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去年の今頃に車を売ってからすっかり遠出をしなくなった。それまでは年間2万キロ以上走るような事を続けていて、合計で32万キロくらい運転した。地球8周分だ。自分も年を取ったし、もうそういう時期は終わりだろうと感じた。
山に登る回数は減ったけど夏の縦走は変わらず続けている。自分にとっては今の自分を見つめ直すための年一の大事な時間だ。生きてる限り、歩ける限りは続けたい(ちなみに自分は52歳で全然元気です)。
以前は直前の思い付きで6日分くらいのルートをパパっと作って歩いていたけど、コロナが出てからはどこかで予約を取らないといけない状況になったので早めに準備をするようになった。先週黒部五郎のキャンプサイト予約が終わったところ。
結構あちこち歩いたので、本州で行った事が無い場所も少なくなった。ここ数年は以前行った場所でパッと思い出す場所を再訪する事も多くなった。飯豊とか朝日連峰が好きで行ったりしてたけど、3000m級の岩々したところもまた歩きたくなったので今年は北アルプスにした。
去年も焼岳から槍ヶ岳まで歩こうと考えていたのだけど、噴火活動が活発になったりその後の地震や、8月の天候不順、コロナの流行りとかで行ける状況じゃなかった。ちなみに去年は時期を9月にずらして南ア深部を歩いた。
今年は中房温泉スタートで大天井、西岳、槍ヶ岳、双六、黒部五郎、薬師沢、高天原、三俣登り返しの伊藤新道で湯股から七倉ゴールというルートにした。何度も歩いているエリアだけど、黒部五郎だけは行った事が無い。立山から歩いた時も折立に下りたし、三俣あたりをうろうろしていても湯股に下りたり読売新道に向かったりしていたので、あそこだけぽっかり行っていなかった。ちなみに湯俣川の水量が多ければいつものように竹村新道を下りる。自分は高瀬川沿いを一人で黙々と歩くのが結構好きだ。
常にソロで歩いていて、多分歩くのも早い。今まではどんどん先へ先へと歩いていたが、今回はゆっくり目の予定にした。コースタイム1.0倍で作った。景色でも見ながら楽しみながら歩いてみたい。とはいえエンジンかかっちゃったら行っちゃうと思うけど。
テン場があるところはすべてテント泊にした。食事も今まではカロリーメイト+サプリメントの錠剤とかで済ませていたけどお米も炊いてちゃんと夕食と朝食は作ろうと思う。軽量化や手間も考えて今年はシングルウォールのテントを導入しようかと考えている。一眼レフも重たいから持っていかずスマホをメイン機として活用しようと思う。伊藤新道は終盤沢歩きがあるので沢靴用意したり身体確保用の軽めの金具を用意したりと、毎回準備もなかなか楽しい。
8月の5日スタートで10日昼頃に湯股着の予定。そのまま七倉まで行くでもいいし、のんびりしたければ晴嵐荘で休んで翌日七倉まで歩く。今年は七倉からバスが出るのでそれを利用して信濃大町から横浜に帰る。その週の気象条件が悪ければ月の後半に予定をずらす。
みなさんの今年の夏縦走計画はどんな感じですか?
そんな感じで。
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