今シーズンの積雪量のまとめ(北海道)

　昨年末の12月30日には、例年にないほど雪が少ないような気がして驚いた旨を日記に残しました。個人的な印象としましては、札幌では各種のニュースによりますと雪まつりの直前に大雪が降り、無事に大雪像が作れたようでした。室蘭では2月、3月にそれなりに雪が降り、むしろ昨シーズンよりも雪が積もったような気がしました。また、室蘭岳の山頂標識は今年も雪ですっかり埋まりました。
　最終的に今シーズンの積雪量はどうだったのかを気象庁のデータで振り返ってみます。一つ目の画像は最深積雪の実績です。倶知安町が昨年の半減なのが驚きです。でも、他の地域については例年と比べてそれほどでもないと思います。
　気象庁の報道資料は二つ目の画像です。
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/stat/tenko201202_besshi.pdf
　降雪深さは北海道の大半の地域で平年よりも少ないことが判りました。倶知安町の降雪深さは523cmでした。平年は770cmですので32%減ということになります。半減ということではなかったです。
　ちなみに一昨日に倶知安町の近くの羊蹄山を登りました。登山口辺りの残雪量は昨年と変わらなかった印象です。今シーズンの北海道での積雪量のまとめとしましては、確かに雪は例年よりも少なかったけれども、大騒ぎするほどではなかったと思います。