僕の日本百名山を読んで気が付いたこととは思うのですが・・・・
火打山の感想文がアップされていませんことに気が付いたと思います。
実をいえば火打山を登って妙高山に向かう最中に事故があって遭難したんです。
そのケガも今は完全に癒えたのでですが、僕の中では納得出来ないところがあって・・・・ まだ感想文が書けてはいないんです。
以下は某掲示板で書いた当時の事故の説明です。
7月17日の9時発のワイドビューしなのに乗ったのですが、降雨による土砂崩れのため、80分遅れで長野に到着しました。その時には、雨はあがっていました。その後、直江津へ向かって北上する信越本線の電車に乗り換え妙高高原駅で下車しました。登山口のある笹ヶ峰までいくバスは既に発車されていたので、タクシーで向かいました。この日は笹ヶ峰キャンプ場で幕営しました。
7月18日の夜中から雨は降っており、6時に笹ヶ峰登山口から出発した頃も雨が降っていました。登山中は雨が強くなったり、弱くなったりと止むことがありませんでした。10時頃に高谷池ヒュッテ(山小屋)に到着し、降り続く雨の状態を考慮して、当初テント場で幕営予定だったのですが、山小屋素泊まりに変更しました。
その後、アタックザックに必要最低限のものを詰めて、火打山(ひつちさん・2462m)を往復して登って来ました。
7月19日、5時頃に高谷池ヒュッテを出発。この時は雨はぱらついていて、登山道は泥でぬかるんでいました。6時頃に黒谷池ヒュッテを到着。
大倉乗越のきつい登り坂を登り、降って妙高山(みょうこうさん・2454m)へ取り付く急な登り坂の前の平坦な登山道で事は起こりました。左足が登山道を踏み外し、気が付けばバランスを崩し70m下へ回転しながら滑落し、笹林があるところで止まりました。すぐに立ち上がってケガの確認をしたら、左頭上部をパックリ切っておりました。出血はそんなに多くはなかったと思います。左肩も痛みがありましたが、取り合えず意識はある。足は大丈夫であることを確認して、この窮地をどう脱するか考えました。
前方に長助池という池塘が確認できました。そこまでいけば別の登山道へたどり着けるかも知れないと考えましたが、遭難した時は下山していけないという鉄則を踏まえ、それは諦めました。
(何故ならば、降れば降るほど崖や沢で進路を阻まれ進退を窮するから)
次に何とか、よじ登ってもといた登山道に復帰出来ないか? ということを考えました。ザックの中からアタックザックを取り出し、ビバーク(緊急野営)に必要な水や炊事道具、エマージェンシーグッツが入った袋、ツエルトを詰めて崖を登ってみましたが、手場や足場に乏しく、それも断念しました。
携帯電話を持っていたので、山小屋や110番通報を試みたのですが、電波が届かず、最後の手段として人に助けを求めることにしました。こういう時のためにホイッスルは持っていたので、四六時中吹き続けました。
そのうちにここを通りかかった3人の女性のパーティーが気付いてくれて、その時初めて、声を出して
「滑落して、ケガをしているので助けて下さい!」
と叫びました。
しばらくして、黒沢池ヒュッテの男性スタッフが駆けつけて来て、
「救助ヘリを呼んだので、そこを動かないで下さい」
といわれました。その間僕はツエルトを頭からかぶり、その下にエマージェンシーグッツの入った袋から、サバイバルシートという薄手の銀のラップ状のシートを体に巻いて体温を下げないようにしました。
時間が経って新潟県警のヘリが救助に飛んで来て、二人のレスキュー隊員によって救助されました。放棄されても仕方がないのに、ザックやアタックザックも回収して頂きました。タダでさえ命懸けなのに、そこまで気を遣ってもらって頭を何度下げても足りないなという思いでした。
こうして、ヘリポートで降ろされ、救急車で新潟県立中央病院に収容されました。救急病煉で治療を受けている間の僕は大声で泣き続けていました。
助かったという思いと、
自分の命を自分自身で救えなかったという情けなさから。
20日の中日新聞で、この事が載っていて事の大きさを思い知らされ、とんでもないことをしてしまったんだなという思いで再び泣きました。ある人からは、
