登山を始めてから、毎月の少ないお小遣いをやり繰りしながら、少しずつ山の装備を揃えているのですが、登山用品は高額な物が多く欲しいからと言って簡単に買えるものではありません。
特に雪山に行く為に必要な装備を全て揃えるとなると、莫大な費用がかかってしまいます。
雪山用登山靴をはじめ、アイゼンやピッケル、スノーシュー、ハードシェルなど、僕のお小遣いではすぐに手が出ないものばかりです。
今持っているのは、冬山登山のお守りとして購入したチェーンスパイクと泥濘を歩く時用に作業服屋で購入した脚絆くらいです。
そんな理由から雪山を歩くのは当分無理だと諦めていたのですが、先週の連休に幾つかの幸運が重なり、初めて雪の登山道を歩くことが出来ました。
もともとその日に丹沢への山行計画を立てていたのですが、前日に積雪2〜3センチ程の雪が降り、当日は天候に恵まれほぼ無風というような、チェーンスパイクと脚絆しか持たない僕が初めて雪の上を歩くにはこれ以上無い条件だったと思います。
普段から本格的な雪山を歩いておられる方々からすると、とても雪山とは呼べないかもしれませんが、初めて歩く僕にとってはとても新鮮で楽しく、何時までも思い出に残るような素晴しい山行になりました。
靴擦れによる痛みに苦しんだり、普段と違う負荷がかかる事による疲労があったりと、反省する点も幾つかありましたが、それに対するアドバイスをコメントで頂いた時に、やはり雪の歩き方は今までと同じでは駄目、変えていかねばならないと思いました。
そこで、これまで自分にはまだ早いからと後回しにしていた雪山の歩き方について詳しく調べてみました。
いやーすごいですね。何かトンデモナイ世界です。樹林帯を超えた雪山はまさに一歩一歩が命がけなんですね。
アイゼンワークやピッケルの使い方、雪山が危険な事などはこれまでも見たり聞いたりした事はありますが、自分が歩く姿を具体的にイメージしたことはありませんでした。
今、実際に歩く姿をイメージしてみると、安全な場所ならいざ知らず、滑ったらおしまい、というような急斜面を歩く事などとても出来ません。
夏山では尻餅をつくだけで済む事が、雪山では即滑落に繋がり、滑り出したら止まらない、生死は運次第なんですね。
そして、もしも今の僕が雪山で遭難した場面を想像すると、残念ですが生き残る確率はゼロです。一晩どころか数時間持たないのではないでしょうか。
これは憧れだからと言って素人が簡単に手を出してはいけない世界です。「北アルプスの雪山を歩きたい」などと簡単に言っていた少し前の自分がとても恥ずかしいです。
歩行訓練やピッケルを使った初期制動や滑落停止の修得は必須ですし、何より強風と低温、そして降雪と積雪に対する知識と技術そして装備が絶対必要となるのですね。
具体的には、天候を読む能力や、凍傷や低体温症を防ぐための知識と装備、雪庇の回避や雪崩の予測だけでなく、降雪直後の空気をたくさん含んだ軽い雪から水分を多く含んだ重たい雪、積もってから時間が経ち堅くなっている雪など、刻々と変化するルートのコンディションを見極め、状況により装備や歩き方を変えていかねばならないようですね。
まだ少し調べただけですが、雪山に対する意識がガラリと変わってしまいました。僕が知っている山とはまるで別の世界です。どうやら自分にはハードルが高すぎるようです。
皆さんの雪山の山行記録を拝見する時も「いいなー、僕も行ってみたいなー」から「凄い、僕にはとても無理」と変化したのは勿論ですが、それぞれの状況判断やそのときどきの選択など、今まで見えなかった部分が少し見えるようになりました。
今回初めて雪の登山道を歩けた事と、色々と調べる事により雪山に対する意識が変わったことは、僕にとってとても良い経験となりましたし、雪山を安易に考えていた自分への戒めとなりました。
遥か遠く、とても長い道のりになるとは思いますが、いつか憧れの冬の北アルプスを歩く事を夢見て、まずは雪山用登山靴の購入資金を貯める事から始めてみます。
中古登山用品を専門に扱う店が何ヶ所かあります
①高尾山口駅前のホテルタカオネの中
②JR青梅線御嶽駅徒歩1~2分のマウンガ本店
③JR中央線吉祥寺駅徒歩7分位マウンガ吉祥寺店
④JR青梅線石神前駅徒歩2~3分マウンガ無人販売店
