母校では毎年の1年生の夏休みに志賀高原で林間学校がありました。2日目に渋峠でバスを下ろされて横手山から四十八池経由で宿泊地の発哺温泉に戻るクラス単位のハイキングを実施しました。クラス担任は学年主任をしていたことや山歩きの経験があることで全体の指示に忙しい立場で私たちのクラスは生徒だけでの行動になりました。途中で分岐を間違え熊の湯に下りてしまいリフトのおばちゃんの助言でリフトで横手山に登り返して後を追いかけ他クラスが夕食の頃に辿り着きました。到着時に自分たちの担任は渋峠から単独で捜索中だったようで他クラスの担任の体育教師に呼び出され説教を受けたのですが、テーブルにはビール瓶が載っていました。その夜には学校とホテル側の手違いで予定の部屋が取れず16畳ほどの部屋にクラスの男子20名チョットが押し込められました。なかなか眠らずに騒いでいた部屋に例の体育教師に踏み込まれ、全員が正座、学級委長は殴る蹴るの暴行を受けました。この教師を熊の湯との分岐点で追い越したのを覚えてます。寝不足の3日目に焼額山に行ったのですが、誰が指示したのか池塘脇の細い木道に100人ほどが座って弁当を食べたのも覚えてます。完全に木道が塞がれていたのでいたので他の登山者は困ったでしょう。思い返すと事前に地域や持ち物の勉強会などはありませんでした。レジメの読み合わせも無しでした。
この件だけならたまたまですがこれ以外に小中高で私の周辺では教員のトラブルが多くありました。ほとんどの日本の教員は今日に至るまでこんなレベルだと思わざるを得ません。44人が行方不明になっても捜索は1名だけ、他はビール飲んでメシ食ってです。過労働もほんの一部です。学校の集団登山で事故が発生するのは当然です。
【余談】さらに熊の湯で集団からはぐれた生徒がありました。彼はひとりで車道を歩いて発哺温泉に誰よりも早く辿り着きホテルスタッフの案内に従って大浴場を独り占めにしたそうです。かなりの説教をされたそうです。
お話、今だったらテレビで報道されて大変な事になってたでしょうね(^^;)
しかし先生方の指導力不足を棚に上げて生徒に暴力とはなんとも。
私の通っていた中学校は伝統的に学校行事として夜間ハイキングが実施されていました。800メートルくらいの山の山頂付近から自動車道を下るだけなのですが、明かりは懐中電灯のみ。途中で二回休憩時に点呼とるだけ。今から考えたら恐い話でした(^^;)
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