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日記

カテゴリー「カトリック俳句」の日記リスト 全体に公開

2022年 05月 18日 21:57カトリック俳句

句解〜 夏草やベースボールの人遠し

 夏草やベースボールの人遠し 今は詠み人は伏せておきます。 句意としては、  草野球の試合をしている人たちを見かけましたが夏草にさえぎられて近くで見れませんでした。。 となるでしょうか。  (°д°) はぁ?的な。 ■季語の「夏草」。  ★季感 季語の夏草は生い茂るとか通行が
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2022年 04月 07日 21:48カトリック俳句

芭蕉の餞別吟?はたまた怒り吟?

路通がみちのくにおもむくに  くさまくらまことの華見しても来よ  松尾芭蕉 句解:旅寝を重ね、風雅を求める本当の花見をしてきなさい。 これはおいらも同意するるところだ  ※路通は一時芭蕉と行動を共にし茶入れの紛失事件に係わった ー−−−−−−−−−−−− 旅寝とか、くさまくら
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2022年 04月 04日 22:34カトリック俳句

兼題はパプニング プレバト春光戦を見て

プレバトの句をご紹介 おぉ♪(ノ)’∀`(ヾ) ---------------------------------------- 1位 立川志らく 名人5段 影のような野良犬に桜ながし かげのようなのらいぬにさくらながし 2位 森口瑤子 名人初段 馬の子に弄られてゐるアナウンサー うまのこにい
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2022年 03月 13日 22:25カトリック俳句

愛すべき早春の俳句 続編

前回?の奴は日記に書いたか山レポに書いていた 今から2年前  愛すべき早春の俳句 2019年03月08日 https://www.yamareco.com/modules/diary/63100-detail-181657  むめ一輪一りんほどのあたゝかさ  服部嵐雪 (むめいちりんい
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2020年 11月 18日 22:10カトリック俳句

俳句の ‘’二物衝撃‘’

俳句の技法の話し。  二物衝撃 取り合わせともいい、季語+それ以外 で構成されます おいらは幻想的な季語によく二物衝撃を使います 神の旅、花は葉に、鳥雲に、穴惑い、〇〇忌とかです  稲つるび今日はポイント5倍day  ほの香  震災忌未だに持たぬスマートフォン  ほの香  ラーメン
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2020年 10月 17日 22:59カトリック俳句

外から伝わるピリピリとした刺激

街道にペダルを踏み出せばこんなことだらけ(;´▽`A`` 洋洋・狭隘、里山、海崖集落、小湊、街道、 鉱脈、宿場女郎、曽我物語、明治、ダム水没集落 国を支えた養蚕業 関東大震災、東京大空襲、鉄の錆、、 行く先先で‘’勝手に‘’ピリピリとした刺激を受けるようになった 俳句修学の影響も大い
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2020年 04月 08日 20:54カトリック俳句

俳句鑑賞  中辛の思はぬ辛さ漱石忌 折戸洋

NHK俳句で上位に来た作品で選者は長嶋有さん  中辛の思はぬ辛さ漱石忌 折戸洋 訳;中辛(カレー)の注文なのだが意外と辛かった。 後日談にて、長嶋さん曰く背景は知らずに入選とのこと 中辛とは日本特有の曖昧さなので明治の文豪との掛け合わせが面白い。 ※つまり滑稽を感じる部分
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2020年 03月 28日 23:34カトリック俳句

季語とその刺激(俳句鑑賞)

眠くならずに聞いてほしいw どこかで、俳句は『挨拶と滑稽(山本健吉)』と書きましたが今でもなるほどと思う言葉です。  俳句は挨拶 五七五の中で相方や土地、その土地に生きた人、草花やお魚に挨拶する。地層や建物・鉄道・郷土資料や楽器、伝説の人に挨拶するのもありだ。  俳句は滑稽 そ
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2020年 03月 18日 22:16カトリック俳句

春突入にふさわしい俳句

いよいよ僕の好きな春本番前の啓蟄〜春分、うぐいすの初音やら土筆、梅の二−三輪、春霞。 寒さにぼーっとしていると見落としてしまいそうな微妙な変化から大胆な変化が起こる季節。 僕が好きな句を挙げてみましょう。 母の詞(ことば)自ら句になりて  毎年よ彼岸の入に寒いのは  正岡子規
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2020年 02月 17日 23:23カトリック俳句

