本日、5回目の山行で神奈川県の丹沢山へ行ってきました。
今回の山行は、いつものようにペース配分と、新たに読図をテーマにしてみました。
初めての稜線や鎖場などを経験し、とても楽しく充実した山行になりました。
前回の山行もですが、紅葉シーズンということで多くの登山客で賑わっていました。
僕はいつも、駐車場を確保する為と午前中に山頂に着く為に早目の入山になるので、登りで他の登山者と会うことは少ないのですが、それでも山頂までに十人以上は追い抜く時、追い抜かれる時、すれ違う時に会っています。
下山中は、時間的に登ってくる人が多く、かなりの人数とすれ違います。
そんな時は必ず「おはようございます」「こんにちは」「有難うございます」「お気を付けて」と挨拶するようにしています。
普段町中で知らない人と挨拶する機会はほぼ無いので、とても清々しく楽しい気持ちになります。
自分が追い抜かれる時は、相手が近付いて来た時は早目に退避する場所を見つけて持つようにしています。殆どの人は「有難うございます」と挨拶してくれるので、僕も「お気を付けて」と返します。
しかし、僕が他の登山者を追い抜く時に、どうすれば良いか迷う時があります。
基本的に、僕よりも遅い人が前にいたら少しペースを落として近づき、余り近くなり過ぎないようにして後ろを歩きます。
大抵、これで道を譲って貰えるので「こんにちは。有難うございます」と挨拶するのですが、時々ですが、なかなか譲ってくれない人がいます。
当然無理に追い抜くことはしませんが、僕もチェックポイントのタイムを測りながらペース配分をしているので、出来れば余りペースを落としたくありません。
そんな時に、これまで実施した事とその時の状況を思い出しながら書いてみました。
(1)おしゃべりに夢中で気付かない?
年配の女性に多い気がするのですが、ずーとおしゃべりしていて気付かないのでしょうか? 熊鈴を鳴らしてアピールしても効果なしです。そんな時は少し広い場所に来た時に「スミマセン、横を通ります」と声掛けします。大抵「あっ、ごめんなさい」と譲って頂けます。
(2)そもそも譲る気がない?
きっと僕の存在には気が付いていると思います。気付いているし、脇にスペースがあっても譲って貰えません。広い場所で(1)と同様に声掛けして追い抜きます。大抵挨拶しても返して貰えません。
(3)何故かスピードを上げる
それまでゆっくりと登っていたのに、僕が近付いて行くと何故かスピードを上げます。しかし明らかにオーバーペースなのでかなり辛そうです。僕のペースよりも少し遅いのですが、(1)(2)のように声掛けして追い抜くとかなり疲れそうですし、後の行程を考えると無理は出来ませんので、そのまま少し距離を開けて登って行きます。しかし、オーバーペースが何時までも続かないので結局は止まってしまいます。挨拶しながら追い抜くのですが、「ハーハーゼイゼイ」と肩で息をしています。挨拶を返す余裕も無いようです。この先大丈夫かなと心配になってしまいます。
(4)ピッタリ付いて追いかけてくる
下山時に一度だけ遭遇したのですが、その方も(3)と同じようにゆっくりから急にスピードアップしました。急ぐと危ない場所に来た時に脇に退いて譲って貰えたのですが、僕が前に進んだ瞬間から後ろにピッタリと付いてきました。余りに近いので躓いたり転んだりされて巻き込まれるのも怖かったので、危ないとは思いましたが少し無理をしてペースを上げました。
暫くして気配が無くなったので振り向くと、後ろの方で休んでました。
僕自身もですが、相手の方も無事で良かったです。
このケースは今考えても何が正解だったか分かりませんが、急勾配の下りで無理をするという危険な行為をしたことを反省しています。
登山経験の浅い自分としては、登山は楽しむものであり、優劣も勝ち負けも無いですし、あるとしても山に登るためのトレーニング中の自分との戦いくらいだと思うのですが、(3)(4)のケースのように他の登山者に追い抜かれることを良しとしない方々がいるという事なのでしょうか。
ナンバーワンよりオンリーワンと言いながらも、社会に出れば常に結果を求められたり優劣を付けられているのに、山にまでそれを持ち込むのはとても勿体無いし悲しいと思います。
山にいるだけで楽しいと思う今の気持ちを、いつまでも持っていたいものです。
いますよ。わざと抜かせない人。
山でも下界でも同じです。いろんな人がいます。山屋に悪い人はいないとか全くの嘘です。
道標をいたずらして方向を変えてしまう人がいたりいろいろ💦
だから分岐での地図の確認(アプリでも)が必要なんですょ😅
お気をつけて!
こんばんは。
やはり抜かせたくない人はいらっしゃるのですね。
追い抜く時にトラブルにならないように気を付けたいと思います。
道標の向きを変える?そんな人がいるのですか?信じられないし信じたくもないですが、分岐での方向確認は必ず行うようにしたいと思います。
コメント有難うございました。
とても賛同できる日記に目に止まり、突然のお便り失礼いたします😀
私も人の多い山域ではかなり追い抜きます。
■私の追い抜き方法は
①ストックをわざとカンカン鳴らし、存在感を出す
②相手に声が届く距離に近づいたら、「こんにちは」とハッキリかつ威圧感出さないくらいの大きな声でご挨拶。
③その後は遠慮なく距離を詰め、2mくらいまで来たら「お先に失礼します」と、有無を言わさずすぐに抜き去る
(避けれると判断した箇所で声かけます。)
昔は遠慮してダラダラ後ろを着いていったりしていましたが、お互いペースが違いストレスなだけなので、すぐに抜かすことにしています。
まずは①で「居ますよ」とアピールが重要かと思います。
いきなり人が現れると何故だか?人間の隠れた本能なのか?意地悪する人が居るので必ず先にアピールします。
私もいきなりトレランが現れて2mくらいでやっと気づいたらビビりますので、お互い早目に認知する事が重要かと。
長々と失礼いたしました。
良いご山行ライフを😀
初めまして。こんばんは。
確かに、自分の後ろにいきなり人の気配を感じたら怖いですし、無意識に警戒してしまうと思います。
常に後ろも気にするようにはしているのですが、人が多い時間ですとどうしても注意が前に行ってしまい、後ろは疎かになってしまいます。
そんな時に後ろから「こんにちは」「お先に失礼します」と挨拶して貰えたら気持ち良く道を譲れると思います。
追い抜く直前ではなく、ある程度離れた所からアピールするのがポイントですね。ストックはまだ持っていませんので、爽やかで大きな声を意識して「こんにちは」と挨拶してみたいと思います。
そして、これまでは「横を通ります」でしたが「お先に失礼します」の方が数倍良い印象を与えられると思いますので、是非真似をさせて頂きます。
アドバイス有難うございました。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する