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かみさんは子供達が小さい頃から我が家の毎年恒例行事になっている日本渚百選の珠洲鉢ヶ崎での海水浴を今年も連れてってと要求。
例年なら夏休み前の7月20日前なら予約出来て毎年泊まっていた百楽荘は好景気のせいでこの時点(7月17ー18日)で既に8月最終週まで予約で一杯!
仕方がないので他に検索したそこそこの旅館も既に予約で満杯!かみさんにこの状況を伝え、一旦は今年は能登での海水浴を諦めて貰っていたところ、ある日どこかの銀行の待合室で何気に読んだ旅行雑誌(旅の手帳?)で民宿特集をやっており、全国幾多の民宿の中から輪島の深三という民宿が紹介されていた。
そこは輪島の朝市から徒歩3分、袖ヶ浜海水浴浴場から車で10分という最高の立地なので、駄目元で即予約の電話を入れてみたら8月6日は空いているとのことでかみさんの内諾もとらず即予約した。
のと里山海道ドライブ道中もかみさんと娘は鉢ヶ崎海水浴場と百楽荘への未練タラタラだったが、袖ヶ浜海水浴場に着いて浜茶屋で潮風に当り潮騒を聴きながらサザエの壷焼きをつまみに生ビールを飲んだらサザエの壷焼きの旨さとシチュエーションのよさに感動!かみさんもすっかり機嫌が治り、続いて頼んだイカ焼きも冷凍物のスルメイカかと思ったら殊の外柔らかく絶品!尋ねたら浜茶屋の御主人が今朝釣ってきたイカだというから納得。
アルコールを飲まない娘の運転で民宿深三へ。
昔の町家をイメージした新築物件で柱、梁等木組は全て漆塗りで玄関、廊下、部屋の掃除は隅々まで行き届いており清潔感は合格。
民宿ゆえトイレと洗面所は共同だがこれも上級旅館並みに清掃されており合格。
風呂も壁には漆が塗り込められ、浴槽にはアワビやサザエからとった螺鈿が塗り込められ御影石のようにピカピカ光って、お湯も天然温泉で肌に優しく自分好み。
料理は1階の食事処で個別に頂くことが出来、お椀は年代物の輪島塗。
取れたてのガンド・スズキ・マダイの刺身、ホウボウの塩焼き、コッペの煮付、トビウオのフライ、近所の農家から分けて貰っているハゼ干しのお米を炊いたご飯、岩モズクの味噌汁、どれも絶品でした。割烹旅館並の料理で「国民宿舎のときんぷら」よりも安い1泊2食8500円!
山には行けなかったけど、家族大満足で父ちゃんも幸せ!
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