山をやっていると加藤文太郎さんの厳冬期の北ア縦走など凄い話を聞くことがあった。が、詳細は知らなかったためどれほど凄いのかを知りたくなり、ようやく「新編 単独行」を読んでみた。
基本単独行ながらも、人生の前半と後半では無雪期登山から積雪期登山へと傾注しているのがわかる。
初期は無雪期の登山ながらも歩く行程は確かに驚異的。燕岳〜木曽駒までなど考えたこともないルート。
人生後半の山行は積雪期の3000m峰縦走。行動時間十数時間、月明かりの中を歩くと言う超人的山行をやってのけているのを知った。
記録には本人の感情が垣間見え、社会との両立の葛藤、山での人との交わりの葛藤も込められており、素朴な書き口だけど人間味を感じ、改めて加藤文太郎さんの山に対する情熱と、器の大きさを感じた。この一冊、自分も及ばずながらも、もう少し山に対する興味が深くなりました。
はじめまして。
済みませんが、この「単独行」の出版社と著者を教えて下さいますか?
私も読んでみたいです。
加藤文太郎さん、大好きです。
こんばんは。
「新編 単独行」は山渓から出ているものですか?
私も加藤の「単独行」を読んでみたいのですが。
アマゾンや楽天の中古でないと手に入らないですよね。
citrusさん、siriusさん
コメント頂いたのに返信遅くなりましてすいませんでした。1日まで山登っていて、ようやくヤマレコ見ました。
「新編 単独行」ですが、siriusさんのコメの通り、出版社は山渓です。著書は加藤文太郎氏で、解説は福島功夫氏です。
私は図書館で借りて読みました。気に入ったら購入したら宜しいのではないでしょうか。
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