ヤマレコを使い始めてまだ間がないが、大変利便性が高く面白いツールだと感じている。歩いた軌跡をログにとってくれるし、スマホに登山地図を入れておくこともできる。登山地図には自分の現在位置もちゃんと表示される。
山行計画を立てるときも自動的に所要時間を計算してくれるし、自分の行った山々の記録もしっかり残る。さらにはほかの人とコミュニケーションをとることも可能とあって、多彩な機能に感心することしきりである。
こういうツールが手軽に利用できるようになったのは非常に喜ばしいことだ。と同時に思うのは、もっと早くこういうのがあったればなぁ、ということで。
いまは使い始めて間がないので、まだ二上山しか登山記録がない。これが残念。若い頃に登った山々の記録がここに残っていたら、と思わないではいられない。
20代、30代の時分は私もけっこうあちこちへ出かけた。北アルプスは白馬大雪渓から白馬三山。常念、蝶の穂高大展望コース。燕、大天井、槍の表銀座。涸沢からザイテングラートを経て奥穂、前穂の穂高周遊コース(これは岳沢の下りがきつかった)。鹿島槍、爺、唐松などなど。
南アルプスは広河原から北岳へ日帰りピストンしたこともある。いまから思えば勿体ない登り方だったが、仕事の都合で宿泊できず、とにかく歩き通しの味も素っ気もない登山だった。
美濃戸口から八ヶ岳赤岳をやったときは、頑張って山頂に着いたと思ったら、可愛らしいワンちゃんがいて、こんな小さな犬でも登れるのかと妙にガックリしたこともあった。
ほかにもいろんな山々に登った。が、どれも(当然ながら)ヤマレコには記録されていない。長いあいだ登山から遠のき、最近になって再び少しずつ山歩きをするようになったが、若い頃登った山々に再び行けるとはもはや思えない。おそらく自分のヤマレコに穂高や槍がログされることはないだろう。決して取り戻すことのできない青春の日々。そう思えば切ないものがある。
しっかりジジイとなったいまの自分。これからきっとジジイなりの記録を残していくことになるのだろう。それは若者の記録とは違うテイストのものとなるはずだ。どういう味わいのものが出来上がっていくのか、ヤマレコの記録がいまの自分を照らし出してくれる。
朝に土樽を出て吾策新道を登り、万太郎山、仙ノ倉山、平標山と回ってまだ明るいうちに土樽に戻っていました。
朝土樽を出て、万太郎、仙ノ倉、平標をやって明るいうちに土樽戻りですか、ものすごい健脚ですね! 谷川方面は私もちょこっと行ったことがあります。万太郎の谷に感動したことを思い出しました。それも若かりし日のことですが。
コロナ禍において、ヤマレコでも過去レコキャンペーンなんてのがあって、
古い記録をみなさん登録してました。
自分の記録として残すのも楽しいですよ
ちょこっとjikyoonさんのページを拝見、私と同年代ですね。
にもかかわらず、いまでも北アなど登っておられ、すごいです。私も頑張ったら、また行けるのかな。
過去レコキャンペーンてのがあったんですか。でも、もう時間はおろか日程も覚えていませんw
私は昨年秋、東京から奈良へ転居しました(ちなみに、東京住まいのときは多摩ニュータウンでした)。これからは関西の山々をゆっくりと登っていくことになると思います。
私もヤマレコに登録してまだ間もないのですが、ravnara様と同じ事を思いました。
もし登山を始めた頃からヤマレコというツールがあり、山行記録をずっと載せていたらと。
でも考えると、現代より昔の方が登りやすい時代だったなとも思います。山小屋は予約なしで泊まれましたし。
私はヤブ山のバリルートが好きですが、ヤマレコの皆さんの山行記録は大変参考になりますね。
私もご恩返しのつもりで最近になってからですが、積極的に記録を載せるようにしています。
コメントありがとうございます。
やはり同じことをお考えだったんですね。同志を得た気がします(笑)。
昔は山小屋予約不要、たしかにそうでした。その分気楽に山を歩くことができましたね。ただ、紅葉シーズンの涸沢などでは大変な目に遭いましたが。
vt250zさんはバリエーション派ですか、すごいですね。私はヤブ漕ぎはもう・・・・・・。ひ弱になっちまいました。
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