「北海道の山で集団登山での遭難騒ぎが起こっている中で、登山を強行するのはいかがなものか?」
という手厳しい意見も頂きました。確かに天気に関しては天気図を見ただけで、今後の予測も立てないままに出発し、雨が降っているのに、登山を強行してしまった批判は受ける覚悟であります。この点に関しては軽率で言い逃れが出来ない落ち度だと反省しております。
今回の山旅は将来あり得る幌尻岳(ぽろしりだけ・北海道日高山脈の山、2052m)や飯豊山(いいでさん・東北の山、2105m)などに備え、テント泊縦走に慣らして置こうということで、今回はテントや寝具や炊事道具を背負って今回の登山に臨んだのですが、結局テントを使ったのは笹ヶ峰キャンプ場のみで、果たしてテントを背負って登る意味はあったのか? (逆にこういう時でこそ、この経験を積まないと、いざテント泊縦走となった時に不安があるし・・・・)今回はテント泊縦走の経験を積むどころが、ヘリで搬送という負の経験を積む形となりました。
以上なんですけど、悪天候の中登山を結構したのは僕にも非があると思います。でも、僕の心には納得いかないものがどっかにあって、それを知らないことには、また山に登る権利がないような気がして・・・・。
思うところがあったらコメントください。
整えた装備を背負って何処まで歩けるのかも経験、悪天候の中テントを設営し凌ぐのは技術、無理をせず小屋に非難、または撤退する勇気が必要だと思います。
近所の山なら登らない天候の中を、せっかく予約までした計画を撤回する勇気が無く悪天候の中知らない山で実行するのはやはりです。
極論近所の公園で悪天候の中テントを設営のも貴重な経験になるかもしれません。
akira1969さん はじめまして。率直に思ったのは
こうして生きていられて良かったですね。日記にも
書かれてますが昨年のその頃は天候が悪くて
北海道では トムラウシ山での遭難 前後して
こちら山口でも大雨で多くの犠牲者が出た頃ですね。
その時期に登ったことの是非はともかく、
こうして冷静に振り返ることができる akira1969さんは
偉いし 2000mを越える山での遭難 一歩間違えたら 死んでいたかもしれない状況から生還できた
装備をもっていたことは 良い表現がないのですが
良かったと思います。
最後になりますが 日高最高峰の幌尻岳や飯豊山の
登山なら 当然テン泊だろうし そのことを念頭に
おいての火打山テン泊は心情的には理解できますよ。
akira1969さんへ。
私はあなたを応援しますよ。最悪の事態へすすむのを避けられたのは、それまでの経験と、慎重さと、装備の用意とがあったからと思います。天候はおっしゃられるほど、悪くはなかったようですし。
私は、妙高山からの帰りで、長助池と湿原のそばを通り、問題のルートをはるか下から眺めたことがありますが、樹木が茂る尾根しか見えませんでした。トラバース道は地形もきついところがあるんですね。
落ちたあと、脱出しうるかどうか、自分の状況を冷静に判断されたと思いますよ。崖から自力で抜け出せないと悟った時点で、登山道との間隔なども考えながら、用意したホイッスルを使うというのは、むしろ、とても大事な体験を教えていただいたように思いました。
それにしても非常用装備にしても、幕営にしても、akira1969さんの自力登山のスピリッツは、いまどき珍しいかも。
(北海道の遭難事故といっしょに考えることはないと思います。)
道迷い、足の怪我など、登山では何があるかわかりません。この体験は、きっと大きく生きると思います。
それから、もし気が向けばですが、1度、講習会のような機会を利用してとてもやさしい沢登りを体験されると、地図読みや脱出能力が格段にゆとりが出ると思います。山が違って見えてきますし、非常時のときの良い基礎になると思いますよ。
これからも道を失ったり、地形を読んで動くような機会がありうると思いますので。
まずは、こうしてお話を伺えることに感謝しております。
初心者の私が偉そうなことはもちろん言えることもありません。
なにせ、同じ過ちを犯さない自信は全くないからです。
その中でいくつか感じたことを申し上げます。
とりとめないですがご容赦ください。
まずは、
