調べてみると、これはもう逃げるが勝ち、あるいは逃げるしかない、という結論のようです。つまり結局はどうしようない、ということかと思います。それでも、怖い。やはり護身は考えてしまう。
そういうこと考えている、オマエが一番怖い、とクマに言われそうで、それは事実そうなんだろうとは思います。つまりクマに身も心も預けてしまうというのが一番の平和的な解決の方法?なのかもしれません。
しかしそんな強靱な信仰?が当方にあるわけもなく、また世の中にはいろんな神様もあり、どんな絶望の中にあってもポセイドンアドベンチャー(ご存じ?)の牧師さんのように「生きるんだ!」と励ましてくれる神様もあるようで、そこはイヤハヤ、ドタバタ、のたうち人生を繰り返さざるをえません。
そこでいかにドタバタ、ジタバタすればいいのか、つまり護身の術?について色々と考えてみました。
まずは熊避けスプレー。
調べてみるとこれは最終兵器らしい。これはすでに持っております。しかし実際の場面で使えるのか、実にこころもとない。
つぎにはナイフ、鉈。
これはリアルな場面を想定してみるとすでにくたばっているような気がします。
ライフル・もしくは銃?
これは護身としては最強のような気もしますが、刀を捨てた我がご先祖さんの歴史から考えるに護身としては所持自体許されておりません。
ということで、何が出来るか、という場合、距離がとれるかが大事なのではないか、と考えました。
まずはナギナタ。ナギナタぐらい柄が長い鉈?があればいいのではないか。しかし、そのスタイルは新たな弁慶になってしまうだろうし、重くて山を歩けるようには思えない。
ストックを改造して梅安さんの針(ご存じ?)のようにしてしまう。これは捕まるような気もする。
ピッケルがそちらの面では一番いいのかもしれませんが、職質?ぐらいの対象にはなるでしょう。しかしいくらその世界のエンドユーザー未満の山男?にしても山男たるもの、なんかピッケルを冒涜しているような気もしないでもない。
そこで出会ったのが「造林鎌」なる、山仕事の道具。
ワタクシがクマ対策として想定している山は、京都北山です。他の山では考えておりません。つまり里山のようなものです。山行きスタイルの姿形とはもちろん合いませんが、そういう理由で道具自体は何の問題もなく、山仕事されているご近所の人々は普通に持ち歩かれている。山歩きとして考えても山道の整備という理屈なら充分持参の理由は満たす。
これしかない。これをストック代わりにする。
けれどこれってけっこう重いのが玉にきず。それでもこれを手にして山に入るのがいちばん心安まる出発のような気がいたします。
まずワタクシ、この造林鎌に「ほぼ日」の「おちつけ!」キーホルダーをつけて、スギ花粉シャワーまっただ中の北山山中リベンジを目指したいと思います・・・
※以下の記事?を参照させていただきました。
https://www.yamareco.com/modules/plzXoo/index.php?action=detail&qid=442
※ほぼ日の「おちつけ」ホルダーは以下参照
https://www.1101.com/store/ochitsuke/goods/index.html
鉈で鼻先殴り付ける方がまだ効果あるような(やりたくはないですが)
熊には基本、こちらから動かない方がいいと思います。現場で何度か出くわしてますが、みんなさっさと逃げてくれてます。
昨日バカなことに実際持参し、山をうろつきました。重かったです。
まぁ、気持ち的には確かに安心の部分もあったとは思います。
山は静かでした。とにかくひたすら突然の出会いを避ける用心が一番大事だなと強く思いました。
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