愛かなしつめたき目玉舐めたれば 榮猿丸
NHK俳句・エロ俳句の高橋克弘さんが、番組表題に選んだ句です
こういった句を総称して、おいらは”エロ俳句”と呼んでいます。
昭和の初め、日野草城さんあたりが”エロ俳句”を発表して共感?を呼んだ
一般応募から高橋さんの特選はこんな傾向です
舌先のピアス冷たく街をゆく 小田島渚
黒靴は固し冷たし先逝けり 井上睦子
孵りたる殻のつめたく乾きけり 佐藤直哉
角帽や底冷えの京二ーチェ手に 宮内規雄
耳冷たし金持ちになれさうもなし 中山月波
登り棒冷たくて結婚前夜 滝田光昭
この手のものは主流はなしていないものの心のスキを狙っては輝き、消滅していく次第です
(九月三日)
両翼のまこと大らか鷹渡る ほの香
(九月十日)
秋白く風はさらさら佐久の鯉 ほの香
見つめればメガネに写る豊の秋 ほの香
今は11月。めっきり寒くなり
(十月二十二日)
行く秋の雨の車窓に湯飲み哉 ほの香
自分は、花鳥を外さないで行こう。と思う
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