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岩場は、フランスのヴェルドン峡谷、イギリスの北ウェールズ、アメリカのヨセミテやスミスロック、日本の小川山と城ヶ崎、オーストラリアのアラプリーズ、東ドイツのエルベ砂岩地帯などなど、まさに世界の代表的岩場を網羅しており、それぞれでグロバッツは華麗なクライミングシーンを展開しています。
この写真集撮影のためにグロバッツが来日したときのことは良く覚えています。当時、日本にある難ルートのひとつである小川山のスーパーイムジン(5.12b)をオンサイトし、さらにつるつるの花崗岩のスラブに、日本初の5.14aであるNINJAを拓いていきました。
四半世紀経過したいま見直しても、手のひらにじっとり汗が滲み出てくるほど、迫力ある写真集です。
ところでグロバッツが来日したときに、彼がデザインしたクライミングシューズ「メガSG」のプロモーションも行いました。スーパーイムジンやNINJAもその靴を履いて登っています。使ったことのある人の感想では、とても登りやすいとのうわさが流れてきました。
普通フリークライミングで、細かいエッジに立つには、底が固めの靴が必要で、一方スラブでスメアリングで摩擦を効かせて登るには柔らかめの底のゴム質が必要です。つまりエッジングとスメアリングでは背反する靴の性能が必要なので、困難なルートでは靴を履き分ける必要性も言われていました。
ところがこの「メガSG」は、底が固めでエッジングが良く効くのに、靴底の摩擦性能も高いというちょっと信じられないような高性能靴というのです。
自分もこの靴が欲しくなりましたが、どうやら東京の山道具店がこの靴の輸入代理店として一手に扱っており、関西ではなかなか入手困難でした。そこで仕事で東京出張した折に、わざわざその山道具店に行ってこの靴を入手したのでした。六甲北山公園のボルダリングエリアで試してみると、特に岩の結晶に立つような細かなエッジングに絶大な威力を発揮するのに驚きました。
この靴、また欲しいのですが、今はもう入手できないんでしょうかねぇ・・・山道具店では当時よりはるかに多くの種類のクライミングシューズが売られていますが、こんな靴は見当たらないようですね。。。
写真1:写真集の表紙(アメリカのニードルズ)
写真2:オーストラリアのアラプリーズ
写真3:フランスのヴェルドン峡谷
こんばんは
こんな岩も登れるんですね!!!
写真見ただけで足がすくんで、ゾクッとしました。
いいものを見せて頂きありがとうございました
この写真集には、日本の岩場も含めて他にもすばらしい写真がいっぱいありますよ!
是非お奨めしたいところですが、古本だとプレミア?がついて1万円以上するようです・・・
おはようございます
右と左はザイルが見えるだけに・・すごいなぁですが・・
真ん中は・・ケツの穴が縮みました(マジ!・・
この人・・きっと・・いまは生きてないのでは(^^;
でわでわ
やだやだ・・クライマーってどこか頭の線が・・きれてません??
おはようございます。
右のヴェルドン峡谷は、この写真では全容が写っていませんが深さが数百mにも及ぶので、とても高度感があり景色がすばらしい岩場です。観光地にもなってますよ。
http://4travel.jp/travelogue/10932086
こういうところで岩登りをすると、爽快感がハンパじゃないですね〜!
ところで、「登山」自体、一般の人から見たら「頭の線が切れてる」スポーツのように思われてませんか??やってみないとその面白さは理解できないと思います。
uedaさんも一度経験すると、きっと病み付きになりますよ!
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