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札幌市と夕張市を結ぶバスは夕張鉄道バスもありましたが昨年9月に廃止されているのでこの9月に全廃となります。
夕張市の人口は最盛期は12万人あり当時は帯広市や岩見沢市より上でした。
しかし炭鉱の閉山などで減少が続き、現在は6千人台で日本で2番目に人口が少い市です。65歳以上の高齢者が半分以上で最近話題の消滅可能性自治体となっています。
夕張ではかつて国鉄夕張線(後に石勝線に併合)の他に夕張鉄道・三菱大夕張鉄道があり、各駅からは炭鉱への専用鉄道や専用線が多数出ていました。
最後まで残った石勝線夕張支線もJRに廃止の予定は無かったのを「攻めの廃線」と称して当時の鈴木市長(現道知事)が廃止してしまいました。
夕張市内には石勝線の新夕張駅がありますが、市の中心部からは遠く、普通列車も現在は2.5往復のみと成りました。
特急も全車指定席となり乗客も減っているみたいです。
石炭の後は観光で生きようとした夕張市ですが、大型リゾートホテルも休業中で、札幌からのバスも無くなればこのまま消滅自治体になってしまいそうです。
札幌―夕張結ぶ高速バスが消滅へ…50人乗りに乗客数人、運転手不足・車両老朽化も追い打ち : 読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/national/20240503-OYT1T50021/
写真は石勝線夕張支線清水沢駅(2018年6月撮影)
名所案内の夕張岳でバス25分とありますが当時すでにバスは廃止されていました
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