調整・保温
• 救急隊へ引継ぎ
• 医療機関へ
ひとりで全部やるのは大変だと思います。周りの人にお手伝いを頼めるかどうか・・・
自分がヘルプを頼まれたら協力したいものです。
＜心肺蘇生（CPR）のポイント＞
• 普段どおりの呼吸が戻るまで続ける。（戻った後も観察必要）
• 救急隊に引き継ぐまで続ける。
• 救助者に疲労・危険がせまり継続が困難にならない限り続ける。
• 気道確保しないと適切な人工呼吸はできない。
• 心肺蘇生後もAEDの電源は切らない。パッドは取らない。
• できれば通信司令員（119番の）からの口頭指導を要請する。
※コロナ対応でCPRのやりかたが少し変わっています。
＜新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた市民による心肺蘇生について＞
http://www.jrc.or.jp/information/200529_006215.html
実技でCPRをやりましたが、5分続けるのはかなり大変です。
（確か救急車が来るまでの実績が平均8分30秒くらいだったかな）
誰か交代できる人がいると良いですね。
以上が基礎講習（ファーストエイドプロバイダー）のポイントです。
次回は救急員養成講習のポイントです。
写真：今日は出社して昼食は外で。台湾料理屋でトマト牛肉麺。
ちょっと想像してたのと違ったけど、まあ美味しかった。
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