旅と俳句 おくのほそ道への道

俳人・小澤實(おざわみのる)著の「俳句のはじまる場所」に拠れば明治以前の俳人は定職を持たず旅をよすがとしていたらしい。 ようは、旅先の同門宅に泊まりもてなしをうけ その代表的な旅俳句紀行が「おくのほそ道」である この旅、芭蕉は西行・遊行の歌枕を尋ね廻ることを目的としていた。なので街道を外れ
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2020年 02月 14日 21:06カトリック俳句

俳句の女子 じゃなくて助詞

きょうのプレバト俳句にあるように、初心の方へのアドヴァイスとして助詞の選択が良くあげられます。 ようは「てにをは」の使い方。これにより句の意味合いやら情景が変わってきます なにしろ、五七五という短詩なので一文字一文字を大切にしたい。 大切にしないと詩が出来ない、、という有様ですが て
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2019年 11月 26日 23:08カトリック俳句

降る雪や明治は遠くなりにけり

表題  降る雪や明治は遠くなりにけり  中村草田男 昭和6年・31歳時の作句。 大正時代は15年の幅があったから、作句から20年前の11歳時に明治の終りがあり、草田男は11年間明治を実際に生きた人です。 おいらは明治を体験していないけど、調べものをしていると  むしろ明治は近いし!
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2019年 08月 30日 21:38カトリック俳句

俳句は客観写生に徹しても作者の主観が見え隠れしてしまうのが(・∀・)イイ!!

俳句は客観写生が基本 その逆、主観的なことを詠むと大抵はダメ句になります(除く冠婚葬祭) 主義・主張・のろけ話・小主観・道徳観なんかを表現した句です。 しかし客観写生に徹していても、何回も声に出して読み返しているとどうしても作者の客観の裏の主観が見え隠れし、かえってそれが味わい深くなって心
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2019年 03月 08日 22:43カトリック俳句

愛すべき早春の俳句

季節の巡りの中、私はもっとも早春を愛している。 鶯(うぐいす)が鳴くか鳴かないか、、梅のほのかな香り、、霞が立つまでもなく遠方まで見える景色、、春雨の艶  春本番前の微妙な季節感 どこかに書いたが気象予報士にとっての春=”春本番”でなければいけないらしい。 立春後の寒さは”寒の戻り・余寒
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2018年 09月 29日 21:39カトリック俳句

プレバトの白帝戦を見ながら

ミッツさんのはアレかなぁ  色ながら散る今夜から横恋慕  ミッツマングローブ いつき先生添削  色ながら散るや今宵の横恋慕 添削しても”季語の落としどころが結局エロ俳句。。 俳句の詠みに条件はありませんが、個人の恋愛に興味はないw ※俳句のタブーに、のろけ話・孫やペット自慢と
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2017年 11月 15日 23:21カトリック俳句

エロ俳句

 愛かなしつめたき目玉舐めたれば  榮猿丸 NHK俳句・エロ俳句の高橋克弘さんが、番組表題に選んだ句です こういった句を総称して、おいらは”エロ俳句”と呼んでいます。 昭和の初め、日野草城さんあたりが”エロ俳句”を発表して共感?を呼んだ 一般応募から高橋さんの特選はこんな傾向です  舌
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2017年 10月 17日 21:52カトリック俳句

逢う

逢う(あう) 文語では逢ふとも。 ※逢坂、逢ヶ浜 下田街道の”逢ヶ浜”で、近江から丹波に抜ける逢坂を思っての枕詞として使わせて頂きました。 近江から越える逢坂は。。歩いていないので解らない(^^; 逢坂という歌枕があるそうで いずれ越えなくてはならぬ峠なのかな。 以前書いた・塩
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2017年 10月 14日 22:03カトリック俳句

俳句の”かな”止め

”かな”止めは好きです。 俳句をはじめて三年の私がガーガー騒いでもあれなんですけど 俳句は17音と短いので どこかで言葉を詰まらせて(切って)景物や季語をを意識させる。 例えば”や”で切る、ことによって上五と違う想像とか、新たな転換に引き込むことを意識しています。 や、かな、という
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2017年 03月 28日 23:32カトリック俳句

岸本葉子さんの俳句初めまして吟行の巻を読んで

まず、、高校生七人とベトナムのリンさんについて。  若ければ道行き知らじ賄はせむ黄泉の使負ひて通らせ  山上憶良 まだ幼いから道がわからないだろう。贈り物をいたすから黄泉の使者よどうぞこの子をおぶってやってください。 ・・表題の岸本葉子さんの著書について ”吟行は行ってなんとかするも
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2017年 03月 27日 23:09カトリック俳句