①②③は有人なので色々質問も可能です
④は支払いがPayPayか現金お釣り無しのきっちり払いに限られています(確か)
お勧めは②と③のマウンガです
お店は小振りながらも品揃え充実しています
ピッケル、アイゼン、ヘルメット、ザックなどなど、冬靴もあります
中古品(未使用品もあります)なので、サイズが合えばお得です
私は吉祥寺店によく行きます
分からない事を尋ねると、親切に教えてくれます
もし機会があればどうぞお店へ寄ってみて下さい
こんばんは。
僕にとっては何よりも有難い情報です。
早速マウンガ本店と吉祥寺店をグーグルで調べてみました。
評価も高く、クチコミも皆さんとても満足している意見が多いですし、写真で見るお店の雰囲気もとても良いですね。
少し遠い距離ですが、是非一度行ってみたいと思います。
とても有益な情報を有難うございました。
その時によって品揃えに差があります
私もチェーンスパイクを買おうと思ったら、直前に売り切れていました
でも現在では在庫があるようです
遠くからいらっしゃるのなら、在庫の有無を電話で問い合わせるとパソコン管理でどの店にあるのかもマウンガでは調べてくれました
そして御嶽駅本店から吉祥寺店へ持ってきてくれました(この時は山のピンバッチでした)
交通費と時間をかけてガックリ、とならない為に電話確認もおすすめします
中古品を扱う店なので、品揃えにバラツキがあるのは承知しています。
家が横浜ですので、交通費と時間を考えると確かに「ちょっと見に行く」という訳にはいきませんの
で、欲しい物がある時は在庫の確認してから行くようにします。
度々のご提案、どうも有難うございました。
ほぼ同期みたいなもんです! しかも横浜住み!
入笠山とか黒斑山程度なら怖くないですよ(草滑りとかは行かないように注意して)
あの距離歩けて、応急処置もできて、あとは計画もしっかり立てられるならそこまで身構えずともよいのでは。
私も月収25万弱ほどしかないのでちょっとずつ揃えてますが、ケチれるものはケチれますよ。
下着だけちょっといいの買えばあとはレインウェアとオールワークマンでいっちゃいましたし。
それと場所ですかね、さすがに八ヶ岳とかみたいな相当寒いところはもう少し準備しようと思います。
ただ先達も仰っていたように、講習(もしくは山岳会)などは何度か受けた方がいいとは感じてます。
上の方に便乗しまして、三鷹のむさしの山荘と荻窪のマウントフレンドもおすすめです。
あとはモンベルなんかも痒いところに手が届いたりするのでやっぱり便利です。
こんばんは。
僕も靴下以外はワークマンで揃えています☺?
一度に全てを揃えるのは無理ですので、登山靴から始めてゲイター、手袋、サングラスなど、取り敢えず雪の丹沢を歩く為の装備を一つずつ揃えていき、その時に持っている装備と自分の身の丈に合った条件の時を選んで、少しずつ雪山の経験を積んでいけたら良いと思ってます。
山行記録拝見しました。モンベルの講習を受けられたのですね。
やはり、より早くより安全に成長する為であったり、独学で限界を感じた時などはプロの指導を受けるのが正解なのでしょうね。講習により当たり外れはありそうですが……
将来、装備が揃い標高の高い雪山に行けるようになった時に、着実にそして安全にステップアップしていくための手段として僕も講習を受けたいと思います。
コメント有難うございました。
特に高いのは冬靴とスノーシューですよねぇ。アイゼンはチェーン(私のはRUDの変わり種ですが)と12本に絞ってます。チェーンはスパイクタイプではないので、凍結路や湿った木道など雪山以外でも使えます。ゲイターも冬以外でも使えますし、流用できるものは流用して、優先順位をつけて揃えるしかないですね。
講習ですが、山で会う熟達者たちが「雪山はきちんと講習受けたほうが良い」と言っていたためです。技術と経験を積んでなお当時の講習が大事であったと認識しているのなら、それに従うべきだと思いました。モンベルはなんだかんだ楽で安いですからね。こういうところは講師はしっかりしてますが、逆に講習者の方が(お客様として拒みにくいので)レベルばらばらなところがあるかもしれません。
雪山楽しみましょう!
