表銀座を通って大天井岳へ その１

秋の紅葉の風景が見たくて、月曜日の13日有給休暇を取り、一番の選択肢は、北海道のトムラウシ、二番目の選択肢は、北アルプスだった。水曜日(9/8)の山の天気をチェックして、北海道行きの予約を全てキャンセルた。２番目の選択肢の中で、常念岳ｰ大天井岳か燕岳ｰ大天井岳のどちらかで考えていたが、仕事で急ぎの重要案件が出てきた為、最終的に決めたのは、昨日9/11の早朝となった。それから食料(フリーズドライ)と追加装備となるシュラフカバーとウールのシャツを神保町に行って購入し、15時新宿発の特急あずさに間に合うように急いで自宅を出て常磐線の電車に飛び乗った。
9月12日朝、5時前にダイヤモンドあずみ野温泉ホテルを昨日松本で借りたNoteで出発して、燕岳登山口の中房温泉を目指した。6時に登山口を出発して、快調に歩き、合戦小屋で美味しそうなスイカを横目にコーヒーを飲んで少しゆっくりしたが、燕山荘にコースタイムより30分早く到着した。多分ここのコースタイムは、渋滞を考慮に入れているのだと思う。
稜線(表銀座の稜線)に出るとさすがに山の天気でAランクとなっていただけあり、西側の景色は抜群で、上の方の空は曇っていたので、少し暗かったが、立山や槍と穂高はガスに隠れることはなく、抜群の景色だった。表銀座は、秋の装いを纏っていないのが残念だったが、雷鳥や日本猿が僕を出迎えてくれた。
時間的には遅くなってはいなかったが、大天荘の手前の槍との分岐に着いた頃には、かなりバテていて、ゆっくりとしたペースで歩き、大天荘に着いた。大天荘でテントの予約をするときに、これはエネルギー切れだと思ったので、小屋で予定外の山菜うどんを食べ、少し回復したような気持ちになった。

登山口　6:00
合戦小屋 8:15 コーヒーを購入ベンチに座って飲む
燕山荘　9:25
燕岳　9:50　写真を撮ってもらう
燕岳山荘　10:35　ココアを購入して飲んで一息して出発
大天荘　13:40

登山口の駐車場が1394mで大天井岳のピークが2922mなので1500m以上登ってきたことになり、合計獲得標高は、1700mぐらいになるので、僕にとってはバテるのも当たり前かな。