![]() |
![]() |
![]() |
本来は別予定を立てていたが、嫁さんが風邪気味のため大事を取って、小生単独で急遽行ってきた。
大雪山登山口の一つ銀泉台で前夜車中泊したが、ここの山小屋は採算の関係で取り壊され、冷たく美味しい水施設も無くなっていたのは寂しい。
3時半起床、4時半過ぎに出発。快晴、ほぼ無風の絶好のコンディション。
下界は北海道の6月らしからぬ猛暑だが、山は少し暑い程度で快適。
コース中に何か所もある雪渓は、まだまだ雪が多く、場所によっては滑落要注意だ。
雪が消えた斜面は高山植物の花盛りの時期を迎え始めて、キバナシャクナゲ、コマクサ、キンバイ、エゾイチゲ、チングルマ、エゾコザクラ、スミレ、ミヤマツメクサ、エゾツガザクラ、イワウメ、ホソバウルップソウ、イワブクロなどなどが、目を楽しませてくれる。
加えて今回は、国内では北海道大雪山と十勝岳のみに生息する、幼虫時代にコマクサだけを食べて育つ天然記念物ウスバキチョウの写真も撮れたし、高山のウサギも初めて見かけた。
そして白雲岳山頂は完全独り占めで、静寂の中でひとりたっぷり、雪渓を残して美しい姿を見せる周囲の山々の大展望を楽しみ、20数年ぶりに白雲避難小屋にも立ち寄った。
今回は、二日前に手稲山に登ったばかりだったので、無理せず花や景色の写真を撮りながらマイペースで登ったが、ガイドマップの所要時間よりかなり短時間で山頂到着。
下りも山頂からストックを収納したまま下山し、それでも気掛かりだった脚・膝に問題なく、自信を深めた。
初使用のザックも、体にフイットして使い良く疲労感も少ない感じで、層雲峡温泉で汗を流し、気分良く帰宅。
今回もまた実に良い山行だった。
登山記録⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-69430.html
奥さんの風邪は大丈夫ですか?
記録にも書きましたがプータロー満喫ですね
あ〜ぁ、早く梅雨が明けないかな
北海道の山を知らないので、初歩的なお伺をしますが、今の時期ヒグマなんて余り遭遇する事は無いのですか?
嫁さんの風邪は、小生が山に行って手間暇がかかる相手がいなくなってのんびりしていたことで、かなり良くなりました。
ヒグマのことですが、冬眠する冬場以外の時期は、遭遇する可能性は常にあると思いますが、実際には、人が多く登る登山道ではクマの方が人間を避けてくれるようです。
むしろ、事故が多いのは、普段あまり人が立ち入らない林や藪に入り込む山菜取りや、渓流釣りなどのように思います。
とは言っても、日高の山など、登山者の姿が少ない山を登る時は、クマ鈴などで常に人間の所在をクマに知らせるなど、注意は欠かせません。
小生はどこにしろ、山に行く時は鈴とホイッスルを必携品にして、行き先などの状況に応じてそれらを使います。
最近はあまり行っていませんが、日高の山に行った時など、一日中、人間に遭わない山中を歩いて、獣臭や置き土産(糞)等の様子から、クマが近くにいるのを感じたことが何度もありますが、面と向かって遭遇したことはありませんでした。
またクマを呼び込むことになる食べ残しの食料を捨てたりすることも厳禁です。
まあ、あまり神経質に気にする必要もないけど、甘く見てもいけない、対策と心構えはしっかり、というのが基本でしょうね。
ところで、ツキノワグマは北海道にいませんが、報道などで見る限り、体はヒグマより小さくても気が荒く攻撃的のように感じますので、道外の山に行く時は気になります。
umetomosan、こんばんは。
「青春」ならぬ「玄春」を謳歌されていますね。膝の具合も良いとのこと、何よりです。
20数年ぶりの白雲避難小屋は感無量だったことでしょうね。
当方は、8時15分から20時まで蒸し風呂のような職場で頑張っています。
もちろん、朝・昼ビール抜きの「不健全な生活」です。
明日は休みなので、久しぶりにジョギングです。
では、又。
8:15〜20:00勤務とは、結構きつい仕事ですね。
そして「不健全生活」とのことですが、一方では、帰宅後の「『健全』習慣」の味わいは、格別なのではないでしょうか。
今日は休みで、早速ジョギングされたと思いますが、調子は如何でしたか。
蒸し風呂業務もそれほど長くは無いようですから、どうぞ頑張ってください。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する