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アシモフが好んだ書き出しの一つが、古代ギリシャの科学者(自然哲学者)達から話を始めるというもの。
今から二千年以上も前に、地球の大きさを測ったり、月までの距離を計算したり、太陽の大きさを計算したり…シラクサのアルキメデスや、サモスのアリスタルコスや、キュレネのエラトステネスといった偉大な科学者たちが生き生きと描かれていて、子供心にも畏敬の念を抱いたものでした。
さて時は下って現在。情報化社会の便利なことの一つは
大抵のものであれば結構簡単にネットで入手できること。先日私はネットでこんな本を買いました。
「世界の名著 ギリシャの科学」
アリストテレスやユークリッドもすごいのですが
私が誰より何より惹かれてこの本を買った理由にもなったのが
サモスのアリスタルコスが、月までの距離を数学と観察とから導き出す著書がこの本に収録されていること。
本当はエラトステネスの有名な計算(地球の円周を求める話)も収録されていればなお言うことがないのですが
あんまり贅沢を言ってはいけない。
アリスタルコスだけで十分満足。
数学が苦手な私にとっては簡単な文章ではありませんが
徒然に楽しく読みたいと思います
ちょっと重すぎて山に持っていくわけには行きませんが
アシモフ、懐かしいです。十代の頃、『ファンデーション』だったかな、SF小説読んだ記憶があります。そんな新たな歴史科学の研究で未来が、予測できていく事にわくわくしたのを覚えています。
そして、自分『ユークリッド原論』購入しました。お小遣いためて、確か8000円。高校生にとって大金でした。整然とした理論展開が魅力的でした。
なんだか遠い昔の夢いっぱいだった頃の自分を思い出す事ができました。
akagera02さんこんにちは。
ファウンデーション私も読みました。懐かしい
ユークリッド原論もこの本に納められているようです。アリスタルコスの後に読みますよ
本自体、私が生まれる前に出版されたものですが、今でも色褪せない面白い本です。
中古も中古だから安いですし。
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