恐るべし鑑賞者(2)

別に続けるつもりはないのですがパート2です。 -------------------  花すすき去来先生いましかり  高浜虚子  俳諧の月の奉行や今も尚  高浜虚子 昭和二十八年十月三十日 長崎に於ける去来二百五十年祭。との枕 -------------------- しかり(然り)
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2017年 03月 26日 23:23カトリック俳句

恐るべし鑑賞者

芸のつくものは鑑賞者あってのものであります -------------- 松尾芭蕉の弟子”去来”が名月(秋の季語)の日に以下の俳句を詠んだ  岩鼻やここにもひとり月の客  去来 岩の突端にも一人、自分と同じように月見をする人がいる。 洒堂という人が”月の人ではなく月の猿”としたらど
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2017年 03月 26日 00:22カトリック俳句

季語と固有名詞は動かない!?

 行く春を近江の人と惜しみける 松尾芭蕉 季語:行く春=春の終わり。去りゆく春を見送る 近江(おうみ):固有名詞(地名)今の滋賀県 どんな情景が浮かぶでしょうか? 季節に敏感な人なら、”行く春”という言葉の中に様々な事象・感情を見つけることができるでしょう。 寒さの中で春を心待ちに
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2016年 11月 04日 23:29カトリック俳句

冬来たる

今年は11月7日が立冬であります。 バタバタしている季節であります。 急死した友、、 この人は自分の病気を受け入れら無かった 私もいづれ逝きますが、現世のバタバタを笑いながら見守っていてください  痰一斗糸瓜の水も間に合はず  子規 一斗=いっと缶=18L缶 糸瓜(へち
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2016年 09月 16日 22:34カトリック俳句

いざよい(十六夜)

.  十六夜という音であり月であり  ほの香 (いざよいというおとでありつきであり) 十五夜(じゅうごや)の翌日、きょうは十六夜(いざよい)であります 原句は  虫の音を聞いているよな秋の月  ほの香 (むしのねをきいているよなあきのつき) でした。まあそんなに悪くないよう
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2016年 08月 27日 22:13カトリック俳句

初秋の晩酌

NHKの昭和ソング特集を聞きながら飲んでいるので読書は捗らないw  裾刺せと繰り返す虫モニカの忌  ほの香 ”裾刺せ”、という鳴き方をする虫がいて今鳴いている虫がそれだと家の奴が言った。 確かにそんな風に聞き取れて、座繰りと機織りとかの絹生産ではなく、傷んだ服の”補修系”だと思った。
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2016年 08月 18日 23:00カトリック俳句

魂来て魂帰る

バイト4日目と5日目(昨日8月17日・今日18日)は運良く台風絡みの雨に当たらなかったが、川は増水し際の草は飲まれ、鯉や亀などは見られなかった さて通勤経路の辺りは旧家とベッドタウンが入り混じっています。 家家の玄関前には野菜を割り箸を刺したもの・焦げた木片・・を行く行く目にします  
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2016年 03月 08日 22:29カトリック俳句

幻想的な朝

 やわらかくホケキョと鳴いて朝霞  ほの香 解説はなし  紫に暮れゆく谷戸の花樗  星野椿 谷戸(やと)というのは鎌倉独自の言葉で頼朝の頃から行き止まりの路地などが自然の要塞としてあり、それを谷戸という。(星野椿) 季語は花樗(はなおうち)=樗(おうち)は栴檀(せんだん)
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2016年 02月 23日 22:00カトリック俳句

日本語てふ美しさよ春炬燵  ほの香

ある人とのメッセージのやり取りの端に、もいらの日記は”やや難解な内容もある”という文言が含まれていたことが、とても印象深いと思ったので、、 もいらの日記は日本語で書いているのですが日本語は難しい。 俳句を始めたのが昨年の11月ですが 会社の食いしん坊事務女性に肉まんを差し入れして、こん
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2016年 02月 16日 21:50カトリック俳句

利休忌

春の季語集を読んでいて。 茶人の千利休の忌日。旧暦2月28日。表千家では新暦3月27日裏千家では3月28日に忌を修している。茶の湯を完成させた功績は大きい。秀吉の不興を買って切腹。利休忌は茶道各派で行われる。 独裁者の目に余れば文化人でも殺される時代 NHKドラマ官兵衛にも取り上げられてい
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