やはりというか、滑落は難所の前後の「なんてことない」場所で意外にも起こるのだという教訓、そして警告を感じ取りました。
そして、
私が山で判断に迷う時、思い起こすことにしている、どこかで読んだ言葉を思い出しました。
【二つ以上の「不」が重なった場合、撤退する…。】
事故以前のことはともかくも、滑落後の対応は立派だと思います。
山は権利なんて意に介さないと思うのです。
さらに今回救助と治療に関わった人たちの誰もが「もうやめろ」とは言わないだろうと思います。
ただ、「気をつけてね」とは言うと思いますが。
こんばんは。
どこの掲示板に事故の説明を書いたのか、そして、どんなレスがあったのかは知りませんが、こうして日記に同じ内容の説明を書くということは、その時とは違う反応を期待しているのかも知れないですね。
もし、書き切れていない火打山の感想を書いたなら、また同じような反応があるかもしれないし、ないかも知れません。無理に書く必要もないと思うけど。
自分が何かに納得行かないときの解決法は、行動することだと思います。同じ事故説明を書くのも良いですが、もう一度、事故現場に行ってみれば何かわかるかも知れませんね
akira1969さん、こんにちは。
ヘリで下山されたとのこと。
貴重な体験をしましたね
事故はほんのちょっとした気の緩みで誰にでも起こり得ることなので、そのこと自体は、まあしょうがないですね。
でも、ちょっと気になったことが。
akira1969さんは地図を持っていたのでしょうか。
地図を持っていれば長助池の遊歩道が滑落場所の直ぐ先にあることが分かったと思います。
もちろん自力で歩けない程の負傷であれば滑落した登山道近くで救助を呼ぶしかないのですが。
私もその部分を歩きましたが、大倉乗越の鎖場を下ってほっとする場所ですね。
でも谷筋の狭いトラバース道ですれ違いがちょっと怖かったと記憶しています。
どうして踏み外したかを客観的に分析して
みてください。
答えが自ずと出てくるはずです。
もし、出てこなかったら
命がけである山登りは止めた方が賢明です。
はじめまして、silverstarです。大変な事故に遭われたんですね。無事に戻られて良かったです。
私は、低山のハイキングしか経験がありませんが、多くの方のコメントを肝に銘じた次第です。
shigeさんのコメントは極めて重要と思いましたし、MATSUさんの「鎖場を下ってほっとする場所」、komadoriさんの「なんてことない場所」のコメントに関連してご参考までに。
藤木九三さんの『屋上登攀者』の中に次のくだりがあります。「危険な場処を通過した後に多くのアクシデントが起こっている事実は何を物語るものであろうか」
この文章は、私がかつて会社につとめていた頃からいつも心にとめていた言葉です。仕事はもちろん、マラソンしかり、ハイキングしかり。
お役に立てば幸いです。
kidekiさん、miccyanさん、tanigawaさん、komadoriさん、ihara1990さん、MATSUさん、shigeさん、silversterさん、コメントありがとうございました。
この記事を某掲示板で書いたときは、装備が充分であったことと冷静な判断を下したことを評価して頂いた反面、雨の中、無理していくことなかったじゃないか! というお叱りを受けました。また、単独行は危ないという指摘も頂きました。
そこで、komadoriさんがおっしゃっていた
「二つの「不」が重なった時、撤退する」
という言葉は心に止めて置きたいと思いました。
MATSUさんが「地図は持っていたか」という質問の答えですが、昭文社の「山と高原地図 妙高・戸隠・雨飾」をマップカバーに入れて持っていました。ただし、2002年版ですけど・・・・。滑落した時に長助池の向こうに登山道があることは解っていたんですが、そこまでたどり着くのに無用なケガを負ったり、体力を消耗してはいけないと思って動かない判断をしました。
そして、shigeさんのコメントは、僕が今後も登山を続けるためにも、逃げずに分析したいと思います。
大倉乗越で一本立てた後に、降って平坦な道になって、
