コロナ前は皆無だった予約の必要なテント場が増えたように感じます。なかには予約なしの場合は二倍のテント場代を請求などど書かれてます。まだまだ、山の中での電話連絡は確実ではありません。一泊2000円/人も相場になりそうで、4000円も請求されると大変です。全天候行動型でかなりの余裕を持った計画にしなければなりません。登山の危険度は上がると予想します。庶民に日本アルプスは遠くなってしまったように感じます。
高度成長時代前は一部の上流階級のだけにの登山は許されてました。一億総中流とか言われて、貧乏人も大学進学や登山が可能になりました。しかし、バブル以降に「勝ち組」「負け組」とか言われるようになって、再び、差別化の時代となり、テント代が45年前の100〜200円から20倍になってしまうと私のような貧乏人は登山界から排除されてしまったようです。お金をかけないでも楽しめる登山を追求してみたいと思います。
直前までキャンセル料がかからないテント場は結構あります。長距離バスも、出発直前まで取消料100円という会社があります。なるべくそういうところを選んでます。
また行政は国有地の管理上関与があってしかるべきだが何をやっているのか見えません。おおげさですが独禁法なども視野に入れて欲しいものです。
これも登山の大衆化でかっての山小屋も生業レベルから産業レベルへと変化し関連業界も含め一大山岳産業と発展してきた故でしょう。
まあ嫌なら行かなければ良いだけのことですが、対応できないオールド登山者の愚痴でした。
地権者から山小屋あるいはテント場経営者が事前に契約して土地を借りて、小屋を建てたり、テントが張れるように整地して、その他メンテナンス等で計算して小屋代やテント代を決めているはずです。
北アルプス国有地で、売り上げに借地料を連動させる国の要求に反発して三俣蓮華小屋が裁判にしたのが記憶にあります。行政から「取れるところから取ろう」の精神なんだと思います。
テント場も交通手段も予約になってしまうと予備日を設定した山行計画は難しくなります。2日目からは晴れそうだけど初日の悪天候で撤退してキャンセルの電話とか、明後日は崩れるけど今日は昼からのんびりとビールで2日後に悪天候の中を行動とか、。ガイドのプログに歩きながら電話しまくりみたいなことも書かれてます。
ビビット来たところでなくなるべくそういうところにしか行けないのが残念です。
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