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ところが、昨年度までJR山都駅から御沢野営場間を運行していた飯豊山登山アクセスバスの運行は今年度から中止となっています。
また、御沢野営場駐車場は、混雑の緩和および安全確保の観点から、登山シーズン(7月~10月)期間中は「日没から日の出まで」の時間帯における車両の入退場自主規制への協力要請が喜多方市から出ています。
https://www.city.kitakata.fukushima.jp/soshiki/sangyo-y/43737.html
以下、私のごく最近の経験に基づく、混雑とは全く無縁の静かなオススメルートです。
① 野沢駅から西会津町デマンドバスに乗り、終点の弥平四郎で下車します。
② 弥平四郎バス停のちょっと先の分岐で左(北西)のルートを取り、三国岳から南西に伸びる尾根をまず目指します。
③ 尾根に着いたら鏡山を経由して三国岳へ向かいます。以降は説明不要ですよね。
上記ルートのメリットを3点挙げますと、
1.デマンドバスには早朝発がある。
私が乗車した7/18(金)は朝一番の5:50野沢駅発、6:40弥平四郎着。乗車はなんと私一人でした。
ただしデマンドバスは電話(0241-48-1300)での事前予約が必要です。週末は運行時刻が異なるようですので合わせてご確認ください。
2.運賃が信じられないくらい安い
例えば山都駅から上記の川入までタクシーを利用したら8000円以上かかると思います。
ところが野沢駅→弥平四郎の運賃は300円+荷物代150円のわずか計450円。
山道を50分間も乗ってこの料金ですよ!
3.鏡山にて大日岳から飯豊山までの大パノラマを満喫できる。
鏡山は、大日岳から飯豊山までほぼ一直線に伸びる稜線と向かいあった位置にあり、谷をはさんで屏風のように聳える秀峰に対面できる、知る人ぞ知る絶景スポットです。
7/18(金)、鏡山山頂で一人の登山者とお会いしたのですが、ここからの絶景を見るためだけにやってきて、あまりの素晴らしさに下山するのが惜しいと言っておりました。
敢えてデメリットを挙げますと、私は苦にはしないのですが、川入/御沢野営場起点よりも距離が長く、時間がかかるということでしょうか。
興味がございましたら私の山行記録もご参照ください。
前泊してお気に入りとなった旅館の情報等も載せています。
満願! 飯豊連峰テント泊縦走(鏡山-三国岳-飯豊山-大日岳-北股岳)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8446199.html
写真1:鏡山から望む飯豊山(右側から2番目のピーク)
写真2:鏡山から望む大日岳(左手のピーク)
(実際の臨場感は上記写真から伝わらないと思いますが)
写真3:日没時、御西小屋のテン場から望む大日岳
鏡山からの絶景に共感してくださる方がいて、とても嬉しいです。
中津川口、大日杉小屋からのルートも検討したのですが、ほぼ公共交通機関に頼る私の選択肢から外れました😅
それでもいろいろなルートを検討するだけも楽しいです😊
そう言っていただけるとお役に立てた気持ちになり、嬉しいです☺️
私自身、こんなに魅力的なルートなのに、ほとんど知られていないことに驚いているくらいです。
この日記を読んだヤマレコユーザーさんによる、デマンドバス予約争奪戦が起こらないことを願っています😊
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