3日午前4時頃、富士山に登山中だった広島市内の男子大学生(22)ら4人から「風雨が強くて身動きがとれない」と110番があった。
静岡県警富士宮署の山岳遭難救助隊員らが約5時間後、8合目(標高約3250m)付近で4人を救助した。けがはなかったが、午前4時の富士山頂付近の気温は約8度。
4人は、台風12号の接近は知っていたが、いずれもフリースにひざ丈のスパッツ、スニーカーなどの軽装で、「富士山をなめていた。申し訳ない」と話しているという。
同署の発表によると、4人は高校時代の同級生で、「富士山のご来光を見よう」と、広島市内から乗用車で5合目に到着。3日午前1時半頃から登り始めたが、風雨が強まり、携帯電話で救助を要請した。
(2011年9月3日19時39分 読売新聞)
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台風の接近を知りながらも、ご来光を見に富士山を登ろうと考えた思考経路を知りたい。
1:自分は特別
2:取り返しの付かないことなどない
3:大人はわかっちゃくれない
4:ノリが悪いとハブられる
5:行動基準はお笑い芸人
つまり永遠の厨二病患者
ゆとりとは、もはや侮蔑の言葉でしかありませんが
それでもきっちりやる奴はやっていたんです
問題はゆとり教育に全力で寄りかかったガキがいるってこと
そういうたぐいだと思われます
台風は富士山頂の下を通過すると思っていたのでは。
ほら、雲海とか言うし・・・
あとは、ちょうどいいタイミングで台風の目が山頂に来ると思ったとか。
広島の4人も若気の至り、このような方々が居なくなることは無いと思いますし、それを教訓に山の安全を再考している私がいることも事実です。
山レコにも9/04の山行記録がアップされていますね。それも、沢筋のルートをわざわざ降ってる(容易に別ルートがとれます)。私も通ったことが有るルートですが、大雨の時には避けるべきルートです。ルートは水流に蔽われ、幾つかの危ないなと思うポイントは、落ちればアウトの状況だったようです。その記録に拍手も一杯。この若者達だけがなめている訳じゃないですね。
何かあれば、関係者はそこに行くしかないわけです。救助に行った警察官のご苦労が忍ばれます。多くの人に苦労をかけることになるのを考えて欲しいですね。
qOuOpさんの仰るように事件や事故というのは自分が遭うまで対岸の火事なんですよね。まさか自分がそんな目には遭わないだろうと。
また、inaminさんの仰るとおり、山頂まで行けば雲の上に出て日の出が見られると思うというのは実にありそうな話です。
「せっかく来たんだから」という誰にでも生じ得る考えもあったと思いますが、a_tomさん御指摘のように、万一の場合を想定した判断が大事ですね。
私も時折強引な作戦行動をとるので、このようなニュースは耳が痛いのですが、kurihさんと同様、こうした事件を他山の石としていきたいと思っております。
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