ヤマレコの記録を増やしたくて(ヤマレコ初心者あるある?)、先日、生駒縦走歩道へ行ってきた。最近になって山登りを復活させたので、鍛え直しのリハビリ登山という意味合いもある。
生駒縦走歩道はなかなか歩きよい道だった。取りつきから稜線に出るまでほどよいアルバイトを経たのち、縦走路に出ても迷うようなところは(ほぼ)なく、安心して歩けた。時折階段が出現するのが難点だが(山階段が苦手)、我慢できるレベルではあるので、総じては快適な山行になった。
ところで、私の場合、山行中の身体コンディションを見きわめるチェックポイントが3つある。
1 体力の残存度
2 筋肉の状態
3 関節の状態
1の体力は、どれくらいヘバッてきているかで、体力の余力は山歩きのベースとなるものなので、これに黄信号が灯ればヤバい状況である(常念でヘバッてしまったことあり)。また体力の残存度は、私の場合、気力と強い相関があり、ほぼほぼ体力の残存度=気力の残存度と考えてよい指標である。
2の筋肉は、体のどこかの筋肉に異常が生じていないか、ということ。私の場合、もっとも問題となるのが膝の横の筋肉である。下りで痛くなることがある。調子をこいて分不相応のハイペースで歩いたり、しばらく山へ行かずブランクが開いたりしたときに決まってこれが起こる。
以前、雲取山へ日帰りで行ったとき、こいつが出て難儀したことがある。20kmを超える長丁場だというのに能天気にホイホイ飛ばしていると、下山の途中から膝横が痛くなり出し、最後はほとんどヨチヨチ歩きようになってしまった。じつに情けない記憶で、以来このときのことがトラウマになっている。
3の関節は、左足の足首に時限爆弾が埋まっている。スキーをしていて、ひどく転倒してここをやってしまってからで、不意に痛み出すのである。これのややこしいところは、どういうときに痛みが出るか未だによくわからない、ということ。登り下りに関係ないばかりか、ふだんの生活のなか平地でも急に痛み出すことがある。長く歩いたら出るとかいうわけでもなく、発症の法則がまるでわからない。わかったら対処もできるのだが、予期できないので、なんとはなしにいつも不安がつきまとう。
この3つのポイントを常にモニタリングしながら山を歩いているのだが、冒頭触れた生駒縦走歩道では新たな問題が発生した。2に関してで、これまでは上記のように膝横の痛みと相場が決まっていたのに、今回はアキレス腱も痛んだのだ。
信貴山頂から延々と続く石段の下りで起こった。そういう特殊なシチュエーションのせいだったのだろうか、それとも加齢に伴う新しい症状なのか。もしそうなら困った話だが、年をとることばかりは如何ともしがたいものがある。
気になることがまたひとつ増えてしまった。やれやれ。
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