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熊本県最高峰「国見岳(1738.8m)へチャレンジ!」
5月1日(金)快晴
午前中は郷土史愛好会の資料作りをし、午後2時頃までKSCへの質問等の返事を返し、午後2時過ぎに郷土史愛好会の各委員へ8日に行う役員会の案内を配って回り、その足で内大臣橋を目指して愛車「エブリー」で向かう。
内大臣橋を過ぎてアスファルト舗装道が続き一部新しく舗装した区間もあり快適に時過ぎるもその区間が終わると、林道特有のガタガタ道が10数キロ続き緊張しながら落石や窪地を避けながら慎重に進む。思えば、このような道路を想定し昨四輪駆動車に乗り換え、登山三昧にと思っていたが、思っていた以上にその他の業務が入り、登山どころではなくなり、四輪駆動車は専ら書類の配達などに使い、四輪駆動を発揮することもなく一年が経過していた。今日はその四輪駆動をいかんなく発揮してくれ、満足したドライブが出来、広河原の広場に真新しい「バイオトイレ」が設置されていました。とても素晴らしいトイレで用を足し、さすがに国有林だけあって素晴らしい設備だと感心しました
ここからちょっと先に行くと「広河原登山口」があり、18時頃駐車場に到着。
早速、夕食の準備に取り掛かり、月の明かりと行燈で夕食を楽しみ、午後8時頃ベッドに潜り込み車中泊。物静かな一夜で夜中に目覚めて夜空を見上げると、わが家から見上げる夜空とは大違いで、満天の星空に感動!
5月2日(土)晴
薄暗い5時過ぎに目覚め、すぐに登山具の準備と山登りの服装を整え、軽食のパン食で腹ごしらえをし、5時50分過ぎに登山を開始!
登山口がいきなりの劇坂が待っていた!1時間以上登ったところから、今度は峰越えが始まり沢を渡ったり、がれ場の如何にも滑り落ちそうな箇所を横歩きに進み、本当にこのルートで「国見岳に着くのだろうか?」何しろ「国見岳」は初めての登山で県下一の高峰であり、本当に登れるのだろうか?」などと心配しながらの山登りです。最初のころは植林された杉林が続き、一部ヒノキ林もあったりし、高度があがるに従い、雑木林がとなり、大木群や「ヒメシャラ群」が目に着いた。また、「ばいけい草」も群生し、花の季節は、過ぎていたが、緑の葉っぱに一面覆われている個所も見かける。
漸く、「平家山、国見岳・尾根に着き、山頂を取り巻くようにシャクナゲの群生地があり、シャクナゲの淡いピンクの花はまだ早いのか、ところどころに蕾があり、また日差しを受けているような場所では3,4輪と淡いピンクの花が咲いていました。
9時5分、山頂ある祠が見えてきました。あと一息!9時7分山頂登頂だ!登頂成功だ!と誰もいない山頂で叫びました!
山頂からは360度の大パノラマが展開し、九重連山、阿蘇五岳、金峰山の峰々や遠く普賢岳が望むことが出来大興奮です。南の邦楽H少し雲がたなびいていて、はっきりとは判りませんでしたが、人吉方面や高千穂方面まで見渡すことが出来るのかもしれません。遠くを眺めながら想像を逞しくして見入っていました。(^^♪
そして朝食を山頂で頂いていると、二本杉方面からやってきた数組のグループや単独でやってきた人たちの話声が聞こえてきます。さすが熊本県最高峰でもあり、九州百名山にも選ばれているだけあって人気の山であることには違いないが、異口同音に登山口までのアクセス道路には難儀されているようだった。
その中に若い二人ずれと会話することができ、話によるとお二人で「九州百名山」を目指し、このゴールデンウィークを利用して彼方此方の百名山にチャレンジ中」とのことでした。男性の方は、以前はロードにも乗って居られたそうですが、今は「山登り」に夢中!だそうです。早く目的を達成され、次の「日本百名山」を目指してください(^^♪
と記念写真を撮って、私共は一足先に下山の途に着きました。下山ではちょっと降り口を間違え「杉の谷登山口」方面へと行き、途中で気づき往路のルートで無事下山することが出来ました。
国見岳は初めての挑戦であり、相方は相当不安を感じながらの登山でしたが、帰路は安全第一にと慎重にも慎重を喫して下山し、無事に下山できたことに感謝する。道すがらイノシシか鹿の骨らしきものを発見し、一本は先ほどの若いお二人に見せ物珍しいと一本を受け取ってもらいました。残りは持ち帰り、「山の神」として葬ってやろうと思います。
また、車で林道を下っていると小鹿が突然林道に出て驚いたように右側の谷へと駆け下って行きました。おそらくその先には親鹿がいたのでしょう。
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