仕事柄、マズローの欲求五段階説などという話が時々 話題に上ったりします
端折って言うと 人間の欲求は 低次元なものから順に
・生存の欲求 生存に必要な欲求 食欲とか睡眠欲とか性欲とかそういうの
・安全の欲求 もう少しより良く生きる 危険からの保護とか 安全な住まいなど
・所属の欲求 社会性の欲求 団体に属したい、愛されたい、仲間を持ちたい
・承認の欲求 褒められたい、認められたい
・自己実現の欲求 能力を発揮して自分らしくありたい なりたい自分になる
という五段階になっている(六段階という話もありますが)
という学説です
私は 日本に生まれ育ち 会社に入って それなりに普通な暮らしをしていますので
生存とか 安全の 欲求は まあ満たされているといってよいでしょう
家族もあるし 会社では 自分のチームもあるから
所属と愛の欲求もほどほどに満たされていそう
次の 承認の欲求 これはなかなかハードルが高い
だいたい人間というものは 他のものがそれなりにそろうと 承認の欲求 に飢えることになると 相場が決まっているので
ある程度 事業などで成功した人が 勲章を欲しがったり
多額の寄付をして 記念碑を建ててもらったりする のは この口ですね
ただでさえ私は 自己肯定感みたいなものが弱いのです
あんまり褒められたり認められたり しないで 育ったから。
自己肯定感が弱いと 自分で自分を褒める みたいなことが なかなかできません
多少 人に褒められても 信用できなかったりもする
口だけ お世辞言ってんじゃないの?というような感覚
それで はたと思い至りました
私が山に登る理由の 半分ぐらいは 承認の欲求なのだ と
もちろん きれいな景色を見たい とか 花を見たい とか
気持ちの良い稜線を歩きたい
という素直で 純粋な 理由もあります
でもそれだけではない
山頂を踏みたい
2000mの山頂に登ったら 次は2500mに登りたい 次は3000mに登りたい
日帰りの次は 小屋泊 テント泊
20km 歩いたら 次は30km
…と
自分を認められる 明確な何かが欲しくて 登っている という部分が結構あるのです
そう思うと 山歩きをするには 不純な動機だな とも思ったりもします
でもでも
私は 煩悩多き 普通の人間だし
悟りの境地に達するほどの年齢でもない
頭は盛大に白髪ばかりになって 黒というより ほとんどグレーですが
不純な動機で 山に登ったって いいじゃないか
と思う
景色もいいけど 自己承認も
さあ今度は 表銀座でも テント担いであるいたら 自分を認める気持ちも すこし生まれて いい気分になれそうだぞ
ついでに 景色も素晴らしいはず。
あとは 休みと お天気さえ…
killiya731さん、はじめまして こんにちは
お山に上る理由なんて人それぞれで、
ぜんぜんOKじゃなないですかね。
さらに高い次元の欲求に動かされてるわけですしね。
フォースと共にあらんことを。
私は、
「衣食足りて礼節を知る」ってことわざ思い浮かべました。
higurasiさんこんにちは
コメントありがとうございます
衣食たりて礼節を知る … それも同じことですね
たぶん
生存の欲求が満たされて 初めて 所属や愛の欲求が生じるということですから
人それぞれの理由で 山に登ればいい
心が軽くなるアドバイス
ありがとうございます
フォースは なかなか私とともに 居てくれないようですが…
ranger9-1さん こんにちは
コメントありがとうございます
私の場合は 人に認めてもらう というより 自分ですね
自己承認。
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