クマの糞や爪痕

丹沢を歩いていれば（あるいは日本の山を歩いていれば？）、ツキノワグマの生息を感じる場合は珍しくはないと思います。先月、山中湖から菰釣山、畦が丸、加入道、大室山、鐘撞山、神の川キャンプ場まで歩いた時も、いろいろな動物の糞を見かけました。今回は、鐘撞山から北東尾根を進んで、500mほど進んだ、標高700mくらいの、乗越のような場所に、写真のような糞（何かの実が未消化のまま、そのまま排泄）と、すぐ近くに爪痕があり、ツキノワグマだと思いました（地図写真、鐘撞山の右上方、最初の写真ポイント）。

福島県会津地方振興局の（HPhttps://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/54716.pdf）

にある「ツキノワグマ対策」には、糞をするところは動物が安心しているところ（猫もそうですが）、滞在時間が長い場所である可能性があることから注意せよとあります。しかし糞に出くわす割には、クマそのものを見かけたことは、今まで一度もありません。もしかしたら知らないうちに、熊の方から遠ざかってくれて、我々が助かっているのかもしれませんが。それも怖いです話ですね。

登山者による熊マップ作製もありなのかもしれません。