最近歩く時に気にしていることというか気づいたことが、以下の3つ。
● 力まない
● 弥次郎兵衛になったつもり
● 体の傾きで動き出し慣性を作る
ということ。
◆ 力まない
山歩きに慣れてきて自然にバランスが取れるようになると、それまで力んでいたことが分かった。力むとは無駄に筋肉を使っている状態。横の動きへの力みや足の裏の力みなど様々。力みが無くなってから、楽になった気もするし、距離を伸ばしてもあまり疲れなくなったし、スリップも減った気がする。
◆ 弥次郎兵衛になったつもり
上る時も下る時も、自分が「弥次郎兵衛」になった感じがするようになった。かと言って左右にフラフラするのではなく、垂直軸で感じる感覚で、足の裏を基点にしてピーンとした状態になる感じ。物理的にピーンとなる訳ではなく、「あっ、はまってるな」っていう感覚を得ること。
◆ 体の傾きで動き出し慣性を作る
今度は水平軸の感覚。足の力で推進力を得るというより、体を傾けるだけで動き出す。そして「慣性」を作り出し、動き出した後はそれを維持する。
この慣性が効いていない動き始めが最も不安定だなとも感じる。特に急斜面で立ち止まった後の初動とか、ザレた痩せ尾根での最初の一歩とか。一旦「慣性」が働く方向に動き出してしまえば、その方向に安定して進む。自転車と同じと言えば同じ。
少し余計なことを言えば、崖横の高度感のあるトラバース道でも慣性をうまく働かせられれば、それほどビクビクする必要はない。なぜなら正しい方向に慣性が働いていれば、危険な方向に重心が移動する可能性が低いから。動き出す際は重心をどっち向きにするか、動き出す際に障害はないかに意識を振り向ける。
◆ 総じて
要するに垂直軸と水平軸でバランスが取れていれば、体に無駄な力が働かず、力まなくて済むということかなと理解し始めているところ。子供の頃に教えて欲しかったなぁ。。。
※ちなみにこれは正しいとか正しくないということではなく、そういうことに気付いたということ以上でも以下でもありません。何か「こうすればもっと楽になるはず」とかありましたら、教えてくださいませ。
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