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案外知られていないこの山域ならでは溢れる魅力について、僭越ながら千葉の田舎者である私が自らの体験を基に九州以外の方にもお伝えしたいと思い、日記にしています。
陸の孤島のような房総に住んでいる私ですが4/25~4/28、3泊4日での大分・宮崎を遠遊(私には「遠征」という勇ましい言葉は似合わない)したのですが、これが一生忘れえぬ素晴らしい思い出になりました。
第一の目的地は、昨年12/30の日記でも2025年に行きたい山として最初に挙げていた宮崎県の大崩山(おおくえやま)です。
約30年間に渡って温めていた計画を是非実行したいという思いが沸々と湧き、この機会に大崩山と近場の奇岩・怪峰と探訪しようと思った次第です。
天気は運任せの3泊4日の計画で最低でも2日は山行を楽しめれば良いと思っていたのですが、結果は吉と出て4日間ともに山行を満喫することができました。
内容が少しだけ山行記録と重複しますが、この山域の奇岩・怪峰の魅力を以下に列記します。
もし興味惹かれる山がございましたら該当する山行記録もチェックしてみてください😊
1日目:大分県、競秀峰、天ノ岩戸の景等
多くの方には馴染みのない名前と思いますが、日本三大奇景の一つ、耶馬渓と言えば納得されるでしょうか。
競秀峰は有名な青の洞門の近くの岩峰群です。探勝道があるのを知って初めて歩いたのですが、比較的距離は短いながらも断崖絶壁の独特の景色をスリルと共に味わいました。
一方、天ノ岩戸の景は奥耶馬渓にあり、宮崎県高千穂町にある天岩戸神社とは別です。駐車場から徒歩約20分位のところですが、登山道は荒廃していて迷いながらたどり着いたのですが、神域を感じさせる岩のアーチと洞窟にゾクゾクする感覚がありました。ここはお勧めしたい穴場です!
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8054021.html
2日目:宮崎県、大崩山
なんと言っても約30年間恋い焦がれた大崩山です。私の並々ならぬ思いが天に届いたか朝から快晴となり、アケボノツツジも満開で最高の登山日和となりました。
まず、袖ダキ展望台に着いて眼前に広がる花崗岩の巨大な岩峰を目にした時は感動のあまり大きな歓声を上げました。中湧塚及び上湧塚の最頂部からの眺めも最高。下りに使った坊主尾根ルートは約30年前にはなかったルートであり、温め続けたからこそ、ご褒美のようなワクワクドキドキを味わうことができました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8061407.html
3日目:宮崎県、鉾岳等
鉾岳(ほこだけ)は恐らく九州やその近辺以外では知名度が低く、私もよくわからないままの探訪だったのですが、期待を大きく上回る魅力に溢れていました。
日本最大級の花崗岩の一枚岩、その白い巨大な岩肌を流れ落ちる大滝、誰もが戯れたくなるパックン岩、スリル満点の雌岳山頂部等、面白さ満載でこれから今後益々人気が出ることでしょう。
ちなみに私が持っている1997年度版の山と高原の地図には上記の大崩山坊主尾根コースと同様に鉾岳の登山ルートの記載はありません。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8069344.html
4日目:大分県、中山仙境
中山仙境(なかやませんきょう)は国の名勝とのことですが、こちらも九州以外での知名度は低いと思います。
標高が低く、距離も短い里山登山道といった感じですが、それでも高度感はあり、周囲の個性的な岩峰を眺めながらスリルある尾根歩きができます。昔、僧侶の修行場であったことに思いを馳せながら歩くのも楽しいです。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8077325.html
以上、楽しい思い出が詰まった忘れがたい遠遊となりましたが最後に一言:
九州の人のやさしさに感謝です。こちらの気持ちを汲んで率先して写真を撮影してくださったり、丁寧に道案内してくださいました。そういえば30年前も同じ感想を抱いたことを思い出しました。
普段は写真に写らない私ですが、添付の3枚は居合わせた方に快く撮影いただいたものです。おかげさまであの時の感動がまざまざと蘇ります🥹
写真1:雌鉾岳にて
写真2:鉾岳大滝前にて
写真3:大崩山の上湧塚にて
九州遠征お疲れ様でした。レコ拝見させていただきました。高度感があり怖いなと思うと同時に、九州にこんな景色が良い場所があるのだなとレコを見て初めて知りました。レコも楽しさが伝わって来ました☺️
九州は中々気軽に行ける場所ではありませんが機会があれば行ってみたいと思います。ただ行きたい場所が多くて遠征費用と休みの配分が最近の悩みですが…。
これまで九州の山は、屋久島の宮之浦岳を含めて開聞岳、霧島山、祖母山、傾山、阿蘇山、阿蘇山、九重山、由布岳などに登ったことがあるのですが、奇峰マニアの私が心残りだったのが大崩山でした。
そこで今年のGWの前半、2日年休を取得し、大崩山を含む奇岩・怪峰巡りとして計画したのが今回の山行です。
遠出なので費用はかかりますが、飛行機、レンタカー、ホテルは早割が効きましたよ!
行きたい場所が沢山あるお悩み、私もわかります。今回私が紹介した山域が候補に加わればさらに悩みが深まりますね😄
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