で、いろんな話をさせてもらったそんな宴席の中で「リュックの中の救急セットってどのくらいの大きさですか?」というお題目が上がった時、他の人に比べて私の持っていく小物類があまりにも多いことに気がつき、「私は今までかなり余計に持っていき過ぎていたのだろうか??」とその後ずっと自問自答をしているのです(というのは大袈裟ですが 笑)。
ということで、普段持っていく物をちょっとここで公開してみようかと思います。
写真左:全部まとめて100均のポーチに入れた状態
写真中:それを一旦外にそのまま取り出した状態(ビニールで小分けしています)
写真右:全部バラした状態
写真右のバラした小物を1つ1つ書いてゆくとですね・・・左上から下の順で、
・ウエットティッシュ
・薬(痛み止め、下痢止め)、バンドエイド
・アルコールスプレー
・カッター
・マキロン
・ガーゼ
・サバイバルシート
・ティッシュ(5つ)
・歯磨きセット
・耳栓、アイマスク
・日焼け止めクリーム
・チタンテープ
・ホワイトテープ(非伸縮)
・キネシオテープ(適当に切ってある)
・靴紐の予備
・耳栓(予備)
・足首用サポーター
・足裏パッド
・人工呼吸用マウスガード
となります。これに御守りもこのポーチに入れて全部。
石橋を叩いて渡るような性格がそのまま出てるというか、自分で言うのもなんですが、改めてこうして書き出すと、やはり少し入れ過ぎかなとも思います(笑)。
でも、山の現場で何かあった時に「あ、あれ忘れた」「あれ持ってくれば良かったな」と後悔したくない、という気持ちが常にあり、色々検討し直しし直しで、これに落ち着いた・・・というところでもあるのですね。
ちなみにホワイトテーピングは、これまで山で3回ほど、丸々1つ全部使い切ったことがあります。1回は富士山頂にてたまたま居合わせた女性が私の目の前で足首を捻挫してしまった時に。テーピングの心得があるのでその場で巻いて差し上げました。別の2回は、それぞれ別の山でやはり他の登山者が靴底のソールが剥がれてしまって途方に暮れている際に、靴ごとテーピングでぐるぐる巻いて臨時の補修をして差し上げた時でした。
キネシオテープは1本丸ごとだとハサミも必要になるので、こうして最初から少しカットして持っていきます。泊まりで縦走の際などで、2日目以降に自分の足関節にやや違和感や痛みがある際に、せめて内反動作の制限に・・・という時に。
足裏パッドは靴擦れなどが起きてしまった際の応急処置で使えます(これまで1回だけ使用)。
チタンテープはあんまり使わないしオマジナイ程度だけど、薄くてペラペラだから一応いつも入れてしまってます(笑)。
足首サポーターは、2年前に骨折した右足関節付近がもし万が一登り降りの最中に痛くなったら、あるいは似たような事例で再受傷したらテーピングと一緒に使えますね。
人工呼吸マウスガード。これはだいぶ以前ですが、登山中に心肺停止状態で倒れている登山者に遭遇したことがあって以来、持ってゆくようにしています。赤十字の救急蘇生講習も何度も受けていますし、仮に今後もそういう場面に遭遇したら、自分に出来る限りのことはしようと心に留めています(その時の急病者の方はヘリ搬送されましたが、残念ながらお亡くなりになってしまいました)。
その他、ティッシュもこのくらいあれば十分(あんまり少ないとやや不安)、小屋泊まり&テン泊両方に使える耳栓&アイマスク、靴紐の予備や擦り傷用のマキロンはまだ未使用だけどあれば安心、昼食前用にアルコールスプレー、タマ〜に飲むことがある痛み止め(ロキソニン)と下痢止め(ストッパ)等々。カッターは何で入れてるんだろう・・・まぁ何かあった時に(笑)。そんな感じなのです。
やはり、どれもこれもあった方が私的には安心なのかな。
結論。まだ暫くはこのままで登ることにます
ryo555さん、おはようございます。
救急セット、なかなか見解の分かれるテーマですね!o(^o^)o
ワタシの救急セットですが、もう少し入っていますよ。
例えばポイズンリムーバー、抗ヒスタミン系の虫刺され薬、抗アレルギー薬(スズメバチに刺された時のアナフィラキシーショックの軽減)、大判の滅菌ガーゼと幅広の包帯、抗生物質の軟膏、傷の汚れを洗う滅菌水(500ml)、痛み止め(ロキソニン)の湿布薬などです。
備えあれば憂いなしなんですが、使用頻度を考えると、持ちすぎかな〜なんて、なかなか悩ましいですね。(^_^;)
f15eagleさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
ポイズンリムーバー、正直初めて聞く名前で今、ググってみました。蜂とか毒虫などへの虫刺され用応急アイテムなんですねー。これは1つ持っておくと安心ですね。そんなに高くないし。Amazonでポチってしまおうかな f15eagleさんは他にもこの毒抜き対策用アイテムがかなり充実されているのですね。 私は以前にヤマビルに1回だけ脚を吸われたのみでまだ蜂やブヨなどの攻撃を食らったことはまだ無いのですが、確かにコッチ方面の対策はあまり考えていませんでした・・・。これは十分に検討の余地ありですね。教えて下さって感謝です。いろいろ調べてみようと思います。今後もお互い安全登山で楽しみましょう
ryoさん、こんにちは!
