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朝早くから福岡に向かったが、雨のおかげで午前中の要件が午後にずれて、午前中が空いたので、福岡市美術館で開催中の「古代エジプト展」を見に行くことにする

本当は東急ハンズに行くかどうかで最後まで迷ったが、高尚な気分が勝利をおさめ、「宣伝は派手だが、まあ、お茶濁しの数点の展示品のみだろう。」と期待もせず行ってみたら、結構な量の展示物でとても楽しめた。
最高に笑ったのは「死者の書」の場面だった。まあ、イメージ的には、閻魔様の前で今までの行いを裁判し天国行か地獄行かの裁判が下る場面かな。
そこにはたくさんの神々が「死者の心臓」と「これまでの善行」を天秤にかけるシーンを見守っている絵がある。
今までの善行が軽すぎ、心臓が重いと、近くで待っている「アメミト」という幻獣(頭はワニ、前足はライオン、後ろの胴体はカバ)に心臓を食われてしまう、という場面の絵(3番めの写真)。天秤のまわりにはオシリス神(あの世の神)やアヌビス神(天秤にかける)やトト神(記録する神)が真剣に見守る中、天秤の上には能天気にヒヒの神(トトの化身)が何かやってる、その絵が最高にいい。

このエジプト展でエジプトの生死観や神話の大ファンになってしまった。
展示場を出ると関連商品が並ぶ売店があった。エジプト文字のマウスパッドが2000円、をはじめ「にわかエジプトファン」を狙い撃ちした「ぼったくり商品」が並んでいたが、アイドルのファンが関連商品を大量に買って行くように、ついつい数点だけれども「ぼったくりの高額商品」を買ってしまった。情けない…

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