歴史家の名山にさらに注釈を付けると、余計なことをするなと言われそうだが、しかし言いたい。300名山の他にも、好きな山があるからだ。
あと100山あるなら、それは400名山になる。本気かよ?ウソっ気だよ。でも思う。縦走の途中の山じゃなくて、その山だけに登るための夏のルートが立派にあること。僕が登ったことのある、好きな山であること。
301峰 大源太(だいげんた)山1598m(新潟)
上越のマッターホルンとはこの山のこと。上越が趣味で知らないというのは、はっきり言ってもぐり。七つ小屋の主稜線からだと低いチンケな山だけど、湯沢の特にハーブの露天風呂から見てしまうと、欧州のマッターホルンにも勝る。
302峰 エビス大黒の頭 1888m (上越稜線)
地理的には、仙ノ倉と万太郎に挟まれた位置にあるのだが、しかし赤谷(あかや)川の川古温泉からのルートは、直にこの山の鞍部に到達するし、南斜面から上越稜線に出られる数少ない好ルートでもあるわけだ。両隣の山に行ったついでと言っても、大きすぎて行ける人は少ないね。
303峰 武能(ぶのう)岳 1750m (上越稜線)
土樽から蓬峠に上がって、どこかの頂上を踏もうと思うと、この武能岳になる。谷川岳の有名な西黒尾根を登って、北に見える台形の急峻な山は一体何だ?と思うと、それは武能岳である。三角点はないが、国土地理院にも荒らされてないということ。日帰り登山者は、ここまで登ってまた蓬峠へ下っていくが、茂倉方面に周遊すると夕暮れになる。さらに積雪期には、武能岳西尾根という好ルートは過去にどれだけの岳人を育てたか。(上越ばっかりじゃ飽きるから他へ行きます)
304峰 越中駒ケ岳 2002m (富山県)
場所は剣岳の北方稜線。毛勝を超えてその向こうの名山。脇には僧ヶ岳も控える。白馬の北方は誰もが知る栂海新道なのだが、剣の北方は難しすぎて道もない。だから縦走は無理だが、宇奈月からでも反対からでも道がある。毛勝も剣も大きく、後ろには日本海が迫る。全国十数峰の駒の中でも、甲斐駒と越後駒には負けるけど、その次くらいの名峰。
305峰 頚城駒ケ岳 1489m (新潟県糸魚川市)
ついでにもう一個の駒ケ岳。頚城の雨飾周辺は溶岩だらけの海底火山群が隆起したわけで、奇峰怪峰がいくらでもあって、登山道がない山もあり、しっかり登れる山にこの駒ケ岳。上部のプラトー(台地)は、ブナの原生林が500株以上も残っていて、急峻な山だったから伐採を逃れたと言われる遺産価値の山でもある。
……、ああ探し出すときりがなく、この辺じゃ昼闇山(ひるくらやま)は春のスキールート、明星山などいくらでも。
306峰 海別(うなべつ)岳 1419m (北海道・知床)
標高だけを言うなら、知床とは低い山だとお思いでしょうが、海抜0mから登るわけだし、そこにはすでにダケカンバが生えていて、森林限界が700mで、そこから這い松帯だと言えば、本州に来れば3000mといい勝負。
北海道に200名、300名山が少ないのは、深田クラブの面々も、早々北海道の山を知らなかったわけで、素晴らしい山はいくらでもあるんですね。半島最北の知床岳も同じこと。
307峰 錫杖(錫杖)岳 2168m (北アルプス・新穂高近く)
北アで2100mなんて、雑魚ですよ。でも、クリア谷を上がっていくときに、あの奇峰を見上げてしまうと、いったいなんだ? 穴毛谷から見ても、錫杖上部は滝谷にも勝る?
冬のアルパインの山ですが、岩峰のコルまで誰か道付けてくれませんか。残雪期ならコルまでは登れそうです。見たことがあるだけ。
……疲れてしまって、おしまい。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する