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皇海山の最短登山ルートにアクセスする「栗原川林道」が廃道になったことを今日知りました。大ショックです。
以下沼田市のホームページの引用です(3月3日付):
『栗原川林道につきましては、度重なる台風や大雨による路肩崩落等の被害、年月の経過に伴う岩盤の脆弱化による落石の増加等により、安全な通行の確保が図れないことから、今後通行することができません。そのため、皇海橋の登山口からの入山はできませんのでご注意ください』
え? えーっ??
「目が点になる」ってほんまにあるんや! とそこだけ何故か関西弁で思いました。
私は百名山の完登は目指していません(そもそも無理)。その代わり関東(上越国境や山梨東部含む)と東北の "百" は全てクリアしようというのを大きな目標として持っています。残す山は、関東では皇海山1座のみ、東北では飯豊山1座のみです。
皇海山は去年絶対行こうと計画していましたが、景観があまり期待できない山なのでせめて紅葉の季節にと思っていた矢先! 台風19号で栗原川林道が崩落のため閉鎖に。「再開時期は未定」となっていたので(元々冬季は閉鎖になる林道ですし)今年に賭けていたのですが...。
こうなると栃木ルートで攻めるしかないわけですが、これがハードな道として有名ですからねえ。日帰りだと(私の足では)15時間クラス...。
「庚申山荘」 に泊まる手はありますが、なんせ私は「日帰連」(にっきれん:日本日帰り山行推進連絡協議会:会員数約2名) の俺会長なので(笑)、ほんとに困ります。
因みに私が日帰りに限定しているのは何も「ハードな山だったけど日帰りしてやったぜ」とドヤるためではありません。
・登山に丸々2日潰したくない
・山小屋のザコ寝が嫌
・テント泊は荷物が重くて無理
・汗かいて風呂に入らないなんてあり得ん
これが理由です。
飯豊山も、日帰りはキツそうだなという理由で残しています。皇海山が残った理由は「ツマらなそう」です(笑)。
こうなったら仕方ない、飯豊山と皇海山だけは例外として泊まるしかないか...。
ショックなニュースを知ったあと、ヤマレコで久しぶりに皇海山 [検索] をかけたら FEELさんのレコが上がっていて、そのコメントにこんな一節がありました。勝手に引用させていただくと:
「つまらないと言われることもある百名山、皇海山。『当たり前だ、つまらない群馬側から登るんだから』と、このエリアを庭としている方の言葉。確かに栃木県側からの皇海山は威風堂々でした」。
FEELさんは健脚の上級者なので、まんま私に当てはまるとは限りませんが、だいぶ救われた気がしました。
台風19号の爪痕は未だに残っていて、手付かず状態の林道や登山道があちこちにあるようです。まさに「登山史を変えた」台風になったかも知れませんね。
【写真】
せめて写真で山の思ひ出を辿ろうシリーズ
・尾瀬富士見峠からの燧ヶ岳
・尾瀬沼の逆さ燧
・山中湖の逆さ富士
tsukadonさん
あっちゃー!確かに沼田市のHPにそう書いてありました。台風19号による被害が甚大で手に負えないと判断したのでしょう。来月行こうと思っていたのにショックです!
当然根利川口からもアプローチできないのでしょうね。仰せの通り栃木県側から挑むしかなさそうです。
県界尾根や松木渓谷遡上ルートはさらに敷居が高くなりますしね!
hotakatomokiさん
コメントありがとうございます。
皇海山、秋に行くつもりなのでだいぶ先であることと、コロナの件もあったりして「林道は開通したのか?」なんて全くチェックしていませんでした。
今日たまたま思いついて沼田のHP見たらこの結果。ショック過ぎて、しばらくリアルに固まってました。
栃木側からだと、キツイという事もありますが、家から登山口へのアクセスに倍近く時間がかかってしまうんです。なんだか、ずいぶん遠い存在になってしまいました。
ここ数年、毎年「行く行く詐欺」をしてきたツケですね。早く行くんだった〜。
>当然根利川口からもアプローチできないのでしょうね
あちらはだいぶ前から事実上廃道のようですね
>県界尾根や松木渓谷遡上ルートはさらに敷居が高く
そうですね。以前にちょっと研究したことがあるのですが、すぐに却下しました。
tsukadonさん、初めまして!