こんばんは。
優先順位の1番はやはり冬用登山靴だと思いますが、とても高額ですよね。
購入出来るのはまだまだ先の話だと思っていましたが、今回アドバイスを頂いたことにより中古品の購入や夏冬共用の物を選ぶ、といったこれまでになかった選択肢が増えたことで随分と距離が縮まった気がします。
そして流用出来るものもは流用し、難易度と天候に注意して山行計画を立てれば、来年は僕でも雪山を楽しく歩けるのではないか、と思えるようになりました😊
どうも有難うございますm(_ _)m
熟練者の方達が言うのであれば、講習を受けたほうが良いのは間違いなさそうですね。
やはり、夏山に比べて危険度が高い雪山は、最初に基本を学んでおく事が大切なのでしょうね。
将来、よりハードな雪山を目指すのであれば尚更最初の基礎固めが肝心ですものね。
今回教えて頂いた、Barklayさんの講習を受ける動機となったこの話は、僕の心の中にスッと染み込んでいった気がします。そしてこの先登山を続けて行く上でとても重要な物になると思います。
「熟練者が技術と経験を積んだ上で、なおそれが大事だと言っている だからこそやる価値がある」
初心者の僕にとって、とても大事な言葉を教えて頂きました。心より感謝します。
有難うございました。
私も時々雪山に行きますが、雪山用グッズはそんなに持っていません。
10本爪アイゼン、チェーンスパイク、スノーシューとカンジキのいいとこ取りのグッズ、ストックの先につけるスノーバスケットくらいです。
シューズは夏冬同じもので通します。
GORE-TEXなので、雪の中を歩いても靴下までは濡れません。ただ、アイゼンをつけるので、底が固い靴じゃないとダメです。
ちなみに私のシューズは、初心者用と言われているキャラバン社のものです。私の足にはピッタリなので、劣化しては同じものを買い続けてます。
ウェアリングは、私は持っているもので充分事足ります。レインウェアも駆使します。
モンベルのカタログ等を見ると冬山行のグッズが沢山あるので、これ全部揃えないとダメなんだ💦って思うと思いますけど、実際の私はこんな感じです。
なぜなら、ハードな冬山はやらないので。
ガッツリ冬山やるなら最高の道具は必要になるでしょうし、高い山ほど天候の変化が激しいし、泊まりになれば準備も必要なりますけど、そうじゃないなら体温維持ができれば良いのではないでしょうか?
あ、勿論、全て揃えて冬山に向かうことを否定しているのではありません😉
日帰りできる位の雪山なら、天気予報を念入りに調べれば、そうそう天気の急変は起こらないと思います。最近の天気予報は精度が高いので✨
この冬は何度か雪山に行ってますが、暖かい天気の日を選んで出掛けているので、全く問題なく歩けましたよ♬
こんにちは。
まさにモンベルのカタログを見ながら「これを揃えるのは無理だ…」と頭を抱えてました(笑)
雪山で最悪の事態を想定するとどうしても臆病になってしまいます。
雪山の経験が無く想像するしか無いのもそれを助長してると思います。
それ故、ウェアリングも含めて完璧な装備を揃えなければいけないと思い込んでいた部分もありました。
ですが、頂いたコメントを読んでいて少し気持ちが楽になりました。
雪山にも当然難易度がありますものね。
当たり前の事ですが、最初は難易度の低い山から始めますし、天候に注意して計画すればウェアは秋冬用の物とレインウェアで十分でしょうし、僕がいつも行く丹沢では殆どの場面でチェーンスパイクがあれば事足りると聞きました。
実際先日の山行でお会いした方達は、皆さんチェーンスパイクとつぼ足で歩いておられました。
全ての装備を揃えるのが1番良いのでしょうが、それが出来なくてもその時々に持つ装備の範囲内で雪山を楽しめば良いだけですものね。
登山靴も雪山用にこだわらず自分に合う物を選ぶ、というmaroeriさんの考え方はとても勉強になります。是非参考にさせて頂きます。
参考になるアドバイスを沢山頂きました。どうも有難うございました。
私には見えます。
そのトンデモナイ世界をすごいスピードで歩く、しろちゃんさんの姿が…
雪山の白い頂に登るのに一番必要なのは情熱だと思うのです。
次に必要なのが体力でしょうか。
そして現実問題として費用👛
しろちゃんさんは情熱も体力もある。私はうらやましいです。
私が冬の八ヶ岳や南アルプスに何度か登っていたのは30年ほど前でした。
変な例えですが、今の好日山荘のショーウィンドウに飾ってある冬山装備よりも、明らかに粗末な装備で登っている人は、私を含めて大勢いました。
もちろん現代の冬山用具は進化しているのだとは思いますが、お店の人に言われるままに買っていたら、いくらお金があっても足りません。
ヒマラヤに登るのならともかく、日本の山であればそれほど高価な装備は必要ないとも思うのです。
それよりもご指摘の通り、冬山では状況判断が大事ですよね。
私も冬の八ヶ岳で滑落しかけて九死に一生を得た苦い思い出があります。
でも、それでも当時は冬山を止めようとは思いませんでした。
雪女は魔物です。雪女の魅力に取り付かれてしまうと、容易に足を洗えなくなります。
しろちゃんさんも、どうかご安全に!
