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吾妻連峰の「吾妻小屋」からまで鈴鹿山脈の「藤内小屋」まで26の山小屋訪問記と北アルプスの「三俣山荘」の小屋締め作業への同行記がとりあげられている。
山小屋の主人を務めておられる方は、親子3代にわたって代々親が苦労して開いた山小屋を引き継いで守ってこられた方もいれば、山小屋の娘さんとのご縁があって山小屋の主人になった方や、山好きが高じて山小屋の管理を引き継ぐことになったかたや、定年退職後の第2の人生を好きな山で過ごしたいとして、山小屋の主人になった方など様々である。
この本を読んで、立ち寄った山小屋の思い出が蘇ったりした。これまで、それほど山小屋を目的に歩いたことはなかったが、これからは、こんな山小屋でまったりとした時間を過ごすような山登りをしてみたいなと思った。
筆者の高桑氏の写真が各山小屋の特徴や風情を撮りこんでおり、軽妙な記事とマッチして各山小屋の主人の個性をうまく引き出しており、写真を見ているだけでも楽しい本である。
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