この頃だったと思う。7月初旬の暑い休日、あまりに暑いのでどこか涼しいところへ行こうとして思いついたのが富士山五号目。妻の運転(私は免許なし)でその頃持っていたススキ・エスクードノマドという四駆の車で出かけた。10時頃に着いて元々、付近を散歩するつもりだったので、私はパジャマがわりに着ていたイージーパンツとTシャツ姿にスニーカーのまま、まあサブザックと山用雨具は持って、妻も適度の涼しげな格好で歩き始めた。
すると6、7号目はすぐに着いてしまい、まあ8号目くらいまでと歩き出したらそれも程なく着いてしまった、と言っても2、3時間は経っていたと思う。天気は曇りだったが頂上まではもうすぐだろうで登り始めた。ところがここからが大変だった。特に妻は高度に弱い体質で、3000m超えるとテキメンに調子が悪くなる(とはここで知った)。私は身軽だったからか岩場もどんどん夢中で先に登ってしまい、頂上では妻はかなり遅れていた。寒いので茶屋で待っていると妻がかなり遅れて入ってきた。彼女の記憶によればそれは2時頃だったとのこと。温度計があったので見たら0℃くらいだったような気がする。さすがに二人とも雨具は着込んでいた。
さて二人とも明日は仕事なので帰らなくてはならない。そこから急いで下ったら、一旦、妻の高山病は良くなったように見えたのだが、5号目からまたスバルラインを下ったら自分で運転したのにカーブで車酔いし、山麓のレストランで休憩を取った時には嘔吐。まだ若かったおかげかそれで回復した時はもう暗くなっていた。そこから当然また車を運転、その日の内に相模原の自宅まで帰った。
さっき居酒屋で夕食中、思い出して二人で確認して書いてみた。妻ゴメン😥、そしてありがとう。
最近の暴走登山を知るにつけ、反省しきり。
また別の年の夏、今度はまともな登山装備、八号目泊で登り御来光を見ることができた。
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