こんにちは。
やる気と体力には自信がありますが、経験とお金は全くありません(笑)
仰る通り昔は装備も現在ほど高機能ではなかったはずですよね。
その中で厳しい雪山に登っていたのですから凄いですね。
その分危険度は高かったと思いますが、そこに行けるだけの十分な体力や技量と、それこそ情熱があったのでしょうね。
今は昔より装備が高機能になりアクセスが容易になったことで、自分の実力以上の山に簡単に行けるようになり、結果遭難事故が増えている、と聞いたことがあります。
昔の雪山に行くような人はまさに山のエキスパートだったのでしょうが、現在では僕のような経験の浅い者でも簡単に踏み込んで行くことが出来てしまいます。
それが良い事なのか悪い事なのかは僕には判断できません。出来るのは、雪山の怖さと自分の実力を認識し、身の丈を超えた山行をしないようにする事だけです。
雪山の入口にやっと立てたばかりで、まだその魅力のほんの一部しか分かっていませんが、この先も安全登山を心掛けいつか雪女に会いに行きたいと思います😊
コメント有難うございました。
冬期装備ですか、悩みますね。
講習会やサークル山行、もしくはヤマレコて仲間を見つけて(リアルに、一緒に登る仲間)色々と情報共有するのが手っ取り早いと思います。
雪山装備を独学で完結する方は稀で、大体皆さん、仲間からのアドバイスや装備を借りて試させていただいて、のパターンだと思いますよ。
「連れて行ってもらう」、感覚で、教えを請うのが安全かつ最短ルートだと思います。
自分の基準ができたら、中古やメルカリで1式揃えるのがよろしいかと。
雪山、楽しいです。
また多少危険でも、仲間がいればとても心強いです。
お昼時、失礼いたしました。
よいご山行ライフを😊
こんばんは。
仲間を作り、お互い助けたり、助けられながら共に山を愉しむ。とても素晴しいと思います。
ヤマレコでも数人のパーティーでの山行記録を拝見しながらいつも楽しませて貰ってます。
マムポンさんの山行記録を拝見したり、これまでのコメントでのやりとりから、マムポンさんの仰ることが山の経験を積む最短ルートに近いのは僕にも分かります。
とても素晴しいアドバイスを有難うございます。
ですが、中高年の今になって山に夢中になっている理由の一つとして、自分自身の責任で勉強しながら試行錯誤し、少しずつ前に進む、という事があるのではないかと最近になって感じています。
これまでの人生で夢中になったものは沢山ありましたが、これ程自由を感じ、かつやり甲斐を感じた事はありませんでした。
何をするにも誰かと一緒だったり、誰かに教えて貰ったり誰かに教えたり、何かを守ったり何かに守られながら生きてきたと思います。
大事な何かを決断する時も、多かれ少なかれ必ず自分以外の誰かの事を意識していたと思います。
勿論それが嫌だったと言う訳ではありませんが、初めて独りで山に登った時に感じた何とも言えない高揚感の正体は、山の中では自然以外の何者にも干渉されない事、無事に下山する事を除けば自分が何を選択しても自由である事を見付けたからではないかと、これも最近思うようになりました。
それが山でなければいけなかったのか、他に沢山ある中で見付けたのがたまたま山だったのかは自分でも分かりませんが、とても衝撃的な体験でした。
自由であると言う事は、それ相応の責任を伴う事であり、簡単に口にするべき言葉ではない事は承知していますが、それを差し引いても余りある喜びを感じてしまったのだと思います。
これまで、ヤマレコの先輩方から沢山のアドバイスを頂きましたし、これからも頂けたら嬉しいと思っています。山の事を何も知らない自分には本当に貴重なものです。
そのアドバイスを自分なりに精査し、実践することにより身に付けていく事は、山で仲間に直接教えて貰うよりも遥かに遠回りであり時間がかかるとは思いますが、それでも単独でやってみたいと思ってしまいます。
