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コンテンツ
１．顛末
２．補食一覧
３．感想と教訓
写真は左から：病棟のデイルームから見た大文字山の稜線；火床；祇園祭り前の祭りの日の昼食は鱧と西瓜付き
１．顛末
7月6日（木）
朝 腐った魚を食べた。直後から吐き気を覚える。
＊魚は6月29日購入した鯖1匹。他に色々あって食べるのが後回しになり、7月2日に素焼きにして保存。7月6日に煮付にして食べた。
昼 食べず。
夜 野菜食ってなかったのでもやし200gサラダ。
7月7日（金）
未明 嘔吐、少ない目。下痢、少し。吐くと楽になり、治ると思った。
朝 ステーキ。
昼 吐き気復活で昼食抜き。西瓜を1/8の1/3。
夜 もやしラーメン。ソーセージステーキ65g。
7月8日（土）
未明 嘔吐、多量。おなかに残っていた腐った物を沢山吐出したので、治ると思った。
朝 治ってなくて食べられず。お茶を飲むだけ。
迷っているうちに時間切れで医者は行けず。
＊かかりつけ開業医は土曜午後〜日曜休診。
昼・夜 食べず。お茶は苦く感じて飲めず。以後の水分補給はスポーツドリンク、自家製経口補水液、西瓜。
午後から37度台の発熱。
夕方と夜、嘔吐。夜発熱38.2度。
7月9日（日）
全日 食べず。
朝方数回、少量の下痢。午前の発熱37度台。
夜嘔吐、大量（800�佞曚鼻法�固形物はほぼなく黒い。
＊黒いのは血だったそうだ。（出血から嘔吐まであまり時間がたってない場合は赤い）
夜の体温38.4度。
朝から受診は決めていたが、夜には、最初から入院前提でバプテスト病院に決め、予約不要を電話で確認。タクシー予約。
7月10日（月）
朝8時30分、ＧＯ！
御時世で「嘔吐＋発熱」はまずコロナＰＣＲ検査。結果待ち1時間。
10時 ＰＣＲ検査ＯＫで消化器内科待合へ。
11時 問診。レントゲン検査と胃カメラ検査をオーダー。入院考えて来たか訊かれる。入院手続きも開始。
12時 レントゲン検査だけで腸が捻じれて閉塞していると判り、胃カメラとレントゲンで見て（だったと思う）イレウス管（鼻から入れる腸につける排水管）を挿入する事になる。＊ここまで初診の医師
＊＊＊＊＊＊
食道-極めて激しい炎症、胃-極めて激しい〜激しい炎症、大腸以外-激しい炎症、大腸-炎症なし。
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3時 主治医さんがイレウス管を取付ける。適宜局部麻酔やら何やらを使い意識ありで苦痛なし。
その後、病室へ。
7月11日（火）
早朝 多い目の下痢、モロモロの食べ物カス〜消化物？を含む。（入院まで時々下痢は出ているが総量は少なかった）
朝〜昼 少量の下痢数回。徐々にモロモロ減って透明になる。
夜 下痢大量、褐色。ほとんど出なくなっていた尿も復活。
7月12日（水）
未明 おなら復活。その前から多少のおなら意はあったが液体が先に飛び出しそうで、、、
未明 尿量多くなる。輸液で水分を入れ続けているので当然の成り行きだが、脱水傾向は解消したと言う事。
午後 下痢の色はきれいな緑色になる。＊胆汁の色という。
午後 完全に捻じれがなくなり回復したと言う事が確認され、イレウス管を抜く処置。
夕方 お腹の感じが劇的に良くなる。生まれ変わった様な感じ。＊後で見せてもらった血液検査データで、先生もこの日から劇的に回復したと。
この後、携帯の充電器を持って来ていなかったので、詳細な記録なしだが、とんとん拍子に回復し、腹をすかしてばかりいた。
多分、
12日（水）夜からエサ開始。重湯とスープ、
13日（木）夜から3分がゆと軟軟采、
14日（金）夜から7分がゆと軟軟采、
15日（土）夜からかゆ（全かゆ）とおかず、
16日（日）朝食が食パンに。昼から（？）かゆが300gに増量。
17日（月）昼食は鱧（残念ながら切落しではなかったが）と西瓜が付いた豪華ヴァージョンだった。
17日は祇園祭りの前の祭(さきのまつり)の日。
17日と18日は朝食のパンをデイルームのトースターで焼いて食べた。全体的に、かなり自由。隣のおばあさんは迷惑メッセージが来ない様にラインの設定を直したり迷惑メッセージを削除したりしてもらっていた。「体重量ろー！ 量ろ〜！量ろ〜！」とか「痛いのー？ オイ！オイ！オイ！」とか、かなりニューウェーブの看護師もいた。
7月18日（火）
朝 退院。
業務スーパーまで歩きで20分ほど。スモークチキン(味濃かった)、冷凍ロースかぶりスライス(肉)、かしわ手羽(手羽は手羽先じゃなくて胸)、葱、その他食べ物買い込んで、バスで帰宅。家まで歩けたが、生鮮食品買ったのでバスにした。
幸い伝染性のもの（ノロとかO157を心配してた）ではないと言う事で、高齢の母にうつす心配はない。