入れすぎではないと思います。うちらもザックのあちこちに同じくらいのものを詰め込んでます。
たださすがに人工呼吸マウスガードはありません。。。救急講習は受けなきゃ、と思ってます。あ、相方は受講済みかな。
maamさん、こんばんは。コメントありがとうございます
やはりお互い備えあれば・・・というやつですね〜。人工呼吸のは、使う機会が永久に来ないことを願うのみですが、記事にも書いたように以前1回遭遇してしまいましたからね。そういう星の下というか巡り合わせなのか、山以外の日常でも行き倒れた人や交通事故の受傷者などを目の前で目撃したりと結構な確率で遭遇することがあり、救急車の手配や応急処置を・・・なんてことがこれまで何度もありました。山中ではAEDもない、救急車ももちろん呼べない、近くに人もいない(かもしれない)・・・という無い無い尽くしの環境にて、出来ることが極端に制限されてしまう中での人命救助となるので、その中でヤレるだけのことが出来れば、という想いです。
ガイドさんや講習などで紹介される例ではこのくらい挙げられているかもしれません。
自分ではもう、テーピングテープ一本あればほとんどのトラブルは解決できると思いますので消毒薬や包帯などは持たずテープ一本だけです。テーピングテープは役に立つものです。昔はガムテープしかなかったんですよ。
道を歩いていて会うトラブルの人を助けるためまで考慮にいれるときりがないように思いますが、自分のパーティーに初心者がたくさんいたらこのぐらい要るのかなあ。山でトラブルになるのは初心者が圧倒的に多いと思います。
ナイフや鋸は他にもいろいろ使えるのでもちろんあります。
yoneyamaさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
テーピング1本で全て解決できる・・・これも金言というか確かにそうですね。止血だってテープで出来るし、応急的にはそこそこ何でも出来てしまいますよね。記事にも書いたようにホワイトテーピングは他の登山者の方がお困りの際に現場で何度か使用したことがありますが、自分のために使ったことはまだあんまり無いです。まぁ応急セットというのは自他ともに「もしも」の時用ですしね。初心者の人は確かにケガもしやすいかもだし、そもそも自分にどんなトラブルが待ち受けているかも把握できていないでしょうし、パーティを先導する方がいろいろ準備して下されば心強いですよね。大変参考になるご意見、感謝申し上げます。
追伸:yoneyamaさんは御本も執筆されてらっしゃる方なのですね。プロフィールを辿ってビックリでした 御本、大変興味深いです。今、積読本が沢山残っていますがそれを片付けた後にぜひ読んでみたいと思います。ありがとうございました。
はじめまして。
テーピングはいろいろ使えて便利ですね。
最近は山をご無沙汰してますが、以前は常備してました。
他は代用できるもの、その場であるものを使う感じですね。
手拭いは裂けばガーゼにも包帯にも三角きんにもなり、足首捻挫の時の固定にもなり…と言った感じです。
matsukoさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
テーピングは様々な種類がありますし、使い方も多様的ですので重宝できますよね。書かれてらっしゃるようにその場にあるものを応用するというのはとても大事ですが、私の場合はなかなかそういうセンスに乏しく(笑)パッとその現場で閃かないところもありそうなので、予めいろいろ頭に叩き込んでおいた方が良さそうです。手拭いは確かにいろいろ使えますね。そうした応用や機転が利くほどに持参する応急セットも軽減できるかもですし、少し予習してみようと思います。貴重なアドバイス感謝申し上げます。