安全の為に必要と感じれば講習会などでプロの指導は受けたいとは思っています。山仲間に教えて貰うのと何処が違うのかと問われると困ってしまうのですが、講習会は山行の為の準備・練習であり本番では無いと言いますか、うまく言えませんが僕の中では明らかに線が引かれています。
登山を始めたばかりで、山の恐ろしさや奥深さだけでなく、自分の小さや愚かさも把握出来ていない今だからこその考え方だと思ってます。
それ故、今のこの気持ちは一時的なものでしょうし、単独での山行では限界を感じる時が必ず来ると思っています。
その時にはマムポンさんの言葉を思い出し、一緒に山を歩ける仲間を探したいと思います。
頂いたアドバイスに対してそれを否定するような返信になってしまい申し訳ありません。
コメント有難うございました。
私のコメントを見返してみたら、言葉足らずでちょっとキッかったですね。
最近とんがっていてすみません💦
私はワンゲル部出身ですが、ほぼ幽霊部員だったため、雪山は社会人になってから初心者状態で始めました。
自分は昨日お話した「独学の方は稀だ」の「稀」の部類です。
ただ雪山初心者同士の仲間がいて、下山後に「あーでもない、こーでもない」と毎回2人で反省会を良くしたものです。
話題は「雪山の歩き方」「登攀装備について」「ホワイトアウト時のリカバリ」「防寒について」「バッテリー対策」など多岐にわたり、お仲間に感謝するとともに、今でもその時の経験がいかされていると思います。
惜しむらくは装備購入に関してはやはり素人。
独学だと手探り感が否めず、「無駄買い」がとても多かったです。
熟達者に同行&指南されていたらその様な「無駄買い」は無かったかと反省。
しろちゃんさんは「極力安く装備を揃えたい」が真意と思い、昨日お話した「誰かに師事したらどうか?」発言は、その時の経験からきています。
まぁ結果、そこそこの雪山なら4人分賄えるくらいの装備があり、たまに家族や仲間に貸して役立っているので満足しています。
もし山行タイミングがあえば、お試し貸し大丈夫ですので、いつでも仰って下さい。
(今年は暖冬で、あまり雪無いかもですが)
↑自分語り含め長々と失礼しました。
〜〜お仲間としてできるアドバイスは〜〜
■ケチっていいもの
○スノーシュー
リフターと鉄ツメがあれば何でも可。
○ダブルストック
どれも一緒。安けりゃ安い方がよい。スノーバスケットセットで4000円とかのやつ。
■最低限必要なもの
○ハードシェル上(メルカリで激安品狙い)
○ソフトシェルパンツ(メルカリのMILLETの韓国アウトレット新品が2000円くらいである。雪山なので裏起毛タイプが良い)
○雪靴。なければアイゼン装備に耐えられる硬いソールの3期靴。多少ソールが反り返っていてもアイゼンが装備出来れば、可。
(ちなみに足サイズ、ZOZOMATで自宅で無料で正確に計測できるます。そもそも自分の足サイズを正確に知らないと、話になりません。その計測した素足+1cm〜1.5cmサイズの靴が望ましいです)
○冬期グローブ
メルカリで激安品狙い。雪山は辞める人も多く、たくさん出ています。サイズ感はショップで試させてもらいましょう
○スタッドレスタイヤ
持っていなければ、ホイール付きで6万くらいの安い新品を。
■山域により必要なもの
○ピッケル
店行くと55などの短めを勧められますが、斜度のある場所でストック代わりにも使うので60-70くらい。身長によりけり。
※ちなみに、店の人がプロとは限りません。モンベルなどはド素人の方も多く、要するに「店員さんによって」知識や経験値が全く違います。
○ゴーグル
スキー用の安いやつだと曇りますので、モンベルあたりがよろしいかと。
※厳冬期だとグローブ外せず、曇りをとる余裕はありません
■絶対にケチれないもの(場合によっては死にます)
○アイゼン
Amazonで中華製を買うなど絶対にNG。
ツメが20本あろうが、滑って登れません。(経験済み)
命を預かるものなのでメーカー品を。
グリベル、カジタックス等を推奨。
メルカリでも出てますが、大体強気の値段。
○極厚靴下