7月19日（水）
午前 風呂。
留守中に入ってった不在票の荷物の再配達を午前指定にしていたので、午後から外出。佐川急便から昼前に電話。出る前に切れたのでかけ返すと高額なナビダイヤルだ。再配達手配を忘れてたというので夜に再指定。
昼 錦へGO! のとよでウナギの八幡巻、麩屋町四条下る新鮮市場で切落しにする鱧、金目鯛の刺身用短冊、生湯葉、その他。
夜 金目鯛の刺身は初めて食べた。サーモンみたいに柔らかいが、鯛みたいな筋が少しある。味は薄い。可もなく不可もないが、まあ、初めての食感。
２．補食一覧
家から差入れしてもらっている人もあった。
私はそれは不可能。コンビニで買って食べた。バプテスト病院、京大病院にはコンビニがある。
■ 補食に買った物の一覧。購入してすぐ食べたとは限らない。特に総菜は食事時に食べたことが多い。
■13日（木）
13:14 こんがり焼プリン、バニラきつい。チョコビスケット(正栄デリシィ)、やらか目、小型。
食べてたら先生が来たので、ほっぺたにビスケット2個押し込んで受答え。ばれてるはず。看護師の来るのは予測できるが、先生は予測不可能。
17:12 二度焼き醤油せんべい、おいしい。金吾堂だったかと。
■14日（金）
11:16 黒豆おかき(岩塚)。やらかいが味は良い
15:29 サラダチキンバー・チーズ入り。味濃過ぎ。
13:40 パッションマンゴプリン。塩あられ、美味しいが少し塩をはたき落とす。分析値では塩少ない。
19:24 ブロッコリサラダ、一応おいしいが味濃過ぎ。
■15日（土）
9:34 サラダチキンバー・塩味、味濃過ぎ。PUREぶどう(ゼリー)。
13:49 卵ハムMIXサンド。やや味濃い。
14:58 塩あられ２袋。
16:44 ブロッコリサラダ。一口もち食感パン、やたら味濃い。
19:33 醤油あられ(岩塚)、分析値では塩少なくないが味良し。黒豆おかき。
■16日（日）
9:18 MIXサンド。
10:22 もちもちクルミパン、あっさり塩味を期待してたが濃厚風味味で味も濃すぎ。
13:26 ハムサンド。
16:14 蒸し鶏春雨サラダ、ぼんやりした味、可もなく不可もない。
■17日（月）
9:03 ブロッコリサラダ。
正式の食事が増えたので、これで購入はおしまい。おかき・あられが退院直前まであった。
３．感想と教訓
＊ もう一日排水処置が遅れていたらと思うとぞっとする。
＊ 受診は遅れたものの、最初から専門診療科目のある病院を選ぶ事になり、かえって良かったという面がある。
＊ 下手な医師に様子見でもされたら命にかかわるので、良い医師・病院をみつけなくては。
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＊ 吐気があり、下痢が少ない場合、閉塞を疑う。
＊ 黒い嘔吐や黒い便は血液。（勿論鮮血なら赤い）
＊ 普段から良い病院を探しておくべき。
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先生と話していて、
＊ 一度に１L飲むのは詰まりの原因になる様だ。半分くらいまで。
＊ なすびの皮、トマトの皮、マーガリンは消化器に良くない。
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入院準備・持参物
＊（一人住まい等では）受診即入院の可能性があれば、家を出るときに適当な処置をする。例えば（１）窓を開け放ち換気をはかっておく。（２）ONだけタイマー設定でOffはマニュアル操作のもの（我が家の冬の台所のエアコンがこれ）があれば、適宜設定を変えておく。（３）新聞とってたら連絡して止めるか貼紙する。
＊ 入院に必要なものは病院によって違うので、細かい事まで考えていたら切りがない。とにかく体を持って行ったら、本気の病院なら治療してくれる。が、ちょっと不便した事もある。（１）携帯充電器は必須。コンビニがあれば電池で充電する携帯用電源も便利かと思う。コンビニがあると無いとでは大違いだが、かと言ってそれを基準に病院を選ぶのはマズいだろ。（２）粘着テープが何かと便利。ちょっとなら看護師さんにもらったらよい。ただ「補食の菓子の袋を綴じておくのにテープちょうだい」とは言えず。コンビニで補食の菓子や総菜を買うときにしるし用の店名テープを長く切って貼っておいてもらった。
＊ お薬手帳
＊ 薬そのものも持って行かねばならない。が、忘れた。飲まずとも大して問題なかった。(お薬手帳を見て必要性が高い物があれば、
病院で出してくれると思うので、必携ではないかも知れない。)
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