少し前ですが、今後の目標を「山と高原地図」に載っている丹沢ルートの日帰りでの踏破に決めました。
その目標に向かって日々頑張っているのですが、僕には丹沢最高峰の蛭ヶ岳登頂よりも難しい問題があります。それは嫁さんに山行の許可を得る事です。まさに難攻不落です。
毎日忙しく仕事と家事と子供の行事等の対応をしている嫁さんに、ノミの心臓である僕が、自分だけ楽しむ趣味である山登りに行く事を伝えるのがとても大変なのです。
伝えようとすると心臓はバクバクで、汗はダラダラかいて、言葉も上手く出てきません。
しかし、遂に攻略法を見つけました。
我が家は、予定があれば各自がカレンダーに書き込むルールになっているのですが、前回の山行の1週間前に予定日の10月22日(日)の空白に、しれっと「塔ノ岳に山登り」と記入しておきました。
こちらから口頭で伝える勇気は無いので、このまま様子を見ます。
常にカレンダーをチェックしている嫁さんが気付かないはずは無いのですが、なかなか話を振ってきません。
不謹慎な表現になりますが、まるで毎朝刑務官のノックに怯える◯刑囚のような気分で日々を過ごしていたのですが、遂に予定の2日前に話を振ってきました。
「日曜日山登りに行くの?」
幾度も頭の中でシュミレーションしていたので、落ち着いた声と満面の笑みで答えます。「うん。天気が良かったらね。一緒に行く?」
チラリとこちらに一瞥をくれた後、氷のような冷たい声で「あなたと違って遊んでる暇は無いから」と言われました。
相変わらずのツンデレです。ここ何年もデレを見たことはありませんが。何とか伝えることが出来ましたので、とにかく一安心です。
「オニギリ何個必要?」
「3個お願いします。1個は朝食べて2個は山頂で景色を見ながら頂きます」
ちゃんとオニギリを用意してくれる優しい嫁さんです。予定よりも行程が早すぎてオニギリは下山してから帰りの車の中で食べたとは口が裂けても言えません。
家に無事帰って玄関のドアを開けた瞬間の空気の張り詰め具合も、予想よりも穏やかでした。山は初心者ですが、我が家の空気を読む力はベテランを通り越して達人の域にいると自負しております。
すぐにザックの中の整理を済ませてから、家の掃除機がけとトイレ掃除と洗濯物の取込みと、僕の担当の家事をやりながら様子を見ていたのですが、特に空気が変わることはありませんでした。どうやら無事乗り切ったようです。
いつまで使えるか分かりませんが、暫くはこの攻略法でいきたいと思います。
そして先程、カレンダーの来週の連休の欄に「丹沢山に山登り」と書き込みました。この緊張感、癖になりそうです。
嫁さんに心配かけない為にも、嫁さんのスマホでイマココが使える様にして、しろちゃんさんの現在地がわかるようにしておきましょう。
あ、もうしてるかなぁ。
人に勧める以上、当然?私はしてますよ。
こんばんは。
これまではイマココは使用していませんでした。
早速調べてみましたが、これならリアルタイムで居場所が分かるので、見守る方だけでなく、見守られる自分も安心ですね。
優しい嫁さんを安心させる為と、自分も心置きなく登山を楽しむ為に、次回からは是非使いたいと思います。
コメント有難うございました。
おにぎりを持たせてくれる優しい奥様で羨ましい限りです。
ところで、いらぬお世話でしたらごめんなさい。
登山計画書はきちんと奥様に渡せているのでしょうか?ちょっと気になったものですから。
こんばんは。
頂いたコメントを読んでハッとしてしまいました。
登山届は神奈川県警のホームページから提出していましたし、ヤマレコの山行計画の「コンパス」も利用していたので安心していましたが、肝心の妻には行く場所と時間しか教えていませんでした。
何よりも一番に考えなければならない事でした。
次回からは、里山 登さんに教えて頂いたイマココの利用、並びに妻に登山計画書を渡す事と、普段から心配をかけないような配慮をしていくよう注意します。
コメントを頂いかなければ、自分では気付か無かったと思います。有難うございました。
こんばんは。
うちの嫁さんは、口では何だかんだと言いながら、最後にはサポートしてくれます。
ジュピタさんの奥様が口出ししないのは、それだけ信頼されているからではないでしょうか。
僕の場合はサポートしないと心配だから、仕方なくやってくれてる確率が高いと思います。
とは言え、感謝を忘れないようにしなければいけないですね。
昔から「家庭の事をネタにできるのは、上手く行っている証拠だ」と言う言葉もあるようなので、うちも大丈夫だと思いたいです(笑)
コメント有難うございました。
こんばんは。あまりの共感に感激してしまいました🤣。
自分はイマココを奥様🐮にインストールしてもらい、通信出来るところでは機内モード解除して現在地は知らせるようにしております。
でも、それはしろちゃんさん同様に出掛ける権利を得たあとの話…余りにも高い外出のハードルを超えるための気配りや、普段の心掛けは涙ぐましい努力の積み重ねの結果ですよね。
レポでチョビチョビそんなやりとりをディスっているのは秘密です(笑)
こんばんは。
二児の父親という事も含めて、きっと同じような境遇なのではないでしょうか。共感して頂き有難うございます(笑)
登山を始めてからまだ2ヶ月半しか経っていませんが、山に行くために今まで以上に色々と頑張るようになったので、家族にとっても良い事だと思うようにしています。
山行の許可を得るという高いハードルを超えるために、日々の努力をお互いに頑張りましょう(笑)
コメント有難うございました。
こんばんは。
その短い言葉でまるで10年来の友人のように分かりあえた気がします(笑)
お互い頑張りましょう😭
家族の中でのここぞという時の優先順位を間違わなければきっと大丈夫ですよ。
おにぎり作ってくれる奥さん、優しいですね。私は登山はじめた頃、登山中に祖母や父にごはん温めにだけ帰って来いって電話かかってきてました;
こんばんは。
自分の中では優先順位はハッキリとしていますので間違えない自信はあるのですか、もう少し若い時に山に出会っていたら、仕事と山の優先順位はひっくり返っていたかもしれませんね。嫁さんには絶対に言えませんが(笑)
子供のついでとは言え、毎日お弁当も作ってくれる優しい嫁さんです。いつも感謝しております。
登山中の娘に「ご飯温めに帰ってこい」とは酷い話ですね。
我が家は常に自分対女性3人なので、恐ろしくてそんな事は言えません(笑)
コメント有難うございました。
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