縦走計画を立てやすいお盆の連休ですが、本州は台風第8号が接近していて山行向きではない残念な天気。
帰省先で皆様のレコを見ながら涼んでいます。
”山歩きのリスク・マネジメント”って、山岳雑誌で取り上げられることもあるテーマですが、これって結構難しいように思えます。だって、個々人の能力に対してのマネジメントだと思えるから。
このカタカナ言葉を言い換えると、”山行で生じうる出来事を想定し、取りうる対応を予め考えておくこと”でしょうか。
リスク回避策を考えるのはいいんだけれど、それを行うことで別のリスクが生じてしまうのが難しいところです。
例えば、荷物の軽量化はC/T短縮に寄与するので、午後雷雲が発達しやすい夏山なんかは早く下山できるので有利です。
ただ、軽量化のために・・・
飲料水をギリギリにする → 熱中症で行動不能にならないかい?
救急セットを省略 → ソロで怪我したらどうするの?
必要な情報はすべてスマフォに、撮影もこれで → 撮影中、バランスを崩してスマフォを岩にぶつけて壊したら・・・
持参するギアを兼用すると、それがダメになったときに複数の機能を同時に失うので注意が必要じゃないかと思います。
何が起こるか、良くないことを想像(妄想?)する力も必要ですよね。
ウチは基本ソロなので、救急セットは必須、地図は1/25,000図を出力して持参、日帰りでもツェルト持ってきます。
30Lザックを背負うことになるけれど、山歩きは基本体力勝負だと思うので、トレーニングだと割り切ってます。
行きたい山と自分との関係で、毎回取りうる対応は変わってくるのでしょう。
無事下山してレコをまとめるとき、「今回の山行も上手く行ってヨカッタ。」と感慨にふけってます。コレって変わってるかな?
変わってないと思いますよ^_^
私も同じです
始めた頃はザックは軽めでしたが
歳をとるにつれてなのか
経験値が上がって来たからか余計にか分かりませんが
もし何かあったら!を考えてパッキングすると荷物が増えるようになりました
コメントありがとうございます。
おぉ、同じ方がいらして安心しました。
経験を積んでくると装備が洗練されて、軽くなるのかと思っていたのですが、そうはならないですね。
行こうとする山のせいなのかもしれませんが、安心を考えるとむやみに装備を省けませんね。
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