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エンジンは内燃機関の往復ピストン運動によって、クランクシャフトが回され、軸方向の出力を得る。その回転がトランスミッション、デファレンシャル、ドライブシャフトを経てタイヤを回して車は進む。
エンジンは水を回して冷やしたり、空調のエアコンのコンプレッサーを駆動させるために、クランクシャフトプーリーの回転をベルトを使って利用している。つまり車の補器類を駆動させるための「はずみ車」みないなモノ。
パジェロに搭載されている4M40エンジンはディーゼルエンジンで、その特性上出力(馬力)は低いがトルク(回そうとする力)は強い。ベルトを介した補器類にも同様の力が加わるので、アクセルレスポンスなどの緩衝用に、そのプーリーにゴムが内蔵されている。
そのゴムの接着剤の質が悪くて、温度変化や経年によりはく離してしまう。20年ほど前に対策品が出て交換していた。ただ20年も経てば経年劣化するのは当たり前で、この度の故障となった。
今年に入って、ラジエーター、オルタネーター、キーレスエントリーと故障が続いている。実は本日、ジムニーの新車を発注した。早ければ4か月で車台番号が引き当てられる。まぁ焦らないので、早すぎればキャンセルしても良いと営業から言われた。パジェロのご機嫌を取りながら、気長に待とうかなと思う。
写真1:右がはく離したクランクプーリー、左が新品。同じ部品番号だった。
写真2:先月オルタネーター交換したが、同じようなところを分解した。
写真3:修理時の走行距離「493.668km」50万kmまであと少し。がんばれ!パジェロ!
今年に入って故障が続いています。機械ですから当然壊れますが、時期が重なるのは痛手です。4月の車検は、保安基準に適合しているかの確認なので、安全性は担保されていません。
よく顧客から言われるのが「車検したばかりなのに壊れた!」です。もしそうなら何でも交換になります。ビッグモーターがやってましたね。千里眼でもない限り、内部の構成部品などは故障も予見できません。ですので日頃からの点検整備は最低限必要なのです。車に乗る前に日常点検してる方はほとんどいないでしょうね。ボンネットすら開けられないかな。
とりあえず交換して昨晩乗って帰りましたが、すこぶる調子が良いです。車検残が22か月あるので、ジムニーは気長に待ちます。XCのA/T車でアイボリーのモノトーンにしましたので、案外早く来るかもと言われました。31年同じ車に乗ると、もはや擬人化してしまい友人のようですよ。
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