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チャランゴは南米アンデス地方の民族音楽でフォルクローレに使われる弦楽器です。小さな割には掻き鳴らすと結構音量があります。弦は5コ−スの復弦で計10本あります。ただ調弦がギターの様に低い方から高い方へと順番になっておらず、ばらばらなのでメロ弾きには慣れが必要です。が、かく言う私はコード弾きしかできません。しかも♬花祭りと♬コンドルは飛んでいく限定。昔、職場にケーナ吹きの上司がいて半ば強制的に伴奏させられました(笑)。
何故アルマジロかというと、一説には現地が高山が故にあまり木材が無く、食用にしていたアルマジロの甲羅を利用したそうです。写真でもわかるように背中の毛もそのまま残っていて、弾いているとチクチク痛かったりします。楽器としては一本の木をくり抜いた胴体の方が精度が高いので今の主流になっているみたいです。ただアルマジロ物はワシントン条約で輸出入が規制されているので稀少ではあるようですが。
写真にあるアルマジロとカルカス風の物は無銘ですが、一番左は一応、ボリビアのアチャ製の物です。
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