カズワンの甲板員の両親が国に賠償請求訴訟を起こしたのを全ての船の安全確認は船長にあると思っていたので意外に感じてます。もちろん、船長に安全をないがしろにして良いと指示した経営者にも責任はあります。船検でハッチ目視チェックのみが十分なのか十分でないのかが争われることになるようです。情報を整理して裁判所が判断する事なのでこの件に関して私のコメントはありません。
登山における自己責任は国や自治体に損害賠償を請求しないことと考えてます。自己責任として救助要請に対応しないのは違うと思います。
市道に段差が有ってホイールが歪んだとして市に損害賠償請求するのは時々あるそうです。すべての道路を切れ目なく監視することは不可能だと思います。これはドライバーの前方不注意でドライバーの自己責任の範囲と思ってます。しかし、損害賠償請求する人は裁判も辞さない態度なので市は総合的に考えて十数万円を払うことがほとんどらしいです。
登山においても道標や落石など滅多やたらと通行止めにしたり自己責任をアナウンスしたりしておかないと行政の管理責任を追及して損害賠償請求がありそうです。
逆に、チーム登山で不適切な行動で事故の直接的な原因を作ったメンバーやリーダーや指導者は損害賠償責任があると思います。自己責任の言葉で個人のみにすべてを負わせて他人事にする態度をメディア等で目にしますがたとえSNSでつながって初対面だとしても私の常識とは違うと思います。自己責任とは個人の責任でなくチームの責任と考えます。
全てに対して他者責任とするのは危うい考え方だと思います
チームで仕事をしていても、ダブルチェック機能が正常に働かずミスが発生した場合、最初にミスした者のみの責任が追及されています
ダブルチェックが効いていれば防げた事が多いので、何故機能しなかったのか?を考えなければ又同じミスが発生すると思いますが、同僚等に進言しても、最初にミスした者を責めるばかりでチェック機能の見直しはされません
次回ミス無きよう、としてミスの発生原因等はネットで社内共有されますが、これも最初にミスした者の反省文と化しています
因みに、いつもは反省文を促す当の上司がミスした際、口頭で我々部下に謝罪しましたが、私をペンして下さい、というとても謝罪とは思えないものだったのも、ミスが減らない一因だと思いました
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