いろんな人からいろいろな知恵が出てますね。
私も楽しく、興味深く読ませて頂いております(*^^*)。
日赤の幼児安全法でも、心肺蘇生のみでOKと言われましたね。
今は人工呼吸は必須ではない流れのようですね。
matsukoさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
やはり心肺蘇生のみでOKなのですね。今まで散々救急救命講習受けてきたので、ちょっと暫くはいいかと数年間サボっておりました。いつの間にか方法もマイナーチェンジしていたのですね。教えて頂き感謝です。今回の日記はmatsukoさんをはじめ、皆さんからの貴重なアドバイスの数々を頂き、本当に書いてよかったと思いました。私も普段は単独行で1人でセコセコと考えてばかりなので、こうして皆さんからアドバイスを頂けるのが大変有り難く思っています。また是非いろいろ教えて下さい
こんにちは。私も沢山色々派です。私の山の先生は、一言で、「使わないことに越したことはない」でした。私も自分に使ったことはなく、ほとんど、今の所、山で出会った方ですが、単独行だと用心深くしないとなあと思います。(私の日記にもそんなことを書きました。https://www.yamareco.com/modules/diary/62893-detail-131110)
roadwalkerさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
「使わないことに越したことはない」本当にその一言に尽きますね。そして越したことは無いけれど、使う可能性もあるのだから十分に準備しておくように、という戒めの言葉でもありますね。山では困っている人がもし近くに居ればお互い様だと思っていますので、もしそういう場面に遭遇したら自分の身に降りかかったつもりで出来る限りのことはして差し上げたいと思っています。roadwalkerさんの日記拝読させて頂きました。やはりポイズンリムーバーをお持ちなのですね。今回皆さんのコメントで初めて知り、真剣に購入を検討しています。1つ常備しておいた方が良いですね。貴重なアドバイス感謝申し上げます。
ryoさんこんにちは
ウチもテープ系が充実しています。
相棒が足を故障しやすい(捻挫とかひねりとか)ので、非伸縮(ホワイト)・伸縮(チタン)の両方用意していますが、非伸縮は非常用、伸縮はサポーター代わりに予防用として使い分けています。
あと、ダクトテープ。靴底が剥がれたときに使ったこともありますが、テントや雨具スパッツ、何かがやぶれたときにペッと貼ってしまいます。粘着力が超強力なので、なんでもくっついて便利です。
cajaroaさん、こんばんは。コメントありがとうございます!
テーピング、やはりいろいろ持っていかれているのですね。ホワイトテープは私も主に足関節か手、指関節の固定用(非常用)としてですね。膝や肘、肩などにはホワイトは向かないので、そっちでもし何かあれば伸縮の方に・・・と使い分けるように考えています。伸縮テープもいろいろですが、チタンテープはとくに質が優れていますね。あのスポーツ用のチタンネックレスでは無いですが、貼っているだけで痛みが軽減されるような感じなのかもしれません。ダクトテープ!確かにあれも万能ですねー。雨具の補修用でリペアシートは持っていますが、テントなどの応急補修にはそちらの方が全然良いですね。量もたっぷりあるし粘着も強いし。私もテン泊1回だけのまだまだ全然初心者ですが、これから何度も行く間に細かなトラブルを経験するでしょうし、その中で現場で困ったり悩んだりしながらまたいろいろ覚えてゆきたいと思います。貴重なアドバイス感謝です!