この先にある妙高山の登りのことを考えていました。今歩いている道が危ないとは思いもしませんでした。そこで僕が意識していない「油断」っていうものが生まれていたのかなと思います。
僕は印刷機の部品を作る会社に勤務していますが、体調も精神も調子が良くて、このままいい気分で仕事が終わらせることが出来るなと思った時に、不適合部品を作ってしまったのです。原因は製品をしっかり固定されてなかったことでした。加工する前に確認はしたのですが、それだけでは不充分だったらしい・・・・。調子が良かったのに何故なんだ! と仕事の後もしばらく考えていました。
結局のところ、製品を固定するバイス(万力)の締め具合を解ったつもりでいて、実は解っていなかった・・・・。という結論になったのです。この仕事について20年になろうとしていますが、解ったつもりでも、全然解っていないことって案外多いのかも知れないと思いました。
話を妙高山滑落事故に戻すと、単独行で成功や失敗を重ねながらも、それらを通して学んできたつもりでした。それでも所詮は我流であり、過去の遭難事故は登山雑誌で読むのですが、無意識に他人事と捉えていたのかも知れません。
そして事故は起こった・・・・。
山を知っているつもりでも、実は全然山の恐ろしさを解っていなかったのですね。山に恐ろしさを感じなくなって、無意識に油断をしてしまった・・・・。
半年前を振り返って考えたのですが、こういう答えでは駄目でしょうか?
長々と書いてしまいましたが、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。あなた方のお言葉、肝に銘じます。
この日記へのコメントを読んで「ほっとする場所」や
「なんでもない場所」は そのとおりだと思います。
危険な場所や迷いやすい場所の通過は 慎重に歩いてますし下調べもやって臨むので何事もなく終わってきましたが その後の油断というか気の緩み、一日中緊張を
続けられないので仕方ない部分もありますが やはり
そういうときに事故は起こりやすいのかもしれませんね
とはいうもののもうひとつ印象的だったのが
「踏み外し」です。これって山の高低に関係なく
起こしてしまう可能性があり 踏み外し→滑落、転倒→
捻挫、骨折→動けない→遭難は 私も十分当事者に
なりうるということを肝に銘じて 非常用品の
見直しなどもやっていこうと思います。
こんにちは。
装備のこと、山のこと、いろいろ考えて自分で登っているのは非常に良いことだ思います。どーやら、転落と同時に自信をおっことしてきたみたいですね。
ただ、
『こういう答えでは駄目でしょうか?』
というのは、誰に対する問いかけなのでしょうか?
単独行をするならば、それは自分自身への問いかけ以外の何ものでもない筈で、
『僕の心には納得いかないもの』
も、akiraさんの中で解決するしかないんじゃないかな。
結果論で『油断』とすることは簡単です。
ただ、油断は誰でもするし、そう簡単に防げるものではありません。
恐怖や不安といった気持ちを大切にしながら、自信を取り戻して下さい
雪が溶けたら、また登りましょー
ちょっと思うところがあったので、連続投稿させて頂きます。
shigeさんのコメントに従って、客観的に分析したならば、
『山に恐ろしさを感じなくなって、無意識に油断をしてしまった・・・・。』
という結論は間違いだと思います。
そのまんまだと、今後も同じ過ちを繰り返します。
なぜなら、上記の結論は主観でしかないし、不注意や油断が何故起きたのかまでちゃんと分析しなければ、再発を防ぐことはできないのではないでしょうか?
akiraさんを責めるつもりはないので、冷静に読んでもらいたいのですが。少々長くなりますが、ちょっと客観的な分析をしてみます。
例えば、車で走っていると車間距離が短い人がいます。
この人の場合、いつもその車間距離で『気をつけて』走っています。
雨が降ったり、前方の車両が急ブレーキをかけた時に、追突したとして、
この人が、『あれは、車の怖さを忘れて、ちょっと油断したからだ。』と結論づけた場合、再発は防げるのでしょうか?
本当は、スピードの出しすぎとか、車間距離が短いことが原因で、それこそが改善しなければならないことです。
akiraさんの火打の場合はどうでしょうか?
