関東大震災は別格

昨日の図書館で
・関東大震災の記録　　東京都
・関東大震災の記録　　神奈川県

を読んだのですが、地震そのもののパワーというか、古い黒白写真でありながら、、というか
この地震は桁が違う。
・・人間一人の命はとても重いという前提がありながら、10万5千の死んだ人の、10万5千通りのメッセージが解らない。
そして10万5千人という数が尋常でない

そしてそのうちの9割が火災で亡くなったこと。潰れて死んだ人は一万人と少ない（一万人でも多いが）。
また震災後、多くの人が家を失い配給もない苛立ったタイミングで、朝鮮人が暴動を起こすという情報が流れ、それぞれの町の自警団が計5千人の朝鮮人等を殺したという（あいまいな）記録がある。実際に個々人の手記にはその殺害の目撃も綴られているので（数はわからないが）殺害そのものは事実である。

当時（大正12年）は生糸の海外輸出で儲けていたので、横浜港や鉄路の壊滅により群馬・長野の大養蚕地帯も混乱した。

　おいらは明治の頃の風景や道が大好きなので、
この震災はマジいらねーと思う（＾＾；

関東にお住まいの方は、図書館の地域棚に必ず”〇〇（地元）村と関東大震災”みたいな本が転がっているので、雨の日の暇つぶしに読まれては如何だろう
　ほんと怖いわ