無料のスマホチューナーではビアノの音域の両端が測定不可だったので、ネットでA0からC8迄測定出来るチューナーを探してヤマハのチューナーTD−19を購入しましたが、やはり両端は測定できませんでした。
メーカーに問い合わせをしましたところ、これは管楽器用のチューナーで正弦波の測定条件が付くようですが、HPの商品紹介には記載が漏れていたようです。
無駄な買い物をしてしまったかと思いましたが、記載漏れが有ったとのことで返品に応じてもらえました。
その後さらに探しました所、スマホ用のピアノチューナーソフトで初心者用の機能のある「ピアノチューナー」を見つけました。初心者機能ではビアノの音域のA0からC8まで全域の測定が可能で3000円弱で購入でき、さらにピアノの音のメリハリをつけるための低域と高域を強調するピアノ調律曲線に沿って調律が可能です。
調律用具はそろったので後は根気よく調律をすれば良いと思ったのですが、ピアノには沢山の周波数の音が混じっていて音を聞き分けるのが難しくて簡単ではありませんでした。
チューニングピンの回転調整が非常に難しくて少し回しただけでも音程が大きく変化してしまい、5セントの範囲に入れるのに一苦労でした。高音域ではさらに難しくなり10セントの範囲でも調整できない所が出てきました。
また調整できたと思っても鍵盤を叩いて調整していると、いつのまにか音程が下がってしまい再び調整する必要がありました。
ユニゾンの調整も、一本の弦でも唸りがしているように聞こえる所があって3本の弦のユニゾンをとるのは非常に難しいので諦めて、単に各弦の周波数を±5セントの範囲に入るように目指して調律することにしました。
調律するためには周りのカバーを取り外す必要がありますが、弱音ペダルに連動したスクリーンの様な器具はネジ止めを外す必要がありました。
ピアノチューナーのソフトを購入してから時間が掛かりましたが、取りあえず一通りの調律が終わりました。±5セントに入らない所も出ましたたが±10セントの範囲なら私の耳では一応の音階は取れているように聞こえました。
取り合えず自己調律ができたので自己満足していますが、夏休みに娘家族が帰省した時にピアノを弾いてなんと言われるか気になる所です。
左側: ピアノチューナの表示画面のアップです。上側がメーター表示、下側にピアノ曲線からの偏差が示されます。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する