大普賢岳でクマに襲われて30Mを転落したとNHKで報道されています。詳細は不明ですが本当に襲われたのでしょうか?先日、二子山へ向けて三峰口駅で仲間の車を待っていた際に、散歩の男性から「どこに行く?」と声をかけられました。「二子山」と言うと、「熊に襲われる動画を見たか?」と聞かれました。帰宅後に検索してみました。
熊と出会い頭に遭遇することは良くあることで、避けるのは困難です。野生動物にとっても登山道は移動しやすい動線だと思います。私自身も十回以上は登山中に熊を見かけました。幸いなことに接触は有りません。
山で熊に出会った時に先輩に「声を出すな」と良く言われたものです。大きな声を出すことは、挑戦的な威嚇になると思います。何よりも鈴やラジオやおしゃべりなどの雑音を避けて早い周囲の情報取得が大事です。
いずれにしても、安易に「襲われた」と言うのは、不安をあおるだけです。
地元で人気の山なので驚きました。
和歌山の龍神岳から有田川方面に向かう途中で、
「この地は熊の生息地で熊と共存している」と言う意味の看板を見たことがあります。
確かに人間が住むから、危険動物を排除しようとするのはエゴなのかもしれませんね。
熊と同様に猪も危ないです。茂みから突然飛び出します。
数年前、金剛山の山頂道路で噛みつかれた人を目撃、大騒ぎになっていました。
私は出合い頭はしょうがないと思ってます。でも、注意を払っていれば最小限にできると思ってます。ヤブをかき分ける音や目を凝らして、冷静にやり過ごせれば幸運だったとおもいます。
そのルートは場所により難所ですので、出会った場所が悪かったのかと思いますが、とても残念な結果で心が痛みます。
「襲われた」という言葉については、同行者が通報した時に使ったのかと思います。頭に怪我あり意識は無しの状況を通報、冷静であったはずは無いと思われます。
ニュースではその言葉を引いているのでしょう。
発見された夜のNHKでは「体当たりされ転落」と見出しを変えています。でも他のニュースは「襲われ」のままですね。
Kijo-Ashさんの日記で表現の違いに気付きました。その違いには考えさせられます。
前のコメントのBunjiroさんやdoremifaさんのいうとおり、熊の生息域に入っている、それを忘れずにいなければとあらためて思います。羽根田治氏の「人を襲う熊」では襲われた側が、熊は悪くない、という考えを持っていたように思います。
今回の山域は近頃、熊の目撃情報が多いようです。暖冬等で冬眠を必要としない熊もいるとネットで見ました。
この山域はこれからも入りたい山域です。今まで以上に留意します。
亡くなった方のご冥福を祈るとともに、ご家族や同行の方の心の傷を踏みつけにするような投稿が無いことを願います。
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