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現地で方位角度を測る切り札のツールは先に書いたコンパスグラス。
http://www.yamareco.com/modules/diary/5864-detail-37131
その角度データを持ち帰って家で地図で全円状の360°の分度器を当てます。角度は地磁気に対する値だから磁北線表示が必須になりますが、これは今ではパソコンで簡単にできます。
全円分度器(直径15cm厚み1mmのもの)を初めて買いました。こんなことでもないと私には一生緣のなかった定規です。8cmぐらいの半円180°のものは誰もが小学校の時買ってもらったと思いますが。思っていたより安くweb通販で700円(税含まず)でした。直径大きくなると飛躍的に高価になります。写真左 内○洋行 Cat.No。1-822-001
適当な尺度を選び直す必要も多くいちいち地(形)図を印刷するのもシンドく効率的でありません。液晶ディスプレ画面上にこの分度器を当て見当つけていました。

今まで北の方(地図上では上の方、約270°から90°)だけだったのでしょう液晶ディスプレーの下側の枠にあて分度器を置き0度を磁北線に合わせていました。
今回南のほう(地図では下の方、90°から270°の値)であった。これは困った。上の枠に分度器を当てなくてはならない。「落ちてくるから押さえている必要があるなー」と思いました。
しかしやってみると分度器ずり落ちてこないのです。但し少し押し付ける必要あります。 写真中央。
テレビの画面でも同様です。ブラウン管でもあるまいしと紙で確認しましたがやはり静電気ではないようです。窓ガラスでも同様です。写真右
分度器の裏表で有意差あります。表示文字正置OK、裏から見るときNGです。表面の処理違うのかしらん?因みに目盛数値等刻印は裏側からされています。

不思議です。


私の乏しい知識では平面と平面の突き合わせで吸盤の原理と推定し悩むのを終了。
(ヤマレコ諸氏の知見を御開示願えれば幸せです。)
押し付けて隙間をなくして空気がたまらないようにすることが肝要と思います。平面度が悪く反ったものはNGでしょう。
水の吸着力を借りましょう、水で少し濡らすと完璧で且つ実用的です。吸盤も水つけると吸着力増す如く。
これでまずは分度器を回転して磁北に0°をあわせて固定し、分度器の角度中心を観測点に合わす位置出しはマウスで地図の方を動かせばよく精度上がります。

半円の分度器直径12cm厚み0.5mmでは乾いた状態ではNG、水をつけるとOKです。
わざわざ全円360°の分度器買わなくともお子さんの使った分度器どこかにあるでしょう、お試しあれ。

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