先日は私も、ryoさん達と楽しい時間を共有出来て、あっという間に感じました。
私も皆さんとの山のお話は、とても参考になりますし、本当ーに楽しかったです。
こちらこそ、ありがとうございました。
そう言えばあの時、確かそんな質問をしましたね。
あの時私が、カリマーのファーストエイドキットを買ったら、中身が全部英語で分からなかったんですよと、言ったような、言わなかったような・・・。(あの時だいぶお酒が!・・・)
ryoさんは、沢山持って行き過ぎかなーと、言っていましたが、私も結構多いのかなーと思いました。
山泊はしませんので車中泊の時、歯ブラシとアイマスク耳栓セットは、車に置いていきます。
それ以外ですと、薬は色々多目ですし、ポイズンリムーバーとかハサミとか小型万能ナイフとかフィルタ付きマスクとか・・・。
実は、私もryoさんと同じ様に、「ああ〜忘れた」とかがいやなので、多分必要以上に持って行っていると思います。
でも荷物が増えると思いますが、いざという時、無いよりはマシですし、何より安心できますよね。
一応ですが、上級救命講習を受けているので、私も人工呼吸用マウスガードを携帯していますが、いざ目の前でその様な事態に遭遇したら、ちゃんと対応出来るか不安です。
(もしかするとあの時、言っていたかも?ですねー)
また是非、よろしくお願いします。
(今度私の、救急セット見てやって下さいませ。)
ちなみに私へのコメントは全然気にしないで下さいね。
kazさん、こんばんは。先日はありがとうございました
そうそう、そのお話でした。中身が英語で・・・ってね でも日本人が日本で使うのに言葉が全部英語ってのはいささか不親切な売り方ですよね。もうチョイなんとかならないものですかね〜。kazさんも持ってゆく物はいろいろでしょうが、やはりポイズンリムーバーは携帯してらっしゃるのですね。今回、皆さんのコメントでこのポイズン〜を遅ればせながら初めて知り、今まで全く頭に無かった自分自身に呆れております 毒虫対策に関して何も準備していなかったのですから・・・。これはもう買います。今夜中にポチります。マスクも何かの折には使えそうですね。私の場合は富士山の下山時には必ず使うくらいでしたが。救急セットが増えてしまってもその分の安心をとるということで、よほどリュックが重くなってしまえばまた検討するかもですが、やはり今のところは備えあれば・・・ですね。是非いつかまた、情報交換いたしましょう。よろしくお願いします〜!
先日はお疲れ様&ありがとうございました♪
「リュックの中の救急セットってどのくらいの大きさですか?」というお題目という所で、ryoさんのセットが多いというのは中身の種類の数ではなくて、ryoさんが手で示した大きさが大きくて多い!という話になったように思います(^_^; その後、悩ませてしまったのならごめんなさい
この日記を読んで少し驚いたのが救急セットの中にウェット&ティッシュ、歯ブラシ、耳栓、日焼け止めクリームが含まれていた事です これらは女性にとっては多分、当たりまえのように持参すると思うので・・だからryoさんの救急セットバッグが大きいのかしら?と思いました
入ってる場所が違うだけで持参してる物は、そんなに変わらないようですね
ryoさんの救急セットになくて私が入れているのは、三角巾、ロキソニンテープ、ハサミ ←これらは骨折した時に役立ちました(^_^;; (他の登山時でもよく使うのはロキソニン薬とテープ、バンドエイドです )
他にマッチ、冬はカイロ、夏は虫除けアロマローション、それから救急というより非常用にツェルト、細引きロープ、ストック(普段は使わないから)も持ち歩いてますけど、ポイズンリムーバーは私も持ってないです・・
心肺蘇生の研修を毎年受けてますが、1年位前から「人工呼吸はしないで心肺蘇生のみで!」と教わりました、もしryoさんが救急セットから外すなら人工呼吸マウスガードでしょうか?
この日記のコメントで色々な方の持ち物や意見を読めて参考になり、救急セットを見直すいい機会になりました♪
popieさん、こちらこそ先日はありがとうございました。数年ぶりの再会で嬉しかったです
そうそう、手で広げた大きさでしたね。この応急セットの話はいつかこの日記で書きたいと思っていたので、丁度良いと思って前フリであの時のやり取りを使わせて頂いた次第です
確かにpopieさんが書いているように「応急セット」として何を入れているかですよねー。女性の方なら別に分けて収納しているであろう物をこの応急セットに細かく突っ込んでしまっているので、必然的に袋が大きくなってしまっているのでしょう。ちょっとこの仕分けは少し自分でも考えなきゃなとは思いますね。ティッシュ類なんかは別にしてもいいでしょうし。
そしてハサミ、三角巾はまさに昨年のアノ時にpopieさんはお役に立ってしまったのですね。ん〜やはりそういう話を聞くと入れてて無駄なものは1つとして無いのだなと思ってしまいますよね。ツェルト、ロープもですか。ロープ、私もずっとどうしようと考えていました。これも今後の検討課題にしてみます。そして人工呼吸は最近はもうしない方向なのですね。私も以前は毎年のように講習を受けていましたが、そういえばここ2〜3年ほどはサボっていたのです。やはり定期的に受けていないとダメですね。今年は必ず行きます。いやー、popieさんからも貴重なアドバイスの数々、本当に感謝申し上げます。この日記書いてよかった。皆さんの様々なご意見、アドバイスが身に沁みます。
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