モンベルのメリノウールなど推奨。大体どのメーカーも値段は一緒。手先足先の寒さが一番の難敵。
↑またまた長くなりました💦
激安で済ませたとしても、やっぱり安全にそこそこの雪山登るには最低限のお金かかりますね💦
何かございましたらいつでも。
良い週末を😊
こんばんは。
いつもマムポンさんからコメントを頂くと、とても嬉しくて舞い上がってしまいます。
これまでのアドバイスも参考になるものが多く、山での追い抜き方や安全に対する考え方や対策などは実際に使わせて頂いてます。
中でもストックを使っての「四足歩行」という言葉は僕のそれまでのストック使用の概念を覆すもので、その技術を身に付ける為にいつも四足歩行をイメージしながら山を歩いています。
今回頂いたアドバイスも、当然嬉しかったのですが、どこか自分で納得出来ないものがありました。
何が納得出来ないのだろうかと考えた結果、上の返信のようになってしまいました。
曖昧にしてお茶を濁すような返信も考えたのですが、それはマムポンさんに対して失礼だと思い、今の自分の本心を書かせて頂きました。
それを軽く受け止めて、更に返す事が出来るマムポンさんの懐の深さ、器の大きさに感謝します。どうも有難うございます。
一緒に成長出来る仲間がいるのはとても良いですよね。
僕は幼少の頃から社会人になって数年間、ずっとサッカーをしていたので、仲間と切磋琢磨しながら同じ目標に向かって努力し、勝利を共に喜び負けたら反省し、時には喧嘩しながらもお互い成長する素晴らしさは知っているつもりです。
その時の仲間は一生の友達として今も付き合いが続いています。
社会人時代は練習や試合の後の反省会(飲み会)や、サッカーよりも張り切っていたバーベキューがメインでしたが……。
マムポンさんはそれと似た経験を雪山登山でされていて、その時に得た経験の中から、今の僕にとって役立つものをアドバイスして下さったのですものね。もしも立場が逆であったとしたら、きっと僕も同じようにしたと思います。
装備購入に関してですが「極力安いもの」で済ませたいのは勿論です。自分の中で「趣味に家計は使わない」と言う誓いがあるので当然安く済ませたいと思っています。
ただ、限られた資金であるからこそ、無駄なものは買わないようにしていますし、失敗しないように自分なりに考えています。
マムポンさんの仰るように手探り感は否めませんが、今はその手探りでさえ楽しめていますし、自分で考え抜いて買った結果失敗だったとしても自分が悪いと納得出来ると思います。
問題は、安く済ませて良い物と、妥協してはいけない物の判断が出来ない事だと思っていましたので、今回のアドバイスは今の僕にとってはとても価値があります。
最終的な判断は自分自身で行うようにしますが、今後、何度も見直す事になると思います。本当に有難うございます。
僕もまた長くなってしまいました。
今後、行き詰まった時に指南を仰ぐこともあると思います。
今後とも何卒よろしくお願い致します。
私、登山を本格的にはじめたのは社会人学生として親に頼らず学校に通ってた時でした。要は無職;その後、就職した会社もブラックで手取り年収130万と生活保護レベルでしたが、とにかく雪山に行きたいの一心で、無駄を削り、装備品を買うべくお金を貯めました。そんな時に慎重に購入したものって愛着があってとても大切にしますし、だからこそ経験もしっかり積まねばと頑張れました。しろちゃんさんにもそんな世界が待っているんじゃないでしょうか。
ちなみに個人的には登山歴2〜3年目位から雪山を始める方が経済的にはかなり楽です。先の2年でおおよその物がそろってからですし、夏山で使っているもので流用できるものが増えるからです。
あ、あと大事なことが!マイカーの足元大事です。マイカーで凍り付いた登山口にアクセスするにはスタッドレスタイヤやチェーンが必要ですよ。
こんばんは。
昔書いた登山靴の日記に頂いたコメントに、登山を始めたのは貧乏学生の頃と仰っていたことを覚えていますが、親御さんに頼らずと言う事は学費を自分で払っておられたのでしょうか?
