歩き方を変えてからトレッキングポールを使わなくなりました。歩き方は野中径隆さんやヤマケイの動画、書籍を含む多くの方たちからの助言によって作られています。登り下りを端的に整理すると、体幹を使ってバランスを取り登る、前後の推進も重心の置き方で制動する。下りは重心をあまり前に持っていかずバランスを取りつつ着地の衝撃を少なくするというものです。
この歩き方にしてから、脚にかかる負担が激減したメリットがある一方、落葉の季節という要因も加わり、スリップして後ろに倒れることが増えた気がします。と言っても5回の山行に一度くらいの割合で、勢いよく転倒するというよりズズズっと滑って倒れる感じです。修業が足りないと言えばそれまでなんですが、先日、倒れる際に手をついてしまい、手首から15センチくらい離れたところを痛めました。これが投稿のきっかけです。
スリップして後方に倒れるリスクはゼロにできないため、今2つの対処法を考えています。
①スケボーなどの際に着用する肘アテをし手をつかないようにする
②下りの際はトレッキングポールを使用する
まだ歩行の際の体幹を使ったバランス制御が完成にまではいけていないため、②は避けたいなぁとは思いつつ、①はあまりにも不自然な気もしています。
何かこうしてみたら、というようなご助言あれば是非ともお願いします。どんな意見でも肥やしになりますので遠慮なくお願いします。
足を置く位置や置き方も見直してみるなんてどうでしょう
>下りは重心を前に持っていかず
というのは何かに書かれてたんでしょうか?
滑りやすい斜面で重心を後ろに持ってくと余計に滑りやすくなりますよ。
滑るのを怖がって腰が引けて、結局転ぶと言うことは良くあるかなと思います。
重心を土踏まず辺りでバランス取れば、多少滑ってもグリセードのように足裏で滑って体勢を保つことが出来ます。
転ぶにしても転ぶまでの時間を少し稼げて、腰を落とすなど衝撃を和らげる対応が出来ると思います。
転ぶこと自体は大事に至らなければ悪いことではないと思ってます。学びが多いです。
私も同じで野中さんのお話や、YouTubeでヤマケイの動画なんかをよく見ています。
そしてポールを使うとバランスの為の筋肉の鍛錬にならないと知ってからは、必要な時だけ、例えば滑りそうな下りや上り、ザックが重たい時などに使うようにしました。
腸脛靭帯が痛くなることが多かったのでポールを使い始めたのですか、基本姿勢を考えながら歩くようになると、殆ど痛みが出なくなりました^_^
殆ど考え方はハッピーアドバンテージさんと同じですね♪
前足を踏み込むとかペンギン歩きとか面白いですよね。
トレッキングポール卒業を目指している者です。よく見る動画を貼らせてもらいます。
斜面を歩行する際の「疲れない・滑らない歩き方」の解説を謳っているもので、重心移動と着地のタイミングをずらすべき、という主張をしています。
重心移動と着地を同時に行うと、着地した足場が悪い時にスリップする…だから同時に着地するのはやめよう、というものだと私は理解しています。
お好みに合うか分かりませんが、ご参考となれば幸いです。
https://youtu.be/e2ExIhIiM4I?si=8G7egTY5F3OdFaSY
わたしがスリップした原因が分かってきました。前に出した足でスリップするのではなく、後ろの足がスリップしてました。必要以上に上体を起こしすぎた気がします。
この動画でも、上体は起こしてますが微かに前傾しています。前後の移動が加わった場合の重心は微かに土踏まずよりも前になるということ。スピードにより具合が若干違ってくるのだと思いました。駅の階段を降りる際に感覚を試してみています。ザックが加わるとまた変わってくるので、次に山に行くのが楽しみです。貴重な情報ありがとうございました😊
コメントを頂いた方々へ。ありがとうございました。
あの後いくつか山を歩いてみて気付いたのは2点。1つは、やはり足の置き方が悪かった点。特に落ち葉で隠れているものの木の根の上に足を置いてしまうことが多くスリップしてしまう。落ち葉で隠れているものの、その下に木の根があるか否かはある程度推定ができるため、気をつけて足を置くようにしました。2つめは重心の置き方。歩く緩急によって体の傾け方を調節することで重心の置き方の精度を上げてみました。
まずはこの2点でスリップが減った気がします。
もう一点。一般登山道ではないバリルートが多いのですが、やはりトレッキングポールを使った方が良い場所は素直にポールを出すようにしました。2本ではなく1本。鍛錬することとリスクを軽減することは分け、素直に歩くことにします(笑)
それ以上の登りや疲れてきたときは迷わず使いますね。
ロングで手の推進力も使いたいときは最初から使います。
でも、疲れてきたときに下りで使うとどうしてもポールに荷重をかけすぎるので要注意です。
下りの足の荷重ですがなるべくニュートラル(中立)となるようにしています。
前に荷重かけると木の根などで足をひっかけると頭から突っ込むし、後ろにすると上のコメにあったように後傾荷重となり滑りやすくなります。
いずれにしても落ち葉モフモフの時はゆっくり下るべきでしょうね。
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