早く下山しようとあせっていなかったでしょうか?
靴底についたドロを岩場や木道に入る時に、取り除く習慣はつけているでしょうか?
インナーの衣類はちゃんと乾いた状態だったでしょうか?
休憩や食事は、ちゃんと取っていたでしょうか?
他にもいろいろ確認すべきことはあると思います。
akiraさんの気持ちの中で『納得できない部分』というのは、具体的・客観的にどんなことなのでしょうか?
それがはっきりしない限り、少なくとも天気の悪い日に山登りするのは控えた方が良いかも知れませんね。
職場の事故にしても、火打の遭難にしても、他人に危害を加えなかったことは幸いです。
しかし、運が悪ければ転んだ拍子に誰かを突き落として、自分だけ助かるような事態になっていたかも知れません。
どうぞお気をつけて
akira1969さんへ。
akira1969さんの事故は滑落だったわけですが、滑落じたいは、登山のなかでは、形態によってはしばしばあることです。私も少々のことは体験しています。
ただその場合、同僚も、もちろん自分も、一定の安全度や態勢を見極めて、無理をしています。安全策がとれないときは、次善の策へ移行します。
もちろん浮石に乗るなど、不意打ちもありますが、そういう場合でも、大状況としては、気を抜けるか、さほどでないか、大まかな状況判断があります。
滑落したこと自体を問題にすることも必要ですが、大事なことは、自分が滑落した条件、自分の行動などについて、冷静に見つめることだと思います。それは何より、現場でリアルタイムでしなければいけないことです。
だからこそ事後にも明瞭な記憶として残って行くわけですが、今回、書かれた範囲では、いまのところ、そういう記述がありません。
akira1969さんのように、もう40前後の百名山に登るくらいの経験が出てくれば、自分と、周囲の条件とを、冷静に見つめるもう一つの恒常的な視角が、利いてくるようになるのではないか、と私は思います。
それから、私が最初のコメントで書きましたが、なんらかの講習会(登山用品店主催とか、山岳会のオープン企画とか)で、沢など道のない条件で、自分で地図と地形を判断しながら、ルートを考え、自分の踏破力を磨くような体験をされると、良い体験になると思います。いろいろな場面での状況判断に生きてきますし、脱出力も高まります。
山岳会の場合も、日本勤労者山岳連盟のように、全国の山岳会の団体加盟のほかに、もう1系統、個人加盟方式を検討しているところもあります。働く人の条件の悪化を意識した、山岳会と山行形態の採用といえるでしょうか。
登山には、個人的な努力だけでは磨けない要素があります。
それから、百名山もいいですが、そこにリストアップされている山も、いない山も、山のもっと深い楽しみや奥行きが体験できると思います。
今回のことを良い経験にされて、これからも充実した山登りを続けられてください。
ihara1990さん、tanigawaさん、コメントありがとうございます。
あれから、考えるところがあってコメントが遅れてしまったことをお詫び申し上げます。
まず、ihara1990さんへのコメントから。
>「こういう答えは駄目でしょうか?」
>というのは誰に対しての問いかけなのか?
誰といわれても、ただ強いていえば、単独行をしているすべての登山者に対してだと思います。
単独行をしている後ろめたさ・・・・
っていうか、そういう気持ちが消極的な問いかけにつながったのかも知れません。
>「僕の中にある納得がいかないもの」のどこが納得がいかないの?
ここ最近登山をするために、スポーツクラブでトレーニングを重ね、充分に鍛えた上で山に登っていまして、そんな最中で事故が起こってしまって、コンディションもモチベーションも良かったのに何故・・・・!
これが僕の「納得いかなかった」ところでした。こういうことを通して野口健さんがいっていた、
「山に絶対はない」
という言葉を感じるんです。
やはり、結論としては、
「リスクを避け、無理はしない。」
を心がけ、その線引きとして、
「天気図を見て、低気圧が停滞していら登山は取りやめる」
「登山を始める段階で雨が降っていたら、撤退する」
ことを心がけたいと思います。
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