新幹線車内でクマ撃退スプレー誤噴射か 乗客5人が目・のど痛み
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231202/k10014275991000.html
12月2日東海道新幹線の車内で登山帰りの乗客が持ち込んだクマ撃退スプレーが噴射され、乗客5名が目やのどの痛みを訴え、同じ列車に乗っていた乗客は全員列車から降ろされ、当該列車も運転打ち切りとなり後続列車に案内される事件が起きました。
登山帰りの乗客は浜松から乗ったようで南アルプスに行った帰りでしょうが?
クマ撃退スプレーはクマだけでなく人間にも大きな被害を与えるものなので取り扱いには気を付けて欲しいですね。
風波は、熊除け強力カプサイシンスプレーで自爆したことがあり
その有効性を我が身を持って経験しております。
昨今、熊が下界に、人は山へと
危険を感じる地域への入山時は
熊除けカプサイシンスプレーの携行は必須となってきました。
そのため、その取扱いには十分な配慮が必要ですね。
特に、公共交通機関や雑踏などで誤射をするような事が無いような対策ですね。
風波も今一度、保管、携行要領について考えます。
自爆した、山行です。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3590160.html
風波
山行記録拝見しました。大変な目に合われたのですね。
私は山でクマには3回ほど会いましたが、襲われたことはありません。
個人的にはクマ対策にはヘルメットが一番だと思っていますが、スプレーも数メートルの距離なら有効だと思います。
飛行機みたいに持ち込めなくなるかも知れないので人の多い場所では特に取り扱いに注意が必要ですね。
熊スプレーメーカーのアウトバックでは車や船舶などの移動中にカウンターアソルト(&ストロンガー)を安全に運搬するために『熊スプレー運搬用コンテナ(KOZEE-TOTE)』というのが販売されております。(航空機への持ち込みは×)
これを使えば公共機関への持ち込みが可能かと問われれば、痴漢撃退スプレーと同じく熊スプレー自体がグレーゾーンのようです。
(危険物の持ち込み禁止の表示があったような?)
ちょっと前の電車の硫酸漏れも適切な移動用容器や保護ケースを使っていたのか判りませんし痴漢撃退スプレーも電車内の誤射が何度かあるため熊スプレーも移動時の対策が必要かもしれません。
大型獣対策用の油性の熊スプレーで同様のことがあった場合には失明等のリスクから法的責任を問われることになります。(水性の熊スプレーもだけど)
新幹線の件は噴射レバーがアクシデントで押されたのか、スプレー缶にダメージがあっての漏れ噴射なのか気になります。
この被害にあわれた人達に後遺症が残りませんように。
JRのHPを見ると、「可燃性液体、高圧ガス、可燃性固体を含む製品であって、小売店などで一般的に購入いただけるもの(酒類・化粧品類・医薬品・ヘアスプレーなど)は、2リットル以内または容器を含む重さが2キロ以内であれば、持ち込むことができます。この場合、中身が簡単に漏れ出ないようにご注意ください。」とあります。
最近はアウトドアショップなどで容易に入手出来るので熊スプレーもこれに入るかもしれません。しかし「臭気を発するもの、他のお客さまに危害を及ぼすおそれのあるもの」と判断されると車内に持ち込めなくなります。
どちらにせよ、身体に影響があれば刑法の過失傷害罪も適用できるでしょうし、民事上の損害賠償も請求される可能性があります。
大きな事件があると規制も強化されるものです。
京アニの事件以降はガソリンの携行缶販売が厳しくなりました。
そのうち新幹線でも手荷物検査をするようになるかも知れません。
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