二度と行きたくない百名山の五指に入る皇海山。その理由が悪名高い栗原川林道でした。
初めて行ったとき、皇海橋で車中泊しようと夜中に悪路を走っていたら道が盛り上がっているのに気付き、急ブレーキ
登山自体はあまり覚えていませんが、悪路の林道と崩落現場のことで悪い印象しか残っていません。二度と来るものか、と思っていたのに鋸山登山のため再度通ることになってしまい、やっぱりコリゴリしました
↓その思い出日記
https://www.yamareco.com/modules/diary/12075-detail-191118
こうなると、庚申山荘ベースで行くしかなさそうですから益々敷居が高くなりますね
※写真どれも綺麗ですね 。素晴らしいです
ikomochiさん
初めまして。コメントありがとうございます。
『百名山の思い出−XX座目』の方でしたか! 失礼ながら全ては読んでいませんが、何度か拝見しております。
それと改めてプロフを覗かせていただきましたが、百名山どころか、山のキャリアが凄いですね! 私と年代が近く、還暦前に山を始められてこの実績?!と目を疑いました。私も60過ぎに始めたんですが、足元にも及びません。
ご案内の日記も読ませていただきましたが、そっか〜、そんなに危険な林道だったんだ!と。自治体もついに苦渋の決断をせざるを得なかったってところでしょうね、納得です。
飯豊山なら山の格が上ですし、景観などが圧倒的に勝っているので、遠かろうがキツかろうが関係なく行こうと思えるんです。しかし皇海山はねえ、正直「義務感」が70%ぐらいなので...(笑)
でも、目標達成のためには頑張って栃木からでも行かなければ、と思ってます。
写真お褒めいただき、ありがとうございます。
写真、ウマい方じゃないんですが、1万枚近くも撮っていれば、奇跡の1枚があるというものです(笑)。
tsukadonさん、こんにちは。
どういう理由で「百」を目指されているのかわかりませんが、国境平から見た皇海山は雄大で素晴らしいものでした。
可能であれば、県境沿いに行かれれば、皇海山の良さを味わいながら充実した山行が望めると思います。
naoeさん
こんばんは。
「百」全部を目指すつもりは最初からないのですが、登山を始めてしばらくは主に関東〜東北の名だたる山(=結果百名山が殆どになりますが)ばかり登っていたら、いつのまにか関東も東北も「残り1座」になっていました。そこで、関東・東北だけはぜひコンプリートしなきゃ、となった次第です。
>国境平から見た皇海山は雄大で素晴らしい
>県境沿いに行かれれば、皇海山の良さを味わいながら充実した山行
そうなんですか! 貴重なアドバイスありがとうございます。参考にさせていただきます。プロフを拝見するとかなり凄い山キャリアをお持ちなので、信頼させていただきます。
ご愁傷様でございます
遂にあの悪名高い林道が閉鎖されましたね!
やはり皇海山は本来の修験道であるクラッシックルートを行けと言う事です
群馬県側が閉鎖されたので改めて皇海山は「栃木のもんだ!」と
所有権を宣言して置こうかな ハハハ
ツカさんの足なら私の様に18時間近くもかからないと思うので
是非、日が長くなる来月にクラッシックルートへお越しください
県外からの移動については私の職権で許可いたします
(By なりすまし栃木県知事より
臨時県知事殿
ここに限らずクラシックルートは難路と相場が決まってますもんね。
本当は秋の紅葉狙いなんですが、そっか、クラシックなら、日の長い時に行かないとだ!
これからコロナリハビリをして、さらに体力増強して、となると間に合わないかも?
それに、皇海山のそっちルート歩くなら、同じ労力レベルの飯豊山が先だな、ってなりそう。
再度 お邪魔します
飯豊と皇海を比べちゃいけませんよ
ツカさんの名言「山に貴賤なし」って言ったって
それはそれとしても
実行後の満足度の高さは比べるのさえ虚しい「労力レベル」では?
極々一部の「修験者」を除けばだけど・・・
お言葉ですが(汗)、私の名言に補足しますと、正確には「山に貴賤があるのは認めざるを得ない。しかし人それぞれの山行に貴賤はない」となります(苦)
ま、いずれにしろ皇海山と飯豊山は両方登って関東東北百コンプリートを何とか達成したいので、あとはどっち先問題だけです。
※本件ご返信不要です
庚申山荘は広くてそれほど混まなかったと思いますが、こうなると混むかもしれませんね。
庚申山、鋸山と縦走するルートは展望もあるのでおすすめですよ。
nsymさん
はじめまして。
コメントありがとうございます。
コロナのために今季中の営業中止を早々と決めた山荘も多いようですね。庚申山荘は、まだ調べてないんですが、どうなんでしょう。
群馬側の道が断たれた影響がどれぐらい出るかというところですが、元々入山者の多いルートではないのと、私は平日に行けるので大丈夫だろうと思うことにします。
鋸山にはぜひ寄るべきと、複数の皇海山経験者からも聞いておりますので、計画には入れていました。泊まり山行なら庚申山も行けるでしょうね。
※後日訂正↑ すみません、栃木側(銀山平)からだと庚申山−鋸山−皇海山という順番でピークがあるんでしたね、一瞬勘違いしてました。
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