知人からこれ面白いからと借りた「穂高を愛して二十年」。
北穂高小屋を設立した小山義治氏が半生を振り返った著書。
戦後間もなく建設した北穂高小屋。物資の調達も大変な時期だが、資材を頂上まで搬送する作業は全て人力しかない時代。建設当時の社会情勢を考えるととても山小屋など建てられる状況ではなく、苦難を越えることは困難に思われます。小山氏の山への愛情と熱意の強さがいかに凄かったかを感じました。涸沢から山頂までを資材を担いで登るのは命がけですねー。
設立後のエピソードとして北穂小屋経営にあたっての苦楽、遭難者の対応、山と芸術・音楽との交流、北ア周辺の山行と数々あります。北穂高小屋の歴史と言ってよいでしょう。
私は今年7月に初めて北穂山頂に立ちましたが、残念ながら展望もなく次回への課題として残りました。次回は天気の良い日に北穂目指し、小山氏の感じた感動の景色を体験したいと思います。
こんにちわ。
私も友人に薦められて読みました。
もう20年近く前で、まだそれほど山に登っていない頃でしたが実に感銘を受けました。
といいつつ、私は北穂には登っていないんです
>sakusakuさん
20年前に読んでいる方のコメント…嬉しいです
小山氏のような山行は全然出来ませんが、同じ場所にたって同じ感情を少しでも味わえたらと思いました。
私は穂高、来年もチャレンジです。次は北穂高小屋泊まりもいいですね〜。
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