もしそうであれば、今の僕よりも条件は厳しかったのではないでしょうか。
その時のコメントで、高価だった雪山の装備品をとても大切にしていて今も使っていると教えて頂いたのですが、今、僕が装備品を大事に使っているのは、minislopeさんの言葉によるところも大きいと思っています。
すぐに壊れてしまい、高いお金を出して再度購入するのが嫌だからなのは否定しませんが(笑)
自分には雪山はまだ早いと思っていましたが、思いがけず歩く事が出来て、つい先を見てしまいました。
先を見るのは足元を固めてからですよね。先ずは夏山で十分に経験を積んでから、そして難易度の低い条件の冬山から始めて行きます。
夏山装備の流用もしていきたいと思います。
雪山に行くには車の足元も大事ですよね。チェーンは持ってますが、免許を取ってから現在まで、学生時代に一度しか使ったことがないのでちゃんと走れるか心配ですし、チェーン装着の練習もしておかなければいけませんね。
あっ、勿論今持っているチェーンはその時使った物ではなくて新しく買ったものです😁
神奈川県の丹沢でも、登山口までの道中に凍結注意の看板が沢山あるので、行く途中に事故を起こして山行中止とならないよう、気を付けます。
コメント有難うございました。
そうその貧乏学生の時ですね、社会人学生が受けられる給付金があり、ないよりありがたいですが生活費等には全く満たない額で貯金を切り崩しての生活でした。お金がない時だからこそハマっちゃうのがお金がかかる趣味なのかなって感じています。
雪山装備、値段が魔物ですよね
自分は夏のアルプスへのステップアップの時に、
モンベルで本に載っているような標準装備を頑張って買いましたが、
結局は革のハイカットとかほぼ使わなくなったということがありました。
(最初は体力も経験もないから装備に頼っとく方がお店としてもお勧めしやすいというのは今は分かります)
冬山も最初の近所の山で雪が数cmあるだけでとてつもないと思えたのが、
経験とともに夏のように自分の守備範囲か分かってきました。
最初のドキドキ楽しめるのは羨ましいです。
自分の冬装備ですが、近所から冬の八ヶ岳に挑戦をという時に、
奥様はお店にあった最強の靴を選び、私は夏用で眠ってる革靴で良いなと見送りました。
お店の人と嫁に寒くて後悔する、後で値上がりして泣くことになると言われましたが、
嫁の冬靴は最近ずっと仕舞われていて、私は特に後悔も泣いてもいませんし、
雪山で楽しく遊べています。
(うちは天気がいい日しか行かないので、冬の厳しさを体験してないだけですけれど)
確かにコツコツ増やすと余分な費用が増えたり無駄もあるかもですし、
最強の装備なら下位互換でどんな環境も不足にはならないですよね。
同じ場所でも私は前回もお前はほぼ夏の格好じゃね?という装備、
一方ですごい高額そうな方を見たりもしますが、
お天気の状態と歩き慣れていれば、
一般ルートの森林限界未満の雪山はおよそ大丈夫そうだなとも思えてきてます。
歩き慣れてなさそうな人とかお疲れの人とか見ると装備以上に心配になりますね
自分なりに少しずつ工夫と経験を積み重ねながら、
次に必要なものを足していくでも、
しろちゃんさんのように無理しないで撤退もできる場合は大丈夫かと思います。
自分ももっと冬の高みへという時は、講習もだと思うのですが💦
こんにちは。
雪山のイメージが思いの外厳しいものになってしまったのは、僕の調べ方が間違っていたのもあると思います。
ヤマレコの皆さんの山行記録も、森林限界を越えたような一面銀世界のものが多かったものですから、雪山=超危険と思い込んでしまいました。
登山を始めてから読むようになった山岳小説の影響も大きかったと思います。みんな雪山で生きるか死ぬかの壮絶な話しばかりでしたので😅
事前に調査し、準備する事は大切な事ですが、考え過ぎて頭でっかちになってしまうのも駄目ですね。
実際にやってみないと分からないことも沢山ありますし、人それぞれの能力でそれが必要かどうかも違ってきますものね。
今後は、流用出来る物は流用し、山行の難易度に合わせて自分が必要と感じた物から徐々に揃えて行くつもりですが、取り敢えず冬用登山靴がなければ何も出来ませんので、登山靴だけは購入しようと思ってます。
