日本百名山

『日本百名山（新装版）』深田久弥　新潮社　1964(1991）

日本百名山です。深田氏個人が選んだものとして深田百名山とも呼ばれます。
およそ400ページの中で100座が紹介されています。

1座あたり平均3〜4ページといったところでしょうか。
主に山の歴史や山の名前の由来などについて書かれています。
登山前にはその山について一読してから山行に望むと良いと思われます。

他にも

深田久弥のファン組織である‘深田クラブ’によって、創立10周年を記念して1984年に選定された『日本二百名山』

日本山岳会の『山日記』編集メンバーによって1978年に選定された『日本三百名山』

田中澄江の『花の百名山』

岩崎元郎選の『新・日本百名山』

そして各地の百名山などがあります。

昨今の登山ブームも百名山の本やテレビなどの紹介があったからなのでしょう。
登山者が増えたために登山道や山小屋が整備され，山に気軽に触れることができるようになりました。
ただ一方で山の観光化が進んだり，環境面での問題も表れてきているようです。
遭難事故の件数増加も懸念されていますね。

山に対する感謝の気持ちを忘れずに，マナーを守って安全に。
楽しい山行をしていきましょう！