以前、テレビのコマーシャルで、パンにシナモンをふりかけたその瞬間、
「これが洋風なのね〜

」と周囲が宮殿の大広間に変わる、というものがあった。
きっとこのCMを作ったコピーライターは、「商品のイメージアップをしよう

。」なんていう意図はまったくなくて、「何でシナモンかけたら洋風なんだ?」という「どうして?」というインパクトだけを狙ったとしか思えない。そのおかげで、どう見ても安っぽい印象しかなく「これじゃ売れないよね。」と思っていた。
シナモンかけて「洋風なのね!」と喜ぶやつがどこにいる
先日、我が家の食卓に、このCMに出ていたシナモンシュガーが、ぽつんと置いてあった。
「大体、何でシナモンとシュガーを混ぜるんだ

、シナモンだけで充分だろ、甘さの好みは人それぞれ違うんだから。」とブツブツ言いながら眺めていたら、ちょうどパンがあったので、「ためしに」ふりかけてみる。
「

うま〜

」
このお手軽さがいい
ヨーグルトに、トーストはもちろんパンを使ったものには大抵ふりかけるようになった
今でも「なんで洋風、なんだ???」と思いつつもコマーシャルのキャッチコピーの威力は大きいことを知る。
最近、シナモンをかけると「洋風

」と思ってしまう自分が怖い
ニッキ砂糖
とっても和風
近所にニッケの木があって中学生が根を掘っていた。
それがシナモンなんて…
やっぱり、シナモン=洋風 じゃないですね
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