色々と考えたのですが、maroeriさんに頂いたアドバイスを参考に、全天候型のゴアテックスの登山靴にしようと思っています。気に入ったものであれば中古品でも気にしません。
実は今日も近所のモンベルやアウトドアの中古品店を回って色々と見てきました。明日も幾つか周ってみて良さそうなシューズがあれば、お小遣いを前借りしてでも購入しようと思っています😄
今後も焦らず経験を積んでいき、ゆっくりで良いのでhattoさんのように自分の守備範囲を見付けて行きたいと思います。
コメント有難うございました。
冬用にこだわらずにゴアテックスで探してみるということですね。
3シーズンと書いてあっても手で曲げてみて靴底全然曲がらないものもありますし、
つま先側の反り返りが少ないとかもありますね。
ハイカットのものだとそれなりにしっかりしたものが多いので良いかもですね。
自分はサレワのマウンテントレーナー(同じサレワのクロウとかより柔らかい)、
モンベルのアルパインクルーザーの2500でぼちぼちやってます。
どっちも夏山のものの中の上位の位置づけでしょうか。
全体が革のアルパインクルーザーの方が寒くない感じです。
これは、という出会いがあるとよいですね
私は本格的な登山を始めた頃、当初、師匠としていた方から、皮のしっかりした登山靴🥾を薦められました。3〜4万したと思います。
皮だから時間の経過とともに自分の足に合ってくるし、手入れをする事で愛着も出る、とか言われて、そうなんだぁと素直に従いましたが私には合わなかった😓
山に出掛けるたびにマメが出来るし、擦れて痛い。そして、重かった。それを師匠に話すと私の登山靴を持ち上げて「こんなのは軽い部類だよ。マメを作りながら段々自分に合った靴になるんだ💪」って言われました。
その後も暫くその靴を履いてましたが、そんなことをしていたら膝が痛くなり始めて、山歩きが何も楽しくなくなり、とにかく苦行💧
中敷きをオーダーメイドしたりお金をかけてもダメでした🙅♀️
で、意を決して、お店に出掛けて、アイゼンが付けられる軽い靴が欲しいと話して出会ったのが今の靴です。
履いてビックリ、軽くて軽くて何処までも歩けそう😻その靴にしてからは膝の痛みも無くなったしマメも出来ません。そして、私が出掛けるレベルの冬山ならこの靴で問題なし。
お値段も安くて今でもネットで14,000円位😆
当たり前なことですが、登山は足元が何より大切ですよねー足が痛くなれば苦行に早変わりですから😓どんなに高い登山靴よりも自分に合った靴を選ぶのが何より大切。
色んな場所へ行ってピッタリの物に出会って欲しいです😉
ちなみに、冬山のときは靴下2枚ばきです。
一枚は夏にも使う山用ソックスで、その下に足元の暖かさをキープするとうたわれている一般に売られている靴下を履いてます
おはようございます。
「自分がそうだから他の人も同じ」という考えを持っている人、結構いますよね。
実は僕もその類でして、結婚してから嫁さんに言われるようになってやっと気付くことが出来ました。
結婚して暫く経ってから「付き合ってた頃、あなたのその考え方が本当に嫌だった」と言われ「言ってくれたら直したのに…」と返したら「言ったら言ったで不機嫌になるから言わなかった。あなたは人のことは直ぐに否定するけど、自分が否定されると怒るでしょ」と言われました。
まさにその通りでして、ぐうの音も出ませんでした。
最悪な男ですよね😔
話が逸れましたが、maroeriさんのシューズに対する考え方にとても納得させられました。
今後経験を重ねていき、よりハードな雪山を求めるようになるとしても、それはまだまだ先の話しでしょうし、下の子が高校生になるまでは、低山の日帰りハイキングしか行けないと思いますので、今の僕のシューズ選択の基準としてはピッタリだと思います。
あとはお値段と、自分に合うものを見つけるだけです。何足でも試し履きをして、自分が心から納得できる物を見つけてきます。